デジタルカメラでピンホール写真?
Pinhole Pro X(ピンホール・プロ・エックス)は、一眼レフカメラや、ミラーレスカメラを一瞬で500年前のピンホールカメラに変えてしまう、特殊なズームレンズです。
ピンホール写真とは?
普通のレンズで撮ったデジタル写真が現実をリアルに切り取る記録機械だとすれば、ピンホール写真は風景を抽象的に描くための筆と絵の具。
ピンホール写真は、最も原初的な撮影技術であり、すべての近代写真の源となる技術です。写真用カメラの原型は、レンズの代わりに単一のピンホール開口を持つ透過式写真機器「カメラ・オブスキュラ」です。
現代のデジタルカメラは、最新のレンズ、ミラー、マウント、AF/MF技術、超高密度ピクセルを駆使して、美しい写真を提供してくれますが、そうしたカメラで撮影された写真はあまりにもかっちりとしており、ピンホールカメラが持っていた水彩画のような優しい雰囲気は失われてしまいます。
ピンホール写真は、1つ開けた穴から光を集めるだけの、最も原初的な撮影技術です。しかし、この印象的で美しい写真を実現するためには、高精度の工学技術と製造技術が必要となります。
市場には、低品質のピンホールカメラがたくさん出回っていて、誰でも自作することができますが、私たちは、高度な製造品質、精密工学、多くの写真家や映像カメラマンたちから寄せられた無数のアドバイスをもとに、美しいピンホールレンズの製造にチャレンジしました。そして、世界初、レンズ交換ができるほぼすべての最新デジタルカメラに対応した、プロフェッショナルなピンホールレンズの開発に成功したのです。
クリアな写真ではなく、抽象的な絵を紡ぎ出すピンホールカメラ
20世紀初頭、高速度フィルムの開発とガラスレンズの大量生産により、ピンホール写真は忘れ去られることになります。 これは、永く続いてきた1つの芸術形態がほとんど失われたということでもあります。それ以降、ピンホール写真はごく少数の愛好家によって細々と生きながらえてきたのです。
写真家たちは、シャープネス、解像度、スピードを無限に追求しました。 その傾向は現在でもなお支配的です。しかし、多くの写真家が、解像度と画質がいくら向上しても、個性的でオリジナルなアナログ写真の代わりにはならないことに気づきはじめています。抽象的で、まるで絵のような画面を紡ぎ出すピンホール写真はまさに、この失われつつある魅力を再び提供することができます。
500年前のピンホール写真を、スナップ感覚で撮影可能
500年前とまったく同じ方法で写真や映像を撮影し、それを現代の高速、高ISO技術と組み合わせたとき、使う技術が必要だったピンホールカメラは、グッと身近なものに変わります。
ピンホールカメラはシャッタースピードもずっと遅いので、昼間でも被写体の動きを感じられるブレのある写真を撮れるのも魅力の秘密。
その長い露出時間がネックとなり敬遠する方も多いのですが、デジタルカメラを利用するピンホールレンズでは、ISOを調整して感度を上げることで、露出時間は自由自在。ISOを3200といった高いものに変えれば、スナップ感覚で手軽にピンホール写真を撮影することができます。
プリントが引き出す更なる魅力
ピンホール写真はプリントアウトしてこそ真価を発揮します。紙の質感が、時代を超越した感触を与えてくれます。
ピンホールシネマ、新しい世界
プロフェッショナルなピンホール動画の撮影がこれほど簡単にできた時代はかつてありませんでした。ピンホールシネマのえも言われぬユニークな質感は、決してデジタルでは再現できないものです。
プロフェショナルな映画製作用のピンホールレンズに15万円以上を払う必要はありません。私たちThingyfyが、映画製作者やビデオアーティストに、はるかに手頃な価格でピンホールシネマを提供します。
プロ仕様のピンホールレンズ
Pinhole Proレンズの素晴らしさの秘密は、ピンホール開口の製造技術にあります。ピンホール開口のシャープさとエッジの滑らかさは、写真の品質とシャープネスにとって最も重要な要素の1つです。
機械式ピンパンチング、化学エッチング、レーザーエッチングなどの手法とは異なり、Thingyfyでは、ロボット制御による直径0.05mmの極小マイクロドリルを使用し、完全な円形をしたなめらかなピンホール開口を正確に穿孔しています。この工程には、最先端の環境制御と振動低減技術が必要となります。
不可能を可能にした最新テクノロジー
超広角のピンホールレンズを作るための最大の課題の1つは、レンズ構造自体を顕微鏡レベルで製造できる技術革新をいかに起こすかにありました。
0.2mmに満たない開口で120°の視界を得るには、ピンホールの壁を薄くして、トンネル効果を低減し、写真の角が暗くなるのを防ぐ必要があります。
これは簡単な作業ではありません。壁が薄すぎると、ピンホールレンズの開口面がスズ箔と同じくらい薄くなり、破れたり反ったりしやすくなります。Thingyfyのエンジニアが開発した独創的なデザインにおかげで、強度と耐久性を確保しながら、背中合わせの2つの開口を精密に加工することが可能となり、両側に120°の開口を設けることができました。
ズーム可能なピンホールレンズ、Pinhole Pro Xの仕様
UVカットレンズ装着時
ご支援いだけるレンズは2種類。どちらもズーム機能を搭載しており、広角的にも、中距離的にも、手元で焦点距離を切り替えることが可能です。
Pinhole Pro X for SLR/DSLR(一眼レフカメラ用:焦点距離21mm〜29mm)
Pinhole Pro X for Mirrorless(ミラーレスカメラ用:焦点距離19mm〜35mm)
対応マウントは「一眼レフ用」と「ミラーレス用」の2タイプ
一眼レフカメラ用の「Pinhole Pro X for SLR/DSLR」は、Canon EF、Canon EF-S、Nikon F、Sony A、Pentax KAF2のレンズ規格に対応。ミラーレスカメラ用の「Pinhole Pro X for Mirrorless」は、Sony E、Fuji X、Micro 4/3のレンズ規格に対応しているので、ほぼ全てのカメラのマウントで使用ができます。
マウントの種類は、購入画面のプルダウンから簡単に選択できるので、面倒な手続きも必要ありません。
以下の表は、世界中ですでに使用されている「Pinhole Pro」と「Pinhole Pro S」との比較です。今回クラウドファンディングを行う「Pinhole Pro X」では、重量も従来のモデルとほとんど変わらず、軽量化がしっかりされているのも嬉しいところ。
ご理解いただきたいリスクについて
製造において不具合が発生した場合、改良に向けた仕様変更が発生した場合などの影響で予定発送時期よりお届けが遅れる場合、仕様が変更される場合がございます。また本製品は海外からの発送になる為、発送後についても天災、物流会社の事情や通関遅延など国際的な物流環境の想定外の状況変化によりお届けが遅れる場合がございます。
その場合でも誠心誠意対応し必ずお手元までお届けするように努めますので、このリスクについてご理解の上、ご支援ください。
特定商取引法に関わる記載
販売事業者名:THINGYFY LIMITED
事業者の所在地:330 Esna Park Dr #37, Markham, ON L3R 1H3, Canada
Room 908, 9th Floor, Song Ling Industrial Building, 40-42 Ta Chuen Ping Street, Kwai Chung, N.T., Hong Kong
事業者の連絡先:info@thingyfy.com よりメール連絡(英語のみ)をお願い致します。
リターン価格:
・商品内容に関してはリターン欄記載の通り。
・送料別途(各リターン毎に記載の通り)
申込期限:当ページ記載のプロジェクト終了期限通り
支払い方法:
・クレジットカード払い(Visa/Mastercard/JCB/Diners Club/American Express)
・コンビニ払い(全国の主要コンビニエンスストア)
・銀行振込(銀行ATM・ネットバンキング)/
・auかんたん決済/ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い/ドコモ払い
・Paidy後払い(毎月月末締め、締切日の属する月の翌月10日までにコンビニ、銀行振込または口座振替でお支払いください。毎月1日に請求書を発行し、3日までにEメール・SMS(ショートメッセージ)にてご案内いたします)。
※お支払いの手数料に関して
Paidyの口座振替を選択した場合はお客様のご負担はありませんが、コンビニ払いの場合 350円(税込)、Paidyでのコンビニ払いの場合 350円(税込)が、お客様のご負担となります。また、銀行振込、Paidyでの銀行振込をご利用の場合は、所定の振込手数料がお客様のご負担となります。
支払い時期:当プロジェクトは「All-in型」の為、目標達成の如何に問わず、ご契約が成立します。その為、お申込みと同時にご利用の決済方法に準じてご請求となります。
引渡し時期:各リターン詳細に記載の発送予定月を引き渡し時期とします。但し、開発・生産・物流状況によって遅れが生じる場合がありますのでその際は当プロジェクトページ内の「活動報告」等で連絡します。
キャンセル・返品:当プロジェクトは「All-in型」の為、お申込み完了をもって契約が成立いたします。その為、お客様都合による返品・キャンセルはできませんのでご注意ください。
尚、製品到着後に破損や初期不良がある場合には交換させていただきますので「メッセージで意見や問い合わせを送る」から、または弊社連絡先(cs@blueforest-trading.jp)までお問い合わせください。
最新の活動報告
もっと見るDear Backers, As you may also know, the Coronavisrus has swept across the whole country in China unpredictably. Cities, residential communities and areas being put on lockdown as the cities upgraded virus prevention and the shipping progress. Same to our factory in China. We have people working at home but will send people to the factories/office take turns on duty and take care of the urgent case. This kind of control/measures will be implemented over a 14-day period before it is lifted or continued depending on the development of the situation. Luckily we can see the situation is improving and we believe it will recover at the end of Feb. We hope we will be able to ship all of your rewards in Mar. if everything going well. For any urgent request, please don't hesitate to contact us via email to info@thingyfy.com. Apologies for the further delay and sincerely thanks for your support in this critical period. Last but not least, thanks for Japan's warm support to China in battle against virus outbreak. Best regards, Thingyfy Team もっと見る
Shipping Update
2019/12/26 12:24Hi all,Sorry for the long wait of this update. Our team have been working around the clock on final production and logistic arrangements. This is our 3rd Pinhole Pro campaign, so we have a lot of experience. All production is already completed as planned and they look amazing! Here are some mobile photos of the final Pinhole Pro X units:Hong Kong unrest and the big logistics disruption As you may or may not know, Hong Kong serves as a vital and traditioanlly reliable logistics hub for us. The recent unrest has basically brought Hong Kong to a complete halt...countless flights were cancelled, shipping containers grounded and a massive backlog unable to cross the border. Our team would like to express our sincere apologies to all our backers for the delay. We are hoping to wrap up all shipments in coming 2~3weeks if all goes well. Our team will keep you posted on the progress. In the meantime, please feel free to send us an email to: info@thingyfy.com if you have any questions or address changes. Thanks again for your kind understanding and continuous support. Best regards,Thingyfy Team もっと見る
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