はじめまして。「楽与」を開発いたしました三宅信夫と申します。私は現役を引退したのち、野菜栽培を始めました。
農作業には肥料や資材、収穫物の運搬に、一輪台車(ネコ)を使用しています。
大変便利ですが、あまりにも両腕に負担がかかり過ぎ、大変難儀していました。
なんとか改良できないものかと開発に取り組み、試行錯誤の末、完成したのが、この一輪台車支持ベルト「楽与」です。
通常一輪台車は両手で持ち上げて使用しますが、「楽与」を使用すると体全体で支えることになるため、両腕は荷重から解放されます。
また、安定感が増すため、「上り坂」や「ぬかるみ」「でこぼこ道」でも楽に一輪台車を押すことができるようになります。
当初は自家用に作った「楽与」ですが、災害時の後片付けにボランティアの方が一輪台車で悪戦苦闘しているところをテレビでよく見かけました。
そこで一大決心しまして、社会に役立つものならばと、75歳からの手習いで、特許の勉強をして商品化にこぎつけました。
近年、地震や洪水、土砂災害などの自然災害が多くなっています。
災害復旧現場では瓦礫や土砂の除去、そして資材の運搬に一輪台車が多く使われています。
しかし、悪路や、一輪台車に慣れていない方々も多く、負担となっている現状があります。
「楽与」を使用すれば、一輪台車が楽に扱えるようになるため、使用者の労力が軽減(軽労化)し、災害復旧の作業改善へと繋がります。
そこでこのたび、「楽与」を広め、災害復旧に携わる多くの方々の軽労化を目的とした「協会」を設立することにいたしました。
災害復旧現場で頑張る方々のために、協会の設立ならびに楽与普及に尽力したいと考えています。
何卒、よろしくお願いいたします。
【実際に被災地でのボランティアに参加された方からも、メッセージをいただいております】
『一輪台車の支持ベルト「楽与」を災害復旧に携わる方々に使っていただき、その労力を軽減し、災害復旧に役立ちたい!』
これが根底にある願いでございます。
しかし、「楽与」はコンビニやスーパーに置いてある商品とは異なり、一輪台車に取り付ける特殊な器具であるため、ただ待っているだけでは「楽与」は普及しません。
そこで、まず「楽与」を普及させるため、利益を目的としていない「協会」(予定名称:災害支援互助協会)を設立することにいたしました。
『「楽与」を広め、災害復旧に携わる多くの方々の軽労化を目的とした「協会」を設立する』
これが、このプロジェクトで実現したいことになります。
この協会は「楽与」を普及させるための非営利な協会となります。
具体的な活動としては、災害復旧ボランティアの窓口となっている全国の社会福祉協議会に働きかけ、「楽与」の普及推進活動を行っていきます。
また、「楽与」を購入した自治体が一定期間内に被災した場合、購入数に応じて「楽与」の無償提供を実施いたします。
この「楽与」の無償提供は、協会設立後は「楽与」販売によって得られた、売上金の一部をプールして行う予定です。
しかし、最初の「協会設立」ならびに各地方自治体への「楽与サンプル品の提供」には多くの資金が必要になってきます。
そこで、今回、CAMPFIRE様のお力添えをいただき、本プロジェクトを立ち上げることといたしました。
一輪台車は手軽で利便性に優れているため、災害復旧以外にも農業、建築、グラウンドの整備等、様々な場所で使用されています。
しかし、一輪台車は車輪が1つであるため、不安定で腕に負担がかかります。
また、「上り坂」や「ぬかるみ」「でこぼこ道」ではバランスを取るのが非常に大変です。
そこで、私はこのような一輪台車の支持ベルト「楽与」を開発しました。
この「楽与」は一輪台車に取り付け、このように使用いたします。
「楽与」を使うと、これまで両腕にかかっていた負荷が体全体に分散されることになります。
そのため、一輪台車を軽々押すことができるようになります。
同じ重さの荷物でも、レジ袋に入れて手で持つと大変ですが、リュックに入れて背負ってしまえば、楽に運ぶことができます。
「楽与」はまさに、そのようなイメージです。
肩にベルトをかけて、体全体を使って一輪台車を押すことになるため、手への負荷が軽減され、腕が疲れなくなります。
また、支える部分が手だけではなくなりますので、一輪台車が非常に安定いたします。
そのため、「上り坂」や「ぬかるみ」「でこぼこ道」でも一輪台車を楽に使用できるようになります。
「楽与」は一輪台車のハンドルに取り付けて、ベルトの長さを調整するだけで、簡単に使用することができます。
勿論、積み荷を降ろすときも邪魔になりません。
このように、「楽与」を装着したまま、積み荷を楽に降ろすことができます。
そのため、「楽与」は被災地における災害復旧で役に立つだけでなく、農業、建築、グラウンドの整備や、一般家庭での家庭菜園等、一輪台車を使用するあらゆる場面において活躍することができます。
使用方法は簡単で、初回使用時もハンドルの根元に金具を取り付け、そこにベルトのカラビナ(スプリングフック)部分をつなぎ、ベルトの長さを調整するだけで、すぐに使用することができます。
2回目以降は、ベルトを肩にかけるだけで使用できます。
また、サイズ調整用のパッキンが付属するため、各メーカーの一輪台車に取り付けることが可能です。
※取り付けにはサイズ調整可能なレンチまたは、17mmのスパナが必要です。(100均でも購入可能です)
積み荷を降ろすときも「楽与」を装着したまま、楽々できます。
また、「楽与」のベルトは、肩にかけているだけですので、使用後は素早く肩から外すことができます。
【一輪台車にある問題点】
・両腕に荷重がかかるため負担が大きい
・安定性が悪い
・「上り坂」や「ぬかるみ」「でこぼこ道」では使用が困難
これら一輪台車の問題点を解決し、一輪台車に革命を起こす存在。
それがこの一輪台車の支持ベルト「楽与」になります。
私自身、自宅での農作業において、肥料や資材、収穫物の運搬に一輪台車を使用しています。
しかし、一輪台車は大変便利なものの、両腕に負担がかかり、難儀しておりました。
そこから「なんとか改良できないか」と開発したのが、この「楽与」です。
アイデアの元となったのは、私の母が使用していた一輪台車でした。
母は持ち手の部分にロープを張るように渡して、一輪台車を使用していました。
確かにロープを渡すと、ロープ部分に体をあてて一輪台車を押すことができるため、腕にかかる力が少なくなります。しかし、これだけだと、まだまだ両腕に負担がかかりますし、ロープが体に食い込んで痛いのと、バランスが悪いといった問題が残っていました。
そこで、ロープの代わりにベルトを使用するようにいたしました。
また、肩にかけるベルトを追加し、腕にかかる労力を分散させることにしました。
「楽与」開発において、特に重要視したのは次の3点です。
①両腕に集中する労力を分散させること
②利便性を損なわないこと
③安全性を確保すること
「楽与」の開発にあたって、一輪台車を使うために、どのように体を使っているのかを詳しく分析いたしました。
また、ベルトのかけ方も「タスキがけ」「平行にかける」等、様々なパターンを試しました。
「タスキがけ」の形状ですと、一輪台車が転倒した場合、首が絞まってしまう危険性がありました。
しかし、「平行にかける」形状の場合、ちょっとしたことですぐに肩から抜け落ちてしまいます。また、安定性にも問題がありました。
そこで試行錯誤して試作を重ねた結果、「平行に前からかけたものを、リングで束ねる」現在の形に落ち着きました。
この形状にしたことにより、安定性が向上いたしました。
さらに現在の形状は、仮に一輪台車が倒れたとしても、ベルトが肩からスッと抜けるように外れるため、安全です。
(↑説明書は「楽与」ホームページに掲載しています)
形状が決まった後は、農協や市役所の土木課などに使っていただき、さらに改良を加えてまいりました。
取り付ける部分の金具についても数多くの試作を重ね、現在の形状に到達しております。
「楽与」は、すでに一般の多くの方々にも使っていただいており、使用した方からは
「重たい荷物を悪い道でも使用できるのですごく助かります」
「バランスがとり易く、女性でも腕に負担がかからなく助かります」
といった嬉しい感想をいただいております。
また「楽与」は、メディアに取り上げられたり、賞を受賞する等、様々な評価や実績がございます。
【メディア掲載】
・現代農業(2017年)
・日本農業新聞(2018年)
・テレビ放送(2019年NHK まちかど情報室)
【受賞・その他】
・営農技術アイデア大賞2018年 優秀賞(日本農業新聞)
・(一社)発明学会のクラウドファンディング推薦審査通過
ご支援いただいた資金から、今回のクラウドファンディングにかかった費用(リターン返礼や、CAMPFIRE様手数料等の諸費用)を差し引き、次のように資金を使用いたします。
①災害復旧に携わる方々の軽労化を目的とした非営利の「協会」の設立(予定名称:災害支援互助協会)
②各地方自治体への「楽与」サンプル品の提供
『はじめに・ご挨拶』『このプロジェクトで実現したいこと』で詳しく記載したので、ここでは割愛させていただきますが、皆様のご支援は、被災地で災害復旧に携わる方々の労力軽減(軽労化)へと繋がります。
そして、災害復旧に携わる方々の労力軽減は、最終的には被災地で苦しむ方々を助けることに繋がると信じ、活動を行ってまいります。
リターン(返礼品)についての説明をさせていただきます。
「楽与」だけですと、使用者が限られてしまいますので、リターンには「楽与」の他に、ピーナッツ、ニンニクのプランをご用意いたしました。
これらの農産物は全て自家産のものでございまして、私が丹精込めて作り上げた自慢の一品になります。
心ばかりのお礼となりますが、皆様に是非ご賞味いただきたく存じます。
【自家産 ピーナッツ(Qナッツまたは千葉半立)】
私の住む千葉県は、ピーナッツ(落花生)の産地として有名です。
皆様には、新しい品種である「Qナッツ」(Pの次のQ)または、最高級ブランドである「千葉半立」のどちらか、今年良くできた方の新豆をお届けいたします。
これらの品種はどちらも大変美味しく、甘みを持つのが特徴です。
焙煎業者も、私自ら美味しく仕上がる業者を探し出し、加工をお願いしております。
甘味に加えて絶妙な塩味がきいており、柔らかく、絶品です!
※ピーナッツは収穫時期・加工の関係上、お届けできるのが11月になります。
今年取れる新豆をお届けするため、少しお時間がかかりますが、ご了承ください。
Qナッツ:近年販売された新しい品種。「Pの次のQ」という意味合いからQナッツと呼ばれています。甘みは千葉半立の方が上回りますが、食感が良いことで知られています。次世代にふさわしい新しい千葉県の落花生です。
千葉半立:千葉県の落花生の中でも最高級ブランドの落花生です。甘みと香りが強く、後をひく味わいです。
【自家産 ニンニク】
私は今年で80歳になりますが、元気の秘訣の1つがこの自家産のニンニクです。
そのまま食べるだけでなく、黒酢ニンニクにして飲んだり、オリーブオイルにつけたりして料理に使っています。(下に我が家のレシピがあります)
【自家産 ニンニク バラ】
大きくなり、外側の皮が弾けてしまったニンニクです。
味は通常のものと変わりませんが、割安になっております。
弾けるほど元気に育ったニンニクを是非ご賞味ください!
※薄皮が少し紫色を帯びていますが、これはニンニクの種類によるものです。
薄皮を剥くと、左上のような真っ白いニンニクが現れます!
※薄皮は水にぬらすと簡単に剥くことができます。
もっと詳しいレシピや、時間の短縮できるレシピについてはインターネット上に色々ございます。
【楽与】
パッケージして、詳しい説明書同封の上でお届けいたします。
私はもうすぐ80歳になります。
40歳の頃から16年間は、地元茂原市の市議として活動し、地域に貢献してまいりました。
そしてこの度、「災害復旧に携わる方々の役に立ちたい」という思いから、「楽与」の開発ならびに、本プロジェクトを開始することにいたしました。
若い頃に比べると、聴力が衰えたものの、まだまだ元気に活動しております。
しかしながら、今回の計画は、私一人の力では達成することが難しいと思います。
そこで、皆様のお力添えを賜りたく存じます。
災復旧に携わる方々の労力軽減は、最終的には被災地で苦しむ方々を助けることに繋がってきます。
80歳からの新たなチャレンジとなりますが、これからも頑張ってまいります。
どうかご支援のほど宜しくお願いいたします。
今回のクラウドファンディング実行に伴い、多くの方々のご協力を賜りましたので、この場をお借りしてお礼申し上げます。
・一般社団法人 発明学会様
「楽与」開発段階から色々とご意見やアドバイスをいただき、ありがとうございます。
おかげさまでこうして製品として完成した形を作ることができました。
また、今回のクラウドファンディングにおいても推薦案件として取り扱ってくださり、感謝しております。
・株式会社 CAMPFIRE ならびに、ご担当者様
クラウドファンディングの「クの字」も解らなかった私に、色々とご指導・ご教授いただき、ありがとうございます。
また、「楽与」開発・製造に関わってくださった皆様、そしてこれまで「楽与」を使っていただいた皆様にも同様に厚くお礼申し上げます。
最新の活動報告
もっと見るご支援いただいた皆様、ありがとうございます。
2019/07/20 10:01ご支援いただいた皆様、ありがとうございます。楽与開発者の三宅でございます。最近雨が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。雨だと畑がぬかるんでしまい、一輪台車が使いにくくなりますが、そんな時こそ楽与の出番です。クラウドファンディングも23日が経過し、残り35日となりました。そして現在目標の20%にとどまっており、正直なところ、このままでは目標達成は難しい状況です。そこで、支援いただいた皆様にお願いがございます。どなたかお知り合いの方に、このプロジェクトをご紹介いただけないでしょうか。ツイッターやフェイスブック等のSNSで情報を流していただく形でも構いません。逆に言えば、残りまだ35日あります。まだまだあきらめずに100%以上を目指して頑張ってまいります。何卒、応援、宜しくお願いいたします。さて楽与ですが、先日「みまもりプレス」という情報誌でご紹介いただきました。なんと!1ページ丸々ご紹介いただいております。(3ページ目に掲載)このような形でご紹介いただけるなんて、びっくりです!PDF版もございますので、良かったらご覧ください。http://www.mimamori-j.jp/pdf/mimprs20190718_1414.pdf宜しくお願いいたします。三宅 もっと見る
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