こんにちは、セカンドハーベスト京都です。
プロジェクトの応援、ありがとうございます。
今回は、奈良県天理市の善福寺のご住職、桂 浄薫さんより応援メッセージをいただきました!
桂さんは、「おてらおやつクラブ」でも活動されています。
「おてらおやつクラブ」では、お寺へのお供えを支援団体を通じて、経済的に困難な状況にあるご家庭へ食品のおすそわけをされていらっしゃいます。
■善福寺住職 桂 浄薫さん
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澤田さんと知り合ったのは5年前、大阪で開催された貧困問題やひとり親家庭の課題を考える勉強会だったと思います。当時ようやく「子供の貧困対策大綱」が発表され、いよいよ子どもの貧困問題が社会の課題として認識され始めた頃で、関係者の間には希望とも不安ともつかぬ熱気が漂っていたのが強く印象に残っています。
古くからの支援者もさまざまな新参者もあふれかえる中で、澤田さんの方からお声がけいただいたことを覚えています。私が「おてらおやつクラブ」という活動(当時は任意団体、現在は特定非営利活動法人)をしているのを知って、「今は何も形になっていないのだけど、私もフードバンクをやりたいんだ」と熱く話してくださいました。
その頃は私も貧困問題や福祉についてまったく知識も経験もなく何の協力もできず、フードバンクの設立や運営の大変さも想像できていませんでした。しかしそれから澤田さんは強い決意であれよあれよという間に立派なフードバンクを立ち上げられ、どんどん支援を拡大されました。規模拡大ばかりではなく、今回のクラウドファンディングのように本当に必要とする人に届けるきめ細やかな支援も、すべては「生活に困窮するすべて人を救いたい」という当初からの変わらぬ想いの現れに違いありません。
私も僧侶として、人々の苦しみに寄りそう宗教者として、できる限りの支援をしようと思っています。しかしながら貧困の現場は私たちのささやかな気持ちを超えるスピードで深刻さを増していることも事実。より多くの人々の気持ちを集めて、支援の輪を大きく力強くしていく必要があります。
今回のクラウドファンディングは夏休み中の子どもに向けたもので、まさに食のサポートのど真ん中。しかも1,100世帯への支援を目指すというのですから、並大抵の決意ではありません。セカンドハーベスト京都の皆さまの実行力に敬意を表しつつ、それを後押しすべく私もわずかばかりの寄付をしました。
これをご覧の方、ぜひ精一杯のサポートをお願いします。それによって救われる子どもたちが確実にいます。1,100世帯への支援の実現、みんなで成功させましょう!
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現在、143,000円のご支援をいただいております。
23名の方が応援してくださり、本当にありがたく感じています。
目標金額まであと【1,357,000円】。
京都のこどもたち、保護者の皆様へ食品をお届けできるよう
どうかお力をお貸しください!