島に残る自然井戸の中でも、アマガーと呼ばれる井戸は最も原初的な形態を残している。漢字で書けば天川。役場から北西にすこし行ったところにある辻の一角に草が生えている空き地があり、その一部が凹んでいてちいさな穴が開いている。そこがアマガー...
『多良間幻視行』の目次です。
プロローグ第一章 島の散歩 多良間島へ 聖なる井戸 史跡と神々 不思議な小道 一周道路に沿って第二章 スツウプナカの祭祀 五月の旅 夜の祈り 歓待 神々を送る朝 ...
日本にはたくさんの離島があり、離島経済新聞サイトによれば、沖縄だけでも49の有人離島があるということです。その中でなぜ多良間島なのか。わたしが最初に多良間島を知ったのは、淡水レンズということばによってでした。多良間島は隆起サンゴ礁の島...
『多良間幻視行』がスタートしたのは2012年のことでした。沖縄の離島、多良間島(たらまじま)に興味を持って調べはじめました。それからおよそ1年半を事前の調査に費やし、実際に多良間島を訪れたのは2014年のことです。… 自転車のよう...