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三ヶ日のお寺で、スタンフォード式のデザイン思考を取り入れたキャンプを開きたい!

2017年の三ヶ日に、クリエイティブ系・アート系を中心とした参加者を集い、2016年の振り返り、2017年のビジョンを新たにクリエイトする「3-GANICHI CAMP」を実施します。プログラム内容は、スタンフォード大学提携・米NPO法人「VIA」のプログラムディレクターの監修のもと実施します。

現在の支援総額

50,000

25%

目標金額は200,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/12/27に募集を開始し、 9人の支援により 50,000円の資金を集め、 2017/01/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

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支援者数9

このプロジェクトは、2016/12/27に募集を開始し、 9人の支援により 50,000円の資金を集め、 2017/01/19に募集を終了しました

2017年の三ヶ日に、クリエイティブ系・アート系を中心とした参加者を集い、2016年の振り返り、2017年のビジョンを新たにクリエイトする「3-GANICHI CAMP」を実施します。プログラム内容は、スタンフォード大学提携・米NPO法人「VIA」のプログラムディレクターの監修のもと実施します。

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▼はじめにご挨拶

はじめまして!九州出身で、からあげづくりが趣味の三浦祥敬と申します。

関西の大学を卒業後、現在は東京のデザインコンサルティングファームで働き、同時にプライベートの活動では「Art Network Feast」という関西をベースにしたアート系の創作を行い、アーティストやクリエイターのサポートを行う団体の共同代表を務めています。

先日開催したからあげの集まり。建築家やイベントデザイン、プロダクトデザイン、アート系企画、広報、教育、科学など、さまざまなバックグラウンドを持った人が集まりました。

Art Network Feast のメインビジュアル。

▼人生が動き出す瞬間を体験したことがありますか?

 

「心からしたいと思うことを大切にして生きていきたい」

 

今回のプロジェクトの企画者の1人である私が、今でも忘れることができないとある場面で感じた言葉です。


皆さんは、生き方が大きく変わるきっかけになるような、そんなハッとする 「人生が動き出す瞬間」を体験したことがありますか?


私は、ある日のニューヨークのセントラルパークで、その瞬間を経験しました。それから4年が経ち、現在「3-GANICHI CAMP 2017」を開催するための準備を進めています。自分の人生が動き始めたと感じる、その瞬間の出来事が後の4年間を作り、今のプロジェクトにつながっていると感じています。


プロジェクトのことを説明する前に、4年前のニューヨークで起きた、 「人生が動き出す瞬間」 の話をさせてください。

※プログラムの内容を先に知りたい方は、このページの下部の方にございます。 

▼目の前の一つ一つが崩れていくような感覚

4年前、私はニューヨークにいました。それは、ちょうど関西でスタートした大学から半年が経った時の交換留学で、北アメリカに滞在していた頃の話です。9月に始まった留学生活から3ヶ月以上経った時、膨大なレポートや教科書と日々戦う前期の授業が終わった、12月のことでした。

冬休みを使って、一度行ってみたかったニューヨークに友人たちと行くことにしました。留学場所はカナダのケベック州だったので、ニューヨークまでは8時間ほど。そのニューヨーク滞在が、人生の中で大きな意味を持つことになるのです。

その日はたまたま1人でした。ニューヨークに滞在してからすでに3日たち、観光地に行きたい気分もありましたが、体は自然とセントラルパークへ向かっていました。セントラルパークでは自分のような観光客を含め、犬の散歩をする人、ランニングをする人、走り回る子供たち、、、。多様な人種の多様な人たちが思い思いのやり方で、昼のセントラルパークを楽しんでいたように見えました。

Photo via mland via VisualHunt

その日の自分はずっとモヤモヤしていて、頭の中の霧が晴れず、ただただセントラルパークを歩き続けました。あてもなくさまよい、どこにたどり着くでもなく、歩き続けていました。

▼聞こえてきたヴァイオリンの音に惹かれて

そんな中、ふとヴァイオリンの音が聞こえてきたのです。それを聞いた私は誘われるように、その音のする方向へ歩を進めていきました。まるで糸に引かれるように、あてもなく。

そこにいたのは、チェロとヴァイオリンを演奏する2人組でした。心地よい音を奏で、周りにはその音に身をまかせる人たちが。磁石に吸付けられるように、その人だかりに自身も吸い寄せられていきました。

30分以上は経ったでしょうか。私はまだそこにいました。次第に演奏者のもとを離れていく人たちの中でただ立ち尽くす自分。そんな時です。頭の中に閃光が走ったかのように言葉が降りてきたのです。

 
「心からしたいと思うことを大切にして生きて生きたい」という言葉でした。

 

▼「したいこと」と「しなければいけないこと」

 

みなさんはしたいと思うことを大切にできていますか?

    

今の私は4年前の自分と比べるとずいぶん心の底からしたいと思えることを大切にできるようになりました。もちろん仕事の中で自分のしたいことばかりをするわけにはいきませんが、目の前の仕事やプライベートの出来事は「したいこと」「やりたいこと」を感じた上で行うことができています。

ただ4年前の自分自身はそんなことが出来ていませんでした。簡単なことかもしれないのに、不器用に生きていた気がします。

ニューヨークのヴァイオリンの音の中で降ってきた言葉。それは裏返すと、自分がしたいことを大切にできてこなかったからこそ、突如現れてきた言葉なのではないかと思っています。

短期留学のカナダで生活を始めてから、言葉の面で意思疎通を図るのが難しいとは思いつつも、居心地の良さを感じていました。「なんか合う」。そういう漠然とした感想でしたが、いま思うと、表現の豊かさや、思ったことを素直に伝える文化、そして何よりも、「したいこと」を大切にしている人たちの中で生活したことで、自分自身も、自由に、ありのままに表現してもいいんだと思えることができました。

日本にいた自分は、自分の意志が強いタイプではなく、無意識のうちに目の前の出来事を「しなければならないこと」だと認識してました。義務感の中で責任を感じ、やる気がでれば良いのですが、義務感の連続の中では楽しさや面白さを感じることも難しくなっていきます。

▼あなたの目の前にあるのは「したいこと」ですか?それとも「しなければならないこと」ですか?

ニューヨークで「人生が動き出す瞬間」を経験して以来、目の前の選択の一つ一つにヒビが入り始めました。


行動一つ一つに、それをしたいと思ってやろうとしているのか、しなければならないと思ってしているのかを、問うようになりました。人へのお土産を買う時、交差点で右か左かに曲がる時など。これまで気にも留めなかったことの一つ一つのことを気にかけ、自分の想いを確かめるようになったのです。


自分の想いを失わずに、想いと目の前の行動がつながっていくのに、4年もかかってしまいました。不器用でしたが、このような「したいと感じている自分」を、今は大切にしたいなと感じています。

▼生き方を描き直す、暖かく、それでいて面白さを感じることができる場をつくりたい

そんなこんなで、毎日「大切にしたいことを大切にすること」を意識しながら行動しています。そしてそれを、自分だけでなく他の人にも大切にしてほしいと思い、2017年の三ヶ日に開催する3-GANICHI CAMPを企画しました。

3-GANICHI CAMPでは2016年の振り返りを行い、自分が大切にしたいことを再認識し、2017年の生き方を描くことで、自分の大切にしたいことを大切にしながら生きていくためのアイデアを、唐揚げのようにじっくりコトコト料理する場所になればいいなと考えています。

▼なぜキャンプ

三ヶ日に行うキャンプでは、参加者たちと運営メンバーとの垣根を払いつつ、お互いの大切にしていることを見つけるのことをサポートしていきます。1人で振り返りをしたり、生き方を考えたりももちろんできますが、あえてそれを、他の人のアイデアや視点を借りつつやりたいと考えています。 

大切にしたいことを大切にしながら生きるためには、それを大事にしようとする想いと技術が必要です。その時に支えてくれる人たちがいるのとないのとでは、全く違います。私もさまざまな人との関わり合いの中から自分が大切にしたいことを見つけてきたので、今回のキャンプでは1人じゃなく複数人で学び合えればと思います。

ちなみに会場は、744年に創建された大阪・道頓堀の「三津寺」で開催します。

▼キャンプ後のそれから

キャンプを行うために進めている企画、制作ですが、その過程で関わる人たちと「大切にしたいことを大切にできる」ような関係を作っていけたらと思います。

また、今回の大阪でのキャンプだけではなく、他の場面でも何が自分にとって大切なのかを思い出し、それを大切しながら生きる方法を模索し、プロトタイプを作っていく活動を自らもやりつつ、他の人が新しいことを試したり、よりよい表現方法を身につけていく環境を作っていきたいと思っています。

具体的には、私が現在住んでいる東京の方でも、キャンプの実施や事業の創造を考えています。

その過程で関わる人たちには、お寺での3-GANICHI CAMPで培ってきたこと、そして自分のこの四年間で培ってきたものを共有していければと思っています。

長くなりましたが、3-GANICHI CAMPという、2016年の振り返りと、2017年の振り返りを行う三ヶ日のキャンプへの想いでした。 

▼実際はどういうキャンプ?

せっかくの三ヶ日。湿っぽくならずに、言葉だけではない振り返りの方法や一年のビジョンを描く機会にします。

ゲストとして、サンフランシスコのNPO法人「VIA」で働くプログラムディレクターのYi Zhang氏と、スタンフォード大学を卒業し、日本のインターナショナルスクールでデザイン思考を教えるフェローとして活躍しているAlex Briñas氏を迎えます。Yi氏は、サンフランシスコでデザイン思考のファシリテーターとして活動しており、Alex氏もデザイン思考のファシリテートの経験が豊富です。そんな二人からプログラムについてアドバイスをもらいつつ、言葉で語るだけではなく手を動かして、気付いたことを形にしながら振り返りや1年の過ごし方を描いていく予定です。

VIA プログラムディレクター Yi Zhang氏

ISAK フェロー Alex Briñas氏

参考までに前半の「ほどけ」キャンプの内容を下記にご紹介します。

1. 大阪を切り取れ!?切り絵を使った自己紹介♩
2. サンフランシスコ流 アイスブレイク「Yes and....」
3. 「Feel Your Distance」あなたの2016年が畳の上に出現!?
4. ラピッドエクスプレッション
5. ほどけるワールドカフェ「わくわく / もやもや」
6. 「Create Your 2016」
※プログラム内容は変わる可能性がございます。
                
【 3. 「Feel Your Distance」あなたの2016年が畳の上に出現!?】
   
こちらのワークは2016年のさまざまな物事や出来事との心理的な距離感を、空間の中で表現してみようというものです!表現するといってもやり方はすごく簡単。部屋の中心が「距離0(すごく近い)」、部屋の中心から外れた周りが「距離100(ものすごく遠い)」とします。
    
いろいろあった一年。お題は「あなたと◯◯との関係は近かったでしょうか?遠かったでしょうか?」。海外旅行、ものづくり、仕事や趣味など、これらとの距離感というものを、畳の上を実際に体を使って移動することで表現していきます。他の人がこの一年間でとってきた物事や出来事との距離感も見えるので、理由を聞いてみるのも面白いかもしれないですね♩
           
【 4. ラピッドエクスプレッション 】


プログラム全体で、ワークショップをした後には用意されている素材を使って、その瞬間に感じたことや思ったことを短時間で簡単に形にします。今回参考にしているデザイン思考の一つのステップに「プロトタイピング」というステップがあるのですが、そちらからインスピレーションを受けたオリジナルのワークショップです。
       
毛糸、針金、段ボール、付箋、絵の具など、 あなたが2016年で振り返った内容を形にするための素材を用意しています。様々な素材の組み合わせで、どんなものができるのか。異なる感性の参加者たちから、何が生まれてくるのかワクワクしますね^^
                
その「ラピッドエクスプレッション」のセッションで作ったものは、会場に用意されている糸に紐付けていきます。キャンプの一番最後にはカラフルな空間ができあがりますよ。
       
文字で書くだけではなく、色や形、空間を使って2016年を楽しく振り返ります。

ぜひ、このような内容に共感してくださる方々に、より多くの人に今回キャンプに参加してもらえるよう、ご支援のほどをよろしくお願いいたします!

▼資金の使い道

下記内容のためにいただいたお金を使わせていただきます。

・運営に携わっているメンバーへの謝礼、交通費の支給

・海外からいらっしゃるYiさんへの謝礼

・キャンプ実施の際のスタッフと参加者の食費

・キャンプ参加者とスタッフの滞在費用

・キャンプ終了後に実施する報告会の制作費と会場費

▼最後に

「大切にしたいことを大切にできる」

「大切にしたいことを大切にしてあげられる」

そういう関係性や場がどんどん増えていけばいいなと考えています。お時間を取って最後までよんで下さった方々には感謝いたします。ご支援していただけるならば、その想いを汲み取り、よりよい形でお返しができればと思いますし、金銭的なご支援をしていただけなくともどこかのタイミングでやりとりを行うきっかけができればいいなと思います。

ぜひあなたのご支援で大切にしたいことを大切にできる関係や場を紡いでいただけませんか?

よろしくお願いします!

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