昨日の12月15日(日)に、リターンのひとつである、石磨きワークショップを開催しました。
少し寒いけど、紅葉を見ながら外での開催!日差しを感じながら、石との対峙の時間の始まりです。
まず最初に簡単な説明を受け、好きな形の石を選びます。
そしていざ、石磨きスタート!
私も参加させていただいたのですが、石を磨くのって、根気がいりますね!
私が選んだのは白い大理石。まずは120番の紙やすりで磨きます。30分くらい磨いたんですけど、下の写真の通り、まだ表面に傷が!!この石を切ったときの傷がなくなるくらい、根気よく磨く必要があります。
120番の次は、水を使いながら240番、320番とだんだんときめの細かい紙やすりで磨いていき、大理石は鏡面のようにピカピカになるはず・・・だったのですが、私は時間切れで鏡面まで磨けませんでした。残念!
小さめの石は比較的簡単に磨けていたようで、次やるときは石の形や大きさに気を付けようと思いました・・・。キーホルダーもかわいい!
石の種類には大きくサンゴ礁からできたものと、火山の噴火でできたものがある、とか、大理石によくアンモナイトの化石があるのは海にあったから、とか、火山の噴火でできたものは、深い部分は土圧がかかって硬い石になるけど、浅い部分にあった石は加工しやすい、とか、真鶴に小松石の産地があって・・・などなど、石の知識が広がったり、同じ大理石でも色や硬さが違うことを体感するなど、「石の個性」を感じた1日となりました。
今回、最後に参加いただいた皆さんから、「結構、集中して取り組んでしまった!」「作家さんがこんな感じで作品を作っているというのを実感できた」「このWSを美術展の会期中にやれたらよい」「選ぶときに石磨きの難易度がわかるとよい」など、色々な感想をいただきました。
初めての試みだったのですが、石磨きに興味のある方ってどれくらいいらっしゃるのかしら。鉱物が好きな方とか、小さいころに泥団子をつくるのにはまった方とかでしょうか!
最後に大根のお土産もいただきました!
クラウドファンディングで支援してくれた皆さん、講師の作家さん、場所を貸してくれた協議会の皆さん、集まっていただいた皆さん、本当にありがとうございました。