皆様、初めまして。
数あるプロジェクトから、ここに来ていただきありがとうございます。
まず自己紹介をさせていただきます。
名前は大島道子で看護師です。現在は病気から障害が残り看護師は出来なくなりました。看護する側から看護される側に。最初は、この現実を受け止められずに、いつまでも自身と葛藤していました。
でも、現場の看護師には復帰出来なくても「障害のある方々や社会的に弱い立場にいるシングルマザーのお手伝いをする事ならできる」と志しを新たに今回のプロジェクトを立ち上げる事に至りました。自身の障害・病気体験を通して『当事者看護師』である自分は、当事者と医療者と社会をつないでいく存在になりたいと思います。
突然ですが店名を「こすもす」としました。『ハンドメイドアクセサリー、雑貨店こすもす』
「こすもす」には二つの意味があります
ご存知のように花の名前と宇宙。哲学者ピタゴラスがはじめて宇宙をそう呼びました。
“世界のすべては数的・美的な秩序を根源としているという考えから宇宙にも用いるようになったのです。やがてルネサンス期には宇宙全体をマクロコスモス、人間の魂や心をミクロコスモスと呼ぶようになりました。"
規則正しく並んだ花びらや星のように散った花の群れは、どこか美しい宇宙を彷彿とさせたのかもしれません。ちなみにコスモスの花言葉は「調和」「謙虚」「乙女の真心」です。
" (2017/10/5 日本放送ラジオより)
このプロジェクトで実現したいこと
最初にWEBサイトでショップを本格的に構築し、同時に実店舗を立ち上げます。
私たちの仕事の背後には、モノづくりへの真摯な姿勢など、応援してくださる方、これから買ってくださる方々へ伝えたら喜んでいただける内容がいくつもあります。これを知っていただくためにも背景の語れるようなサイトを作りたいと思っています。
実店舗とWEB ショップを運営し販売の機会を作ることで作業所で製品づくりをする障害のある方々や障害者の「仕事の創出」と「収入」「働き甲斐」を支援します。
1、障害のある方々との継続雇用を目指しハンドメイドアクセサリーや雑貨等を実店舗とWEBショップで販売します。
2、全国の障害者事業所や障害者とお客様とを結び、その価値に見合った正当な価格で流通させる事で、障害のある方々の社会参加と働きがいや収入向上のお手伝いをします。
障害者の方々にもハンドメイド作品を通した、新たな仕事を創出します。刺し子やバック、財布等々の雑貨を作って一緒に売るという事業をします。
刺し子やちょっとした作品なら、手先が器用な方であれば練習をする事で、すぐ習得できます。手仕事には気持ちが表れます。
💯100点じゃなくていいじゃないか。 💮よく出来ました、それでいい。
私たち「こすもす」では売り上げの中で本人にマージンが入るような仕組みとします。
ハンディがあってもできることをして働くことができるのは、ほんの少し誰かの手助けがあれば実現できます
障害があっても仕事ができ、いろんな人と関われる、社会参加するためにどうしたらいいか考えてみました。その結果、福祉の枠ぐみではなく、会社、法人を作り多様性のある仕事場にします。「多様性のある仕事場」とは、障害の有る無し、年齢や身体の自由度、社会的な立場や職業にとらわれず、豊かな個性が自由に行き交い、みんながそれぞれの能力を最適に発揮できる場所です。
就労継続支援 B 型事業所で働く障害者が受け取る工賃(※)の全国平均は時給換算で199円、月額では15,603円(平成29年度実績) その中から半日以上いれば食事が出る事業所がほとんどです。その食事代としては日に平均250円の実費を支払います。
この工賃額の低さは長年の課題とされています。 (※雇用契約を結ばない事業所で支払われる報酬は「給与」ではなく「工賃」と呼ばれています)
就労継続支援事業とは・・・通常の事業所に雇用されることが困難な障害者につき、就労の機会を提供するとともに、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて、その知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業の事。雇用契約を結び利用する「A型」と、雇用契約を結ばないで利用する「B型」の2種類があります。
3、シングルマザーの在宅での就労やフレキシブルな勤務を支援します。
シングルマザーも弱い立場にいます。障害者とシングルマザーたちも一緒に、互いのサポートをする。そして価値観が変われば、もっと働けるし輝けると思います。
シングルマザーは、ハローワーク等の紹介で、雇用保険の一般被保険者として雇い入れ継続雇用する事業主に対して、1〜2年間、助成金が支給される「特定就職困難者」に分類されています。
短時間労働になりがち、というのが主な理由です。確かに雇う側の会社からすると、シフトの都合など短時間労働では条件に合わないかも知れません。しかし、短い時間だからこそ誰よりも精一杯働こう、働かざるおえない、それがシングルマザーの方々の切実な想いです。
就職が困難、さらには就職が決まっても待遇が悪い、など現実を目の当たりにし、私でも何とか協力できないかと考えるようになりました。
短い時間でも大丈夫な仕事、空いた時間を活用すればできる仕事、在宅で出来る仕事、それはインターネットが普及している昨今、可能なビジネススタイルです。
ハード面では自由に扱える作業環境を準備し、パソコンの貸し出しもします。ただ環境を準備するだけではなく、ソフト面でもシングルマザー同士のコミュニティや交流を促進したりします。
4、講習会等を開きシングルマザーの製品のクオリティをあげ個人との委託販売に結びつけます。
「こすもす」ではプロの創作活動をしている作家様のアクセサリーを委託販売します。在宅でアクセサリーの創作を仕事の中心にしたいというシングルマザーには「こすもす」で講習やワークショップ等々の設定をします。そして作品のクオリティを上げ委託販売に結びつけます。次に、そのコアメンバーが講習会やワークショップの講師として育っていき別のシングルマザーや障害者にも教えられる様になれば本人の収入増に繋がります。宇宙(こすもす)のように広がりができます。
参考写真
5、障害者の為のアクセサリー自助具や車椅子を使用している方の為にバック、服等を作ります。
服の場合、「着ない」という選択は出来ません。法律上も出来ません。
アクセサリーは絶対に付けるものではないですが、今はファッションの一部になっています。でも、手動・自操車椅子使用者は、付けられるアクセサリーって実はネックレスとイヤリング(ピアス)くらいしかないという実情。たとえネックレスを付けても長すぎる。ブレスレット・指輪は車椅子操作の妨げになります。
実は私に次の様な経験があります。体が不自由な友人に私が作ったネックレスをプレゼントしようと思い、好きな色を聞きました。すると友人は「 ネックレスはつけない。だって手が挙がらなくて付けられないし」と。「あ〜、そうだった、悪い事を聞いてしまったな」という思いでした。実は私も片手が不自由でネックレスもピアスも付けたくても付けられません。着替えの介助はヘルパーがしてくれますが、ネックレスの介助はしてくれません。例え介助してもらっても今度は外す事が出来ません。
身体が不自由な方の服は、そこそこあります。でもアクセサリーの自助具やアクセサリーを付けやすいように工夫している物は無いに等しいのです。
体が不自由でも、おしゃれがしたい! それが私の思いです。
6、会社の収入安定の為に、アクセサリーパーツや材料を継続的に販売します。
いくら会社を作って「障害者やシングルマザーの為に」といっても、収益が出なければ何もできません。
店で障害の有無に関わらずプロの作家様の作品を委託販売をしていきます。
さらにハンドメイド作品の為の材料やパーツを販売をしていきます。アクセサリーを含めハンドメイド雑貨作りはブームといわれるほど流行っているので材料やパーツは、まだまだ売れ続けます。
7、将来的にハンドメイド作品だけでは収益が落ちる可能性もあるのでWEB事業にも力を入れていきます。
WEBサイトの作成・デザイン・動画制作・他の品のネット販売という事業を行っていきます。デジタルのコンテンツや、デザイン制作、キャラクター制作など、少し手助けしてもらえば、いろんな可能性を持った障害のある方やシングルマザーがたくさんいます。
8、地域に開かれた事業を展開していきます。
「こすもす」はメンバーだけが仕事場として利用するのではなく、地元の学生や地域で活動している方、フリーランスや個人事業者の方にも開放します。共に空間を共有しメンバーと地域のみなさんと交流できるための「キッチン・カフェ」、講演やワークショップ、打合せなど出来る「ワーキングスペース」のようなフリーの席を開放します。
講演会、講習会、ワークショップを地域の方々、家族の方々に向けても開催していきます。
このプロジェクトを通して皆さまにお願いしたいこと・私たちがやりたいこと
一番は私が看護師だった事、そして障害者当事者になったこと。
障害者として社会の壁は分厚いと思い知らされ労働者として一人前に見てもらえない時があったから…。
だから自身で働きがいのある場所を探し作ろうと思った。
そこで、ハンドメイドアクセサリーや雑貨で事業化を決意。
そのためには仲間が必要だった。
そして世の中の「障害」や「障害者」に対する価値観を少しでも変えること。
ハンドメイドアクセサリー・雑貨店「こすもす」の運営を通して「障害があるから働けないんじゃないか? 何もできないんじゃないか?」「どう接していいかわからない・・」といった世の中の空気を少しでも変えたいのです。
その為に、精神的な脆さや身体的に動かない部分があっても、環境を整えることや工夫次第で、そして、みんなでサポートし合えば「働けるんだ!」「輝く場所があるんだ!」という事実をより多くの人に知ってもらうことが必要だと思っています。
シングルマザーの大変な現状も、もっともっと多くの方々に知って頂きたいと思っています。
現在も将来も体調に自信のない人でも、「私の作品が、お客様に喜ばれているんだ」「私でも働けるんだ!」「生き甲斐を持ってできることがあるんだ!」と思っていただける「居場所」「働き(仕事)場所」「生き甲斐」を作っていきたいです。
もちろん一筋縄ではいかないのは承知しています。新しい会社はそれを地道に実践していくための場所の一つにしたいんです!
どうしてクラウドファンディングなのか、何故プロジェクトをやろうと思ったのか
私たちはこのクラウドファンディングを通じて、みなさんに現状を知ってもらい、一緒に障害者の社会復帰を手伝う仲間になっていただきたいのです。一回きりの寄付ではなくクラウドファンディングで仲間を募集したい。
このように考えました。そして今まさに大変な思いをしている障害者のご家族自身も、このプロジェクトに関わっていただきたいと考えています。そうすることで情報をしっかりと共有でき、お話もたくさんできます。
支援を必要としている人が、支援側に回ることで、情報を得られる。障害者の方も、そうでない方も、どうぞ、私たちにおせっかいをやいてください。できることを、少しでいいのでお裾分けしてください。
このスタートアップ事業で得たノウハウで、二人、三人と社会につなげ、社会的役割を探す手伝いをしていくつもりです。そしてその過程で、この「見えない障害」とはどういうものなのか、私たちは何ができるのかを一緒に考えていくことこそ、将来につながる継続的な支援と呼べるのではないでしょうか。私たちは、どんなに「難しいのでは?」「無理なのでは?」と言われようと、社会がより良くなるよう、力強く挑戦し歩んでいく所存です。
その道のりで、私たちは、あっちへぶつかり、こっちへ転びすると思います。どうぞ、私たちの理念、考え、行動を覗いてみてください。そして、危なっかしいところは、是非、助けてください。そこにも皆さんの力が必要なのです。
ぜひ、みなさんのお力、お知恵をお貸しください! どうか仲間になってください!
資金の使い道
⚪︎WEBショップの構築、パソコンと周辺機器購入
⚪︎店舗や事務所賃貸初期費用と改修費用
⚪︎物販の仕入れ費用
⚪︎当面の人件費
⚪︎広告宣伝費
⚪︎当面の光熱費
またこのプロジェクトをたくさんの企業に知っていただくための宣伝広告費にも使わせていただきます。
目標金額を超えて資金を集められた場合は、雇用予定者への研修費用、パソコン備品の拡充等の為、大切に活用させて頂きます。その際には詳細を掲載いたします。
ここで支援いただける方々は、すでにサポーターです。一緒に一歩を踏み出していただけると嬉しいし、望んでいます。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
実施スケジュール
【今後の計画】
2019年7月中旬 クラウドファンディング終了
2019年8月初旬~ 商品仕入れ開始
ホームページ開設
2019年8月中旬〜ネット販売開始
2019年8月中旬~リターン(グッズ)順次発送
2019年8月24日 法人立ち上げ
2019年9月中旬 実店舗オープン
最後に
最新の活動報告
もっと見るリターンについて
2019/06/14 20:39リターンの内容がわかりにくいというご意見をいただきました。来週早々に写真を加えわかりやすい文章に編集致します。またリターンの種類も増やしました。どうぞよろしくお願い致します。 もっと見る
ネットショップの開設準備を始めます
2019/06/13 23:42来週からネットショップを開く準備をします。本文に就労継続支援B型事業所の立ち上げを付け加えます。 もっと見る
さっそく、お一人パトロンになっていただきました。
2019/06/10 11:39昨日(9日)の夜からプロジェクト開始しましたが、実質、今朝からです。さっそくお一人様が応援者になって下さいました。ありがとうございます。皆様、およろしくお願い致します。 もっと見る
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