こんにちは!
ワイエルフォレスト株式会社の日隈 未来(ひぐま みく)と申します。
去年、初のクラウドファンディングでのプロジェクト後、沢山の反響を受け
今年も実施させていただくことになりました!
まずは会社について、そして現在の環境問題をご紹介させてください。
ワイエルフォレスト株式会社は、インドネシア共和国で
・マングローブの植林
・森林の保全事業
をインドネシア政府認可のもと行っております。
を目的とし、植林事業がスタートしてから今年で15年が経ちました。
↓インドネシアでのマングローブの植林、原生林の調査、植林ツアーなどの様子
私たち人間は、素晴らしい文明の発展に伴い、木材や石炭・石油など多くの自然資源を使っています。
しかし、それが今となっては私たちの未来の地球を脅かす重大な問題となっていることは周知の事実です。
そこで森林を守り育てていくことで、二酸化炭素(CO2)を減らし、
特に深刻な「地球温暖化」への貢献を目指し、日々活動を行っています。
詳しい活動内容は弊社ホームページをぜひご覧ください!!
・「平成30年7月豪雨」及び7月中旬以降の記録的な高温の特徴とその要因について
(上記URLより気象庁発表のPDFをご覧いただけます)
「平成30年7月豪雨」では、西日本から東海地方を中心に広い範囲で数日間大雨が続き、その総雨量は1982年以降の豪雨災害時の雨量と比べて極めて大きいものとなった。また、7月中旬以降は北・東・西日本では気温がかなり高くなり、東日本の月平均気温は7月として1964年の統計開始以来第1位となった。(出典:気象庁HP)
昨年、西日本で起きた豪雨・災害は皆さんの中でもまだ記憶に新しいかと思います。7月に発生したこの異常気象の最中にクラウドファンディングを実施中であった弊社にも、「地球温暖化」についての多くの問い合わせがありました。上記の気象庁発表のPDFの中でも、この豪雨が“地球温暖化に伴う気温の上昇と水蒸気量の増加が背景としてある”と、「地球温暖化」との関連性を挙げています。
下図は2018年に世界で起こった異常気象の数々を分布としてまとめたものです。(出典:気象庁HP)
「地球温暖化」と聞くと、地球の気温がどんどん上がっている、というイメージが強いかと思いますが、
上図をご覧いただくと、“高温”も確かに目立ちますが、“低温”の地域であったり、水蒸気量の増加による“大雨”や“多雨”、またはその逆の“干ばつ”も起こっていることがわかります。「温暖化」が進むことにより地球はバランスを崩しているのです。
私たちの生活に、そして命に関わる自然災害は今後さらに猛威を振るう可能性が高いと言えます。
プロジェクトのタイトルは、
『地球にマングローブを‼プロジェクト ~子どもたちに贈る未来の地球~』です!
このプロジェクトは、2010年6月から始動しています。
プロジェクトの始まりは、私たちの事業に共感いただいた周囲の方々から
‟自分たちも環境に貢献できることはないか” そんなお声をいただき、
個人でも植林をしていただける仕組みを作りスタートしたのがきっかけです。
皆さん、マングローブってどのようなものかご存知ですか?
あまり馴染みの無い植物かもしれませんが、日本にも沖縄・鹿児島に分布しています。
そして実は!『マングローブ』という名前を持った植物(品種)はありません!
『マングローブ』とは淡水と海水が混じり合う‟汽水域”に存在する植物の総称なのです。
『マングローブ』は海水の塩分に強いという性質があり、水中に浸かっていても自生するたくましい植物たちです。
その種類はなんと、100種類を超えています!
マングローブはこの画像のように複雑に根が入り組んで生えています。
その間に小魚やカニが入り込み、大きな魚から自分たちの身を守っています。
マングローブの葉が落ちるとそれを分解しようとプランクトンが集まり、それが魚などの自然のエサとなるためマングローブの周りには豊かな生態系が育まれます。
そのためマングローブは『生命のゆりかご』とも呼ばれています。
詳しくはこちらをご覧ください!
そして実は、
なのです!!
産業の発展に伴い森林伐採による土地の転換や森林劣化、森林火災などで
多くの森が今現在も失われ続けている現実があります。
森林劣化(ワイエルフォレスト撮影)
マングローブ伐採後、養殖池として使用されたがその後放棄された池(ワイエルフォレスト撮影)
今回のプロジェクトで実現したいこと、それは・・・
です!!!!!
インドネシアのどのあたりに植林するかというと・・・
赤いピンの立っている場所が今回のプロジェクト地となります!(インドネシア共和国 リアウ諸島州 ビンタン島)
田んぼのように土地が区切られているのがご覧いただけると思います。
実は、これはプロジェクトのために区切られているのではなく、この土地が「エビ養殖池」の跡地だからです。元々ここには豊かな天然のマングローブ林が広がっていました。しかし養殖池として利用するため、そのマングローブを切り倒し養殖池が造成されたという背景があります。
1980年から2000年にかけてのこうした産業の発展により、マングローブは200万ヘクタールも減ってしまったのです。
しかも、そういった養殖池は現在では使用されなくなり、放棄されたままのものが無数にあります。
森林再生を実現させることと、皆様の「地球温暖化」への思いを“植林”という形でかけ合わせ、
このプロジェクトを達成させたい!!と考えています。
マングローブの植林時期は、種が収穫できる時期によりずれる場合がありますが、11月を予定しております。
ちなみにマングローブはこんな風に種をつけるんですよ!
出典:インドネシア林業省(日本語訳)
“養殖池の跡地”は平均して2ヘクタールとなっています。
今回はひと池の半分の面積である、1ヘクタールの土地をご用意しております。
マングローブの周りに養殖池を設けることで、エビや魚の養殖が行えます。実際に池の管理をしてくれる地域の住民の生活の糧にもなることから「持続可能」な森林育成が実現するのです。
このプロジェクトは、2010年6月にスタートしました。
2019年の現在までに、
個人メンバーでのお申込者が118人
法人メンバー(団体・企業)が59団体
となっており、植林本数の合計は、47,479本となっています‼
この会員メンバーの中には、去年開催したクラウドファンディングのパトロン様も含まれています。
リターンは大きく分けて、
・個人様向け
・法人Aコース
・法人Bコース
をご用意しております。
※ステッカー下部のURLが旧社名(YL Invest Co., LTD.)で記載されております。ご了承くださいませ。
※旧社名の記載というのは(YL Invest Co., Ltd.)のURLが載っている形になります。
※ステッカー下部のURLが旧社名(YL Invest Co., LTD.)で記載されております。ご了承くださいませ。
〈ご注意〉
会社名でご支援下さる場合(銀行振込・コンビニ払いを選択の場合)、お客様情報のフリガナ欄は20文字以内でないと、CAMPFIREのシステム上、決済が完了せずエラー表示が出てしまう可能性があります」。フリガナは20文字以内でのご記載をお願いいたします。
※バナーに掲載する名前(例:〇〇〇株式会社)をリターン申し込み画面の【備考欄】にてお知らせください。
※バナーの納期は前後する場合がございますのでご了承くださいませ。
※いずれの法人コースも個人様でのお申込みも可能となっています。
※旧社名の記載というのは(YL Invest Co., Ltd.)のURLが載っている形になります。
※ステッカー下部のURLが旧社名(YL Invest Co., LTD.)で記載されております。ご了承くださいませ。
〈ご注意〉
会社名でご支援下さる場合(銀行振込・コンビニ払いを選択の場合)、お客様情報のフリガナ欄は20文字以内でないと、CAMPFIREのシステム上、決済が完了せずエラー表示が出てしまう可能性があります。フリガナは20文字以内でのご記載をお願いいたします。
その他共通
・『地球にマングローブを‼プロジェクト』ブログ
・CAMPFIRE内でのご報告(植林後更新します!)
・ ワイエルフォレストHPの会員様名掲載
※匿名をご希望の場合・地域名を伏せたい場合・ニックネームの掲載をご希望等の場合、
リターン申し込みページの【備考欄】にご記載お願いいたします。
ご記載がない場合はHPに掲載させていただきます。
今回のプロジェクトで得た資金の使途は、
・植林に必要な実費(種を植える・育てる・30年間維持・管理する)
・会員証やステッカーの準備・発送等の諸経費
・法人Aコースの 場合:ポスター、の準備・発送等の諸経費
・法人Bコースの場合:バナーの作成・準備・発送等の諸経費
となっております。
支援して頂いた金額の中には、弊社社員の現場視察のための交通費は含まれておらず、
こちらはワイエルフォレスト株式会社が負担します。
2010年から始まっている『地球にマングローブを‼プロジェクト』。
現在までご支援いただいている方々は、
ワイエルフォレストの活動をよく知る身の回りの方であったり、口コミでお知りになった方々ばかりです。
裏を返すと、まだまだこのプロジェクトは世の中に知られていません。
しかし去年開催したクラウドファンディングで、沢山の方が興味を持ってくれたこと、
このプロジェクトに参加することで環境問題を身近に考えるきっかけになったというお言葉をいただきました。
このプロジェクトを通し・・・
★環境問題についてをより多くの人と考えたい、目線を共有したい!
★個人でも地球温暖化に貢献できる活動があることを知ってほしい!
★環境問題は身近な問題なんだという意識を持ってほしい!
という気持ちを込め今年も開催させていただきます。
クラウドファンディングを通じて多くの方の目に触れられることで、
このような想いが伝われば・・と思っています。
今回私たちのプロジェクトは「ALL in方式」を採用しております。
その理由は、すでに開始(実行)しているプロジェクトであり
弊社HPからもお申込みがあれば随時対応をしているからです。
プロジェクト終了後、未達成の場合でもご支援くださった方の植林分は
責任をもって弊社が行いますのでご安心ください。
仮に達成率が100%超えた場合も、まだまだ植林する土地は多くある状態なので問題はありません・・!
皆様と素敵な森を作っていけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
最新の活動報告
もっと見るマングローブの植林時の様子をお届けします!
2020/07/10 11:47こんにちは、ワイエルフォレストの日隈です。今回はプロジェクトの植林の様子を写真でお届けします。(本当にお待たせいたしました・・!!今回は他の植林の関係から、苗ではなく種をそのまま植えているようです!ちなみに、種は↑のようになりますよ☆現地植林をしてくださっているの住民の方です↑こちらは管理をしてくれているアディさん↑種も力強い!!こちらは葉っぱが少し出てきています。一本一本、間隔があけられて植林されています。やっと、やっと!様子をお届けすることが出来ました!!!残念なお知らせですが、今年のクラウドファンディングはコロナの影響が今後どのように植林に影響するのか、また、弊社の社員が現在インドネシアへの渡航が困難であり、状況を中々お知らせすることが出来ないため開催を見送りました。2年連続で支援してくださった方もおり、続けたい!とのお声もいただいていたのですごく残念ですが、今はただ世界規模でコロナが落ち着いてくれることを祈るばかりです。次回は、社員がインドネシアに渡航できた際、現場の状況をお知らせできたらと思います。そのころにはかわいい葉っぱが顔を覗かせているのではないでしょうか。楽しみにしていてください。2018年クラウドファンディングの様子はこちら!ワイエルフォレスト株式会社CAMPFIRE担当:日隈未来 もっと見る
「地球にマングローブを‼プロジェクト」活動状況のご報告
2020/06/11 14:01こんにちは、ワイエルフォレスト株式会社の日隈です。長らく更新の期間が開いてしまい申し訳ありませんでした。本日は、「地球にマングローブを‼プロジェクト」の現在の状況をご報告させて頂きたいと思います。現在、コロナウイルスの影響で弊社社員のインドネシアへの渡航が困難な状況となっています。インドネシアでのコロナ拡大は日本より甚大で、感染者数は34,316人(6/11現在)となっています。インドネシアへの入国制限もかかっており、また入国できても国内での移動に許可が必要であることを考慮し、(通常、社員の渡航はこのプロジェクトを含め、多数の他のプロジェクトへの視察も目的であることから)入国を控えている状況です。中々思うように皆様に現状をお伝えすることが出来ずにおり、大変申し訳なく思っております。現地の住民は引き続き管理を行っておりますが、作業の遅れや、弊社の状況把握にタイムラグが生じる可能性が今後あります。しかし、皆様に頂いた支援は生き続けています。また、この状況により、それが消滅することはございません。ご安心頂ければと思います。今後としましては、今年中に社員のインドネシア渡航を目指しています(早ければ9~10月)。しかし、インドネシア国内の状況を考慮する必要もあり、皆様にはご理解を頂ければと思っています。また、新しい情報が入りましたらこの場でお知らせさせていただきます!最後に、1~2月に渡航した際の「地球にマングローブを‼プロジェクト」の現在の様子を動画でぜひご覧ください!※今回のクラウドファンディングの分ではなく、プロジェクト地全体の様子となっています。ワイエルフォレスト株式会社CAMPFIRE担当:日隈未来 もっと見る
お待たせしました!マングローブ植林、スタートしました!!
2020/02/12 12:01こんにちは、ワイエルフォレストの日隈です。皆様、大変お待たせ致しております。やっと、やっと、2019年クラウドファンディング分の植林が開始されました!申し訳ありません、実はすべての植林が完了しているわけではありません。今回は、植林が開始されたということで、その最新映像をお届け致します。雨季開始の関係や、苗の育成状況、植林地の整備の状況(土地が広大なため、こちらは引き続き現在も行っている状況です)、弊社社員のビザの関係による視察の遅れ等、様々な理由により皆様をお待たせしてしまっております。事前にお知らせしていた植林場所は、下図の赤いピンが立っているところです。四角く区切られている田んぼのように見える場所、全てがマングローブの植林地であり、現地の住民がその池の整備や植林、管理を行ってくれています。ワイエルフォレスト社員は、年に数回、インドネシア出張の際にこのビンタン島に視察に訪れ、マングローブの育成状況を記録する他、土地整備の指導や今後の方針を現地の住民とともに話し合いを行います。この活動で、土地を豊かにすることで、生態系を元ある姿に戻し、地域住民の生活の活性化を目指すとともにマングローブの二酸化炭素を吸収する力で地球温暖化に貢献することを目的としています。下図のように四角く土地が区切られている理由は、以前養殖池として使用されていたところの跡地だからです。今回の植林は、事前にお知らせしていた赤ピンの場所とその右隣にある土地(こちらは2018年クラウドファンディングで植林を行った土地です。)の間からスタートした模様です。実はこの場所を現在アディさん(現地の管理者)がちょうど整備中らしく、少し荒れているように見えますが、整備をしながら植林を完了してくださる予定です。グーグルマップの赤ピンの植林場所をご覧いただくと、既に上半分は緑で覆われているのがお分かりいただけると思います。数年後にはその緑もマップ上で徐々に広がっていくことを考えるとわくわくしますね!動画もあるらしいのですが、容量の関係で受信できなかったため動画の公開は社員帰国後の3月初旬となりそうです。新しい情報が入り次第、随時更新していきますので動画と合わせて今しばらくお待ちくださいませ。ワイエルフォレスト株式会社CAMPFIRE担当:日隈 未来 もっと見る
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