はじめまして、野外フェス「hoshioto」のhoshioto実行委員会 代表の藤井と申します。
私やスタッフのほとんどが住んでいる、岡山県と広島県の県境にある人口5万人にも満たない井原市。
ここには「美星町」という、星空が美しい街があります。
「最高の星空の下で最高の音楽を!」をコンセプトに、野外フェスティバル「hoshioto」を、この美星町の星空感という場所で2012年より5回開催してきました。
スポンサーもとらず、ほぼチケットの売上だけで運営し、スタッフも全て普段は普通の仕事をしているボランティア。いわば音楽に関しては素人が立ち上げた完全インディペンデントの野外フェスですが、年々来場されるお客さんは増えており、「楽しかった」「また来たい」など大変満足いただけている声をいただいております。
過去、曇りが多かったフェスですが、5回目となった2016年は星空が現れ、「最高の星空の下で最高の音楽を!」のコンセプト通りのフェスとして開催出来ました。
5回目を終了した後、ある程度の達成感からhoshiotoの終了を考えていましたが、お客さんは元より出演者の方々など沢山の方から「来年もやってもらいたい」というありがたい声を沢山いただきました。そういうありがたい声や想いになんとしても応えたいと、スタッフ間で2017年開催に向けて何度も協議を行いました。
ですが、2017年の開催をするにあたり、会場の老朽化による安全面、会場までの交通面、会場の収容力等、過去から問題になっていた事が表面化し、開催自体が難しい状況になってました。
そこで、2017年に6回目のhoshiotoを開催にするにあたり、会場を移動して開催するという決断をいたしました。
2017年のhoshiotoは同じ市内になる井原市青野町 葡萄浪漫館にて開催いたします。美星町から青野町に移動する事には色々と悩みましたが、自分達の地元である井原市であることには変わりはないということ、青野町は美星町と同様に山の上にあり、星がとても綺麗に見えること、そして今までの会場ではできなかったことに挑戦ができるという想いで変更するという決断をしました。
新しい会場は今までの会場よりも広く、色んなことに挑戦ができると思っております。
今までちゃんとできなかったキャンプ、会場内のデコレーション、ワークショップなどなど、やりたくてもできなかったことができる可能性を含んだ会場だと思ってます。
この新たな会場で開催するにあたり、資金面で支援をしていただきたいという想いから今回クラウドファンディングに初めて挑戦いたしました。
■資金の使い道
場内デコレーション費、ステージ設営費、音響費、アーティスト出演費、外注費用などに使用させていただきます。
■最後に
私自身、フジロックフェスティバルに行き衝撃を受け、「いつか自分の街で野外フェスティバルを開催したい」という想いがずっとあり、2012年よりを開催しました。
手作りのイベントであり、素人がつくり上げるイベントなので、フジロックとは全く違うものですが、去年の雨の中で楽しく踊っているお客さんを見た時にほんの少しだけど近づいたかなと思いました。
そして、沢山の笑顔が見れる場所、そこでしか会えないけどまたそこで会える場所。そういうものが自分の住んでいる街で開催できる喜びが原動力になっております。
まだまだやりたいことは沢山あります!素晴らしい空間にするために、皆さんどうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
■開催概要
hoshioto'17(ホシオトジュウナナ)
開催日時: 2017年5月27日(土) OPEN 10:00/START 10:30
開催場所: 岡山県井原市青野町 青野葡萄浪漫館特設ステージ(岡山県井原市青野町3535-3)
主 催 : hoshioto実行委員会
協 力 : 青野葡萄浪漫館/井原交通/福山cable/㈱ブライト/㈱あんしん
チケット: チケット金額については現在検討中
公式サイト:http://hoshioto.net
twitter : https://twitter.com/hoshioto_fes
お問い合わせ(E-mail) : hoshioto.fes@gmail.com
最新の活動報告
もっと見るなぜhoshiotoをやろうと思ったか?全てのきっかけとなったFUJI ROCK FESTIVAL 2001
2017/02/05 02:22全てのきっかけは2001年のFUJI ROCK FESTIVAL。初日トラビス、マニックストリートプリーチャーズ、オアシスが初日に立て続けに出演するというとんでもないラインナップ。二日目にもニール・ヤング、アラニス・モリセット、ニューオーダー。三日目にはTOOL、そしてエミネム!この年は今思えばフジロックが世界のフェスに肩を並べた年だったと思います。もともと1999年くらいからライジング・サンや地方の野外フェスへ足を運んでいて、「いつかはフジロックへ」という思いがあったので、このラインナップで行くしかない! と初めてフジロックへ参加しました。 参加したフジロックは全てが想像を超えてました。規模、ラインナップ、そして人。そこは当時の僕が今まで体験したことがない、楽園と呼ぶにふさわしい場所でした。前夜祭から4日間キャンプで参加したのですが、その4日間は「何を見るか」「何を食べるか」「いつ寝るか」くらいしか考えなかったと思います。もちろん、山の中で過ごすという事は非日常であり、便利ではありません。会場間が遠いからよく歩くとか、キャンプ場は斜めだから寝にくいとか、そういったストレスは多少あるけれど、それを遥かに超える至福の空間がそこにはありました。 出演アーティストや有名人の方がその辺りをウロウロしていたり、寝そべって国内外の一流アーティストの音楽を聴いたり、新しい人との出会いがあったり。「自分のことは自分でする」というDIY精神を持ちながらも、困った人がいたら助けあう。「音楽」というキーワードを通して集まった人たちは、そんな当たり前の事を当たり前のようにしていました。雨が降っても、晴天で暑くても、何があっても揺るがない最高の場所がFUJI ROCK FESTIVALだと思います。 フジロックで味わった体験が、もしも自分が住んでいる町でできたら最高じゃないか。そうした想いがフジロックに例年参加する度に強くなりました。ライブハウスなどで色々とイベントをやったりしてきましたが、野外フェスを開催してみたいという想いは年々強くなっていったように思えます。そして、色んなタイミングや出会いやきっかけを経て、2012年、hoshiotoとして具現化することができました。山の上の小さな場所で、本当に手作りだけど出演者、お客さん、スタッフで作り上げるイベントができ、自分が作りたかったものが少しできたように思えました。それからは毎年、自分が思い描いているものに近づけられるように新しいことを増やしていきました。 ですが、これまでにhoshiotoを5回開催してきましたが、自分がやりたいことやもっとお客さんに体感してもらいたいことのまだ半分くらいしかできていません。今年、色々な事情があり開催場所が移動しますが、移動する先の井原市青野町にある葡萄浪漫館では、そのやりたいことがかなり実現できるのではと思っております。今までの会場よりも広い事、そして今までの会場にはなかった広大な自然がすぐそばにある事。 具体的に言うと、hoshioto'17では音楽だけではない総合的なフェスティバルを目指しています。例えば、ずっとやりたかったキャンプフェスとして一歩踏みだそうと思ってます。今までの会場ではゆっくりした空間を作ることができませんでしたが、新しい会場ではタープを張ったりテントを立てたりしてゆっくりのんびりと音楽を聞く事ができる空間を作りたいと思ってます。他にも森に囲まれた空間でゆっくりできるようにハンモックを設置したり、遊べる場所などを設置したいと思ってます。また、これも今までできなかった会場内の装飾にもこだわって「非日常的空間」をもっともっと作り出していきたいと思います。 「新しい会場で、新しい挑戦を!」クラウドファンディングを通じて、hoshiotoをフジロックのような非日常的な空間に近づけたいと思っています。ぜひ応援をよろしくお願いします! もっと見る
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