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令和に生きる猟師一家のジビエ三兄弟が食と命の繋がりを伝えたい。

猟師の家庭で育った三兄弟。考えも特技も違う。だけど、みんなジビエで繋がっている。それぞれの観点から食と命への感謝を伝えます。人間が自然に干渉しない方が良いと言う方もいますが、人間も生態系の一部です。山を手入れしなくなって年々減る松茸等、人間の自然離れで様々な弊害が出ています。まずは食べてみて下さい。

現在の支援総額

15,000

3%

目標金額は500,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/01/06に募集を開始し、 3人の支援により 15,000円の資金を集め、 2020/02/10に募集を終了しました

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令和に生きる猟師一家のジビエ三兄弟が食と命の繋がりを伝えたい。

現在の支援総額

15,000

3%達成

終了

目標金額500,000

支援者数3

このプロジェクトは、2020/01/06に募集を開始し、 3人の支援により 15,000円の資金を集め、 2020/02/10に募集を終了しました

猟師の家庭で育った三兄弟。考えも特技も違う。だけど、みんなジビエで繋がっている。それぞれの観点から食と命への感謝を伝えます。人間が自然に干渉しない方が良いと言う方もいますが、人間も生態系の一部です。山を手入れしなくなって年々減る松茸等、人間の自然離れで様々な弊害が出ています。まずは食べてみて下さい。

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はじめに・ご挨拶

はじめまして、

ジビエ三兄弟の長男 脇谷将斗です。

まずは、僕のプロフィールを説明させていただきます。

僕ら兄弟は猟師の父を持ち、飛騨の大自然の中で育ちました。

食卓にはジビエが並ぶことも珍しくなく、汗や雪でベタベタになった長靴を乾かす父や猟師仲間の声を

聞いて育ちました。

山や自然に感謝して、捕った獲物を敬い、すべて大事に食べる姿は、生命力に溢れて子供の目には

テレビタレントやオリンピック選手とかよりずっと魅力的でかっこよく映りました。


余すところなく頂いて、命に感謝する。

猟師になって自分の子供に自分で捕った肉を食べさせたい。

結婚を考えていたときに将来出来る自分の子供に自分が捕った肉を食べさせたいと思い、猟師を始めました。

有限な資源は、捕りすぎてもダメ。

大儲けは出来ない分野ですから、生き方として憧れた猟師を選びました。

ジビエ三兄弟 3男の奨(ショウ)です。

兄や父と狩猟を行い。次男と連携して居酒屋を運営していました。

罠猟で二ホンジカ、猪、銃猟では、猟犬を使った流し猟や忍び猟を得意としています。

兄も書いていましたが、ビジネスとして狩猟をはじめたのではなく、

父の影響で猟師という存在は身近で物心ついたころから大人になったら猪を捕ると決めていました。

まず猟師がカウンターで狩猟について語りながら料理を出す、ジビエ専門店があっても良いのではないか、と思い立ち、高山市内の『山の幸うり坊屋』を開店し、二年間店長を務めました。

今、何をやっているのかというとジビエの革を使った革小物を作っています。

レザーというと今、世界的に批判的な意見が多く、有名人は身に着けているだけでバッシングを受けます。

だけど、僕の考えはシンプルです。捕った命に責任持って、肉、骨、皮、爪、牙、使えるところはすべて大切に使おうという考えで革として鞣しています。

放置すれば二日で腐敗してしまう革が鞣せば何十年も使えます。

僕が作ったアイテムをお譲りする時に大切にしていることは、『命であった』という実感です、

財布、小銭入れ、名刺入れ、僕が作ったアイテムすべてに、

いつ、どこで、だれが捕った、何歳位の~である。ストーリーと共に長くご愛用していただける魅力的な商品をお届けしたいと考えています。まだまだ未熟者ですが・・・日々邁進です。

写真は、昨年やった児童向けの一日猟師体験ツアーです。

大人が思うより子供は柔軟で強い、最高の一日でした。


ジビエ三兄弟 次男の政亮です。

ジビエ三兄弟といいますが、僕だけは、狩猟免許を持っていません、元々、捕ることは好きで、長男に触発され、最近はキノコにはまってます。ウナギも僕が釣ったものです。

僕の担当は、料亭で修業した経験を生かして、ジビエの解体、精肉、加工、販売の総括です。

農業高校時代は、猪ソーセージの研究に力をいれていました。

写真では、ラフな格好ですが、普段は全身白衣で工房にこもって作業しています。

衛生的な解体・精肉の技術と千差万別な野生動物の肉質。生きた証の良さを残しつつ、最高の状態で食べる方に届けるのが役目です。

大切にしているのは『一頭まるごと美味しく』です。

ジビエといえば畜産の料理方法がそのまま使える若い雌のロースやモモ肉が重宝され、ジビエらしさが色濃い、大型の雄等は、使いにくく避けられます。

だけど、頂いた命。企業秘密にもかかりますが、言えることは、

手がかかりすぎて人件費赤字でも僕は使う、という事です。それでしか出せない味があります。

若い僕らですが、ずっと四年も工房にこもっていた甲斐があってか・・・・最近は、何人かの星付きの料理人の方からも注文を頂けるようになりました。

どんな値段でも良いから日本一美味しいジビエだして、上客に出すからと言われると流石に緊張しますが、

とてもやりがいのある仕事です。


このプロジェクトで実現したいこと

まずは、僕らの地域の岐阜県のジビエ利活用率10%以下から100%を目指します。

ブームになっているジビエ。

だけど、人間と野生動物の不幸な衝突で駆除された命の利用率は残念ながら10%以下です。

その理由は冷房環境がない解体場が多い。解体してから搬送、利用までが上手く機能してない。特定の使いやすい部位しか売れない為、利益が生み出しにくい。利益が生み出しにくいから解体場から捕獲した猟師に報酬を支払えない。報酬がないから質は落ちてしまう。その他諸々あります。

この条件をクリアして解体場に運びこまれたとしても血抜きや搬送を早く行なわれてないと臭い肉になってしまいます。この悪循環がジビエの現状です。

どうすれば利活用率を上げられるのか、僕らの結論は、

まずは食べてもらうこと

皆さんも牛や豚、鶏で美味しくないお肉を食べたことがあるかと思います。

しかし、美味しいお肉を食べたことがあるからこそ一回くらいまずいお肉に当たっても嫌いになる

方は少ないでしょう。

ジビエは、一回一回が勝負です。危険を冒して捕る以上、高級な畜産と同等の値段になってしまう。高くて美味しくなかったら二度と食べない。当然そうなります。

だからおいしいジビエを食べて、お肉の選択肢の一つにジビエを入れてほしい。

それが、人間との摩擦で奪われた命に意味を持たせることに繋がり、命をモノとして扱う大量消費社会への問題提起にも繋がると考えプロジェクトを立ち上げました。


資金の使い道

支援金は、僕らの活動資金として使わせて頂きます。


活動実績

催事出店 新宿・横浜・岐阜高島屋 様 計5回


BLESS 掲載許可  ブレス様

地域情報誌に特集記事 長男、三男

2019年 6月実施 高山市店舗向けジビエ解体講習会。ジビエを扱うイタリアン、和食、フレンチのシェフが並ぶ 写真は次男 政亮

児童向け 一日猟師体験ツアー 

オリエンテーションからはじまり、高山で捕れる野生動物の説明、毛皮判別、獣道散策、アクセサリー作りを行った。  写真は3男 奨

令和元年12月 岐阜テレビで猟師家族が取材を受けました。

令和二年の放送予定

1月2日 23時25分~30分 情報ケチャップ

1月9日 岐阜サテ

1月16日 21時55分~22時 情報ケチャップ



ジビエ普及に向け、移動販売

家族がほとんどで小さな会社ですが、フットワークの軽さを活かして利益だけではなく普及促進に向けた活動も重視しています。



リターンについて

当プロジェクトのリターンは、全て僕ら猟師一家と飛騨の猟師が捕ったジビエです。

数に限りがありますのでご了承ください。

飛騨の山のツキノワグマ鍋オールインワンセット  

〆のうどんまでついた鍋セット。鍋に向いた美味しい熊肉を厳選してます。醤油ベースの鍋出汁で熊の脂の甘みをご賞味下さい。 限定100セット

勿論、次男の手作りです。

まずお世話になった方や移動販売の時に、お味見して頂きました。以下、いただいた評価、

~~~~~~~~~~~~~そのまま、長文は一部抜粋~~~~~~~~~~~~~

これが、熊か。去年食べたのはなんだったんだろう。  40代 男性 販売業

牛肉に近い。でも脂は全然違う。脂が甘い   30代女性 レストラン勤務

出汁が本当に旨い。買うときはうどん追加でいれてよ。 50代男性 

持ったより具沢山だね。それに熊って美味しいんだ。 30代 男性  

肉のうまみが他のジビエより強い  40代 女性

これは、鍋だけど赤ワインも良いかも。うーん、ボルドーじゃなくて、迷うな 60代 男性

 

実施スケジュール
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

2月10日   プロジェクト終了

2月中旬から発送開始。

3月中に支援者様に

お礼の手紙と共にリターンをお送りさせていただきます。

いつ、だれが、どんな風に捕ったという情報をお送りさせていただきます


最後に

高山市では近年、熊の出没が相次いでいます。

かわいそうという声もわかります。獣医を目指していた僕も動物はすごく好きです。

だけど、縄文時代からの歴史の中で日本人は熊を捕って食べていました。天敵は、人間しかいません。

出没が多いのは色々な原因もありますが、熊が多いからです。

多ければ殺して良いという理由にはなりませんが、

一昨年の出来事を説明します。

小学生の通学路脇の果樹園に100kg超えの雄熊が二頭毎晩来る。だんだん大胆になって明け方近くまで枝を折る音が聞こえる。

猟師が夜中にロケット花火を持って追い立てる。もちろん夜中に銃は持ってません。すごく危険です。

それでも止められない、そんな時は、罠を仕掛けて駆除します。

命を奪って埋めるしかない現状に心を痛めているのは猟師も一緒です。

食べて、美味しい、そう思っていただくだけで救われる猟師がいる。このプロジェクトは奪った命に意味を持たせることで猟師の心を救う。そんなプロジェクトです。




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