「始まりのムース」(作詞作曲: 山田証)
時刻は夜明け前
見上げれば大きな空を覆う冷たい壁
だけどその瞳は何者も傷つけぬ
そんな存在のこと知っているかい
足音を立てる
僕はムースの背の上の君を呼ぶ
君は少しぐずる
僕はそれが心配でたまらない
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この歌は昔、僕がまだ「自分がアラスカに行く」なんて思ってもいない時に、福井県のひたすら広い平野を歩きながら、遠いアラスカを思って書いた曲でした。
実はちょうど親しい友人に赤ちゃんが生まれた時で、あまりに弱々しく生まれて来る赤ちゃんを見て、本当に心細く、また力強い時でもある、その時の親としての気持ちを想像して書いた曲でもありました。
まるでコウノトリが赤ん坊を連れてくるように、あの世では神様が、一人一人赤ん坊をムースの背に乗せて心配そうに送り出している、そんな歌です。
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いよいよ今年と来年に予定しているアラスカでの収録を目指して、日本各地の森で試し収録をしています。
アラスカの大自然を、寝たきりの子ども達に見せたい!
子ども達に配るCDを作るために、ご支援をどうかお願いいたします!
(動画)「始まりのムース」