▇ 11月17日(日)に初年度となる「壁画再創造」を実施しました。
当日は天候にも恵まれ、約300人の参加者が集まりました。普段は人通りが少ない防潮堤周辺の道ですが、老若男女を問わずとても賑やかな雰囲気の中で実施できました。
まず初めに開会式を行いました。
プロジェクトを代表して実行委員長が挨拶を行った後、徳島県南部総合県民局長、阿南市長代理として阿南市教育委員会教育部理事、そして大日本塗料株式会社 代表取締役会長の3名の来賓からご祝辞をいただきました。
開会式終了後、各参加者がそれぞれの区画に移動をし、壁画を描き始めました。
今年のテーマは「春」で、各参加者は思い思いの壁画をご家族や友人などと楽しく壁画を描いていました。事前に下書きをしたりスケッチブックなどで原稿を用意したりするなど、渾身の壁画を描くために事前準備をしっかりした方が多く、そのおかげもあって、見事全員が1日で壁画を描ききることができました。
今年は約200m(58区画)の壁画を再創造しましたが、桜並木や動物、花など各参加者の感性が存分に光った沢山の壁画で連なる景観は、これからこの場所へ訪れる人の目に止まる程素晴らしいものになっています。
▇ 最後に
多くのご支援・ご協力のおかげで初年度の「壁画再創造」を無事実施することが出来ました。大きなトラブルも発生せず、参加者の皆様がとても楽しそうに壁画を描いている姿はとても微笑ましく、このプロジェクトを始めて良かったと改めて実感しました。30年前に描かれた壁画は全長2.8kmと完走までまだまだ遠いですが、息の長い事業として継続させ、完走できるように努めていく所存です。
また、毎年沢山の方が参加し、一生の思い出を体験することで、「那賀川町と言えば壁画!」と言ってもらえるぐらいに認知度を高めつつ、次世代の子供達にも壁画を語り継いでもらえるように邁進していきます。
次年度以降もこのプロジェクトをご支援・ご協力のお願いをするとともに、暖かく見守っていただけたら幸いです。
これからも何卒よろしくお願いします!
出島壁画再創造プロジェクト実行委員会 一同