今年も福島の子どもたちがキッザニア東京にやってきました。朝早く起きてバスに乗り、車窓から東京スカイツリーを眺めながらやってきた子どもたち。
ららぽーと豊洲に到着すると早速くじを引いて、ボランティアの大人とペアになります。大人も子どもも初めての顔合わせに少々緊張気味。
わくわくする気持ちと、ちょっぴりドキドキした気持ちを胸に、キッザニアに向かいました。
キッザニア東京の中に入ると、早速やりたかったお仕事体験に向かう子、どれにしようかとあれこれ迷ってなかなか決められない子、子どもたちの個性もさまざまで、いろいろな表情を見せてくれます。
大人たちはわが子のように、子どもたちのお仕事体験を見守ります。
お仕事体験をしたり、昼食を一緒に食べたりしているうちに、いつの間にか緊張がほぐれてすっかり打ちとけた様子。
駄菓子やさんでお買い物体験をした後は、仲良く手をつないで、次の目的地、豊洲公園に向かいます。豊洲公園では木陰でお菓子を食べながら一休みした後、ご褒美のドーナツをかけた綱引き大会。子ども16人に対して、大人6人です。大人も子どもの元気に負けないように踏ん張りますが、子どもたちの元気のほうが勝ったようで、ドーナツは子どもたちのもとへ。
おいしそうにドーナツをほおばる子どもたちの姿が大人へのご褒美です。
綱引きでひとしきり盛り上がった後は、ゆりかもめに乗って新橋へ。子どもたちは自分で切符を買って電車に乗ります。東京湾を一望するゆりかもめの景色に、子どもたちは先頭車両にかぶりつき。
ゆりかもめを降りると、新橋から有楽町まで山手線に乗りました。有楽町から東京駅のバス乗り場まで約15分、歩いて向かいます。
そして、バスを前にいよいよ最後のお別れのとき。一緒に過ごした思い出を胸に、子どもたちが元気に成長してくれることを祈って、大人たちは最後まで手を振っていました。
福島の児童養護施設の子どもたちへ、ささやかな夏休みのプレゼントを今年も送ることができました。これも、クラウドファンディングに協力していただいた皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。
きざしは、これからも子どもたちの未来のために、活動を続けていきます。
これからも、応援よろしくお願いします。