3月11日。
年に1回の総会が開催されました。
東日本大震災から6年。みんなで黙とうをしました。
今年始まった「あたふた甲南」は、22年前、阪神淡路大震災のときの
炊き出しボランティアが発端となり、
震災から2年後に、地域に住む高齢者に配食をはじめて20年。
スタッフさんの中には、70代の方もいらっしゃいます。
大勢の食事を作るのは、その段取りも大変で、つい忘れてしまって、
まさに「あたふた」されることもあるそうですが、
作る側も、食べる側も、ほっと元気になれる活動がこれからも続けよう、
そんな話もありました。
当然、このクラウドファンディングで目標としている、トイレの話も、
議題に上がりました。
トイレの設置は、私たちの悲願でもあります。
だから、大勢の人が利用するからこそ、その利用の仕方、
清潔に保つためにどうすればいいだろうか。
みんなの議論が進みます。
大勢の人が使うからこそ、ただ設置するだけじゃない。
私たちが、自分たちの、みんなの「居場所」を居場所らしく整える。
そんな気持ちをみんなが持っているっていいなあと思います。
総会は、会員であればだれでも参加できます。
参加されていた主要な会員は若干年齢層が高めですが、
ご自身がイベントや教室に参加したことがきっかけの方が結構多いです。
自分も楽しんで、誰かの役に立って、知り合いができて、
また立ち寄った人が気がつけば講座やスタッフをして…
と広がってきています。
ともすれば、内輪だけで盛り上りがちな地域活動ですが、
私は内輪が広がればいいのかな?と思います。
誰かにみせるためにやっているのではありませんもの。
とはいえ、活動を伝える広報も大事。
今、クラウドファンディングにチャレンジしているのも、
身内から知名度をあげるだけではなく、広く外に知ってもらうための
ひとつだと考えています。
楽しく参加しつつ、この場所がゆっくりほっこり続くように
関わっていける活動を、来年度も続けていこう。
東灘子どもカフェは、また前を向いて動き続けます。
クラウドファンディングもあと20日を切りました。
応援、ご支援よろしくお願いいたします。