ご覧いただきありがとうございます。今回は宇宙ロボットについてお話ししようと思います。
宇宙ロボットには主に3種類のロボットがあります。
①軌道上ロボット:ロボットアームなど
→クレーン型の大きな対象物を扱うロボット、精密作業型、自由飛行型の3種類に分類されます。
②惑星ロボット:天体上で動く
→これにはたくさんの課題があり、熱環境の厳しさ、惑星に対する知識の乏しさ、人間による物理的なサポートの不可、エネルギー補給の厳しさ、重量制限の厳しさです。
③船外型ロボット:課題が残っている
→たくさんの技術が必要となっており、宇宙環境に適合するハードウェア、無重力での運動制御技術、自律性と技能を高める技術、地上からロボットを使役する遠隔操作インターフェース技術などです。
宇宙ステーションミールをご存知でしょうか。これは1986年2月20日から2001年3月25日まで使用されていた宇宙ステーションです。これはアメリカと旧ソ連が初めて共同開発したものです。冷戦時はアメリカと旧ソ連は宇宙開発でお互いに競い合っていました。そのため、宇宙開発が進んだとはいえたくさんの犠牲者が出ています。そんな犠牲は今はないのですが、決して繰り返されてはならない歴史です。この宇宙ステーションミールの構造は国際宇宙ステーション(通称ISS)の基礎となり、ISSでも同じ構造を取られています。
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