鈍行に揺られ高松まで向かった◎街をふらっとしていると瓦町という愛媛の大街道に似ているアーケードがあった。交番の裏に少し広場があったのでそこで荷物を置いて路上ライブ開始!!!最初は、ハトさんしか聴いてくれなかった。。。笑ただ、歌い続けていると、お兄さんが止まってくれて、差し入れでビールをくれた。『飲める歳??良かったら一緒に飲もう』優しいお兄さんと肝心な時に半目の僕...笑こちらのお兄さんは普段アクセサリーを販売している方らしい。たまたま見かけた僕に優しく声をかけてくれたのだ。それから話を聞いていくと、どうやら高松駅の方が路上ライブをやっている人が多いらしい。日も暮れてきたので早速移動!!!愛媛からきました!!!という看板を掲げていた僕は『ようこそ高松へ』と優しい声をたくさんかけてもらった。嬉しかった。。。。お酒を飲みながらゆっくり聴いてくれたり学校終わってみんなと遊んでいた学生さんや酔っ払いのサラリーマンやOLの方...この日だけでもたくさんの人に出会えたこと。本当にご縁を感じた。地べたに座ってこうして聴いてくれるのが何より嬉しかった。「香川最高だよ。。。」路上ライブもそろそろ終わりを迎えた頃、香川で活動する地元アーティストの方々にもお会いすることができた!!!----------------------------■ほっしゃんさん■福井樹くん■唄い屋くん■ともちゃん----------------------------不思議なもので、自分から動いていくと出会うべく人には出会い、ご縁がどんどん広がっていく。これからもたくさんの人と出会って価値観を共有したい。色んな話を聞きたい。色んな夢を聞きたい。何より人生を楽しみたい。とそう思った。そしてその夜、僕は香川で出会った仲間達と"手持ち花火"を思いっきり楽しんだ。忘れられない夜を、そして愛媛から来た僕を快く迎え入れてくれて本当にありがとう。それから神戸、大阪、奈良、京都、東京へと関東に向かって路上ライブの旅を続けるのであった。。。続く
出会い の付いた活動報告
僕は路上ライブに出た愛媛県の市内のアーケード街で毎週同じ場所で、同じ時間に。当時は”あいピー”という献血ルームのシャッターが降りるのを待ってその前でギターで弾き語りしていた。ギターも初心者だったため音は"ポロンポロン"途中から"アカペラ"でやったりと初めはとても苦戦したのを覚えている。街の中には人が多いのにどんどん目の前を通り過ぎていく。うまくいかないまま時が過ぎた2010年1月、この日は愛媛のアーティストの先輩「もりちぃ」さんが毎日路上ライブをしていた。僕も何曲かコラボさせていただいてすごく刺激的な時間を過ごしいていた。そんな中、一人の男性が声をかけてくれた。その方はシャツにシルバーのブルゾンを着て髪の毛はボブくらい、片耳に髪をかけてもう片方はおろしていてすごくかっこよかったのを今でも鮮明に覚えている。「良かったら1曲聴かせてください」【ありがとうございます、それでは聴いてください…】♪♪♪「とても素敵な歌でした。ありがとうございます」【こちらこそ、ありがとうございます!!!】『お兄さんは県外の方ですか?(方言や、なまりがあったため)』「あっ、そうです。沖縄からちょっと仕事で」『沖縄の方だったんですね!!!一度行ってみたいんです!!!海も綺麗なイメージですし沖縄の人や食べ物、いろいろ触れてみたいです!!!』「そう言ってもらえて嬉しいよ!!」たわいもない話を30分ほどした後、そのお兄さんは当時出していたもりちぃさんのオリジナルCDを買ってくれた。毎回CDを買ってくれた方のお名前をノートに書いてもらっていたためその時もお兄さんの名前を書いてもらっていた。僕はその後、時間がきたので帰宅していた。するともりちぃさんから突然の電話。【やっぴ~、さっきの男の人、なんかみたことあるなぁと思って最後帰り際に聞いてみたんよ、もしかしてHYの方ですか?って...】「はい、そうです♪これからもお二人とも素敵な歌を歌い続けてくださいね♪音楽は本当に素晴らしい...」と...その方はHYのVo.新里英之さんだった。路上ライブを初めて約2ヶ月ほどの僕にも、優しく声をかけてくださった。。。英之さんの沖縄への思い音楽に対する思いなど少なからずあの時間でも聞くことができた。人生は不思議なものだ。いつ、どこで、誰と出会うかわからない。僕はその頃から、"勇気と希望"を少しずついただいていたのかもしれない。。。続く