はじめに・ご挨拶
小田原の街をこよなく愛する人たちが集まり、お互いに刺激しあうことで何かが生まれ、
それを楽しむ活動をしている小田原まちセッションズを母体に実行委員会をつくりました。
実行委員会のメンバーは小田原まちセッションズ代表で自家焙煎ケントスコーヒー店主の平井丈夫、Fmおだわらのラジオパーソナリティで(一社)足柄茶ラボ代表の石崎雅美、小田原の海と山がだいすきな菅原 裕、お菓子作りや美味しいものが大好きな中島智恵子、NPO法人チルドリン副代表の福田ひろみなど多彩な人たちが集まりました。
「本ときどきカフェ」の開催により地域に「憩いの場」ができることを応援していただけると嬉しいです。
このプロジェクトで実現したいこと
歴史的建物豊島邸の新たな魅力と価値を見出し、地域の憩いの場や 活性化に繋がるような社会実験として「ブックカフェ」を開催します。
*「本ときどきカフェ」プロジェクトの企画内容
A:【ギャラリー企画】
・第1弾:たなかきょおこ絵画展・・・期間:9月11日(水)~9月16日(月)・第2弾:松本泰子写真展・・・期間:9月18日(水)~9月23日(月)
- B:【本の用意】
・かもめ図書館の協力で貸出可能な書籍を用意する。
・市民の方からお薦め本を募集する。
C:【カフェ】
・自家焙煎コーヒーの提供
・台所でオーダーしてもらいセルフサービスで行う。
・簡単な飲み物と市販のパン類を用意する。
D:【ワークショップ等の企画予定】平日⇒日替わりでワークショップを開催
・ブックトーク
・粘土細工のブローチづくり
・和綴じ本づくり・栞やブックカバーづくり
・絵本の読み聞かせ
・川瀬智幸さんの読書会
・『御酒飲帖』づくり・木はがきで手紙を書こう
・木工関係の人がおしゃべり(ハルネ小田原の木のポストに投函)
私たちの地域のご紹介
小田原の邸園文化
明治20年(1887)に新橋・国府津間の鉄道が開通すると小田原は別荘地として注目を集め、大正12年(1923)の関東大震災に遭うまで別荘全盛時代となり、多くの政財界人や文人が小田原に邸園をかまえました。
海や山に囲まれたきれいな景色や温暖な気候、豊かな海の幸などがあることが、多くの人が小田原に魅了された理由だと言われています。
小田原には伊藤博文や山縣有朋、候爵黒田長成、閑院宮、陸軍大将大島義昌、海軍大将瓜生外吉、子爵榎本武揚、長谷川如是閑、三井物産の大番頭益田孝(鈍翁)、男爵大倉喜八郎、松永耳庵らの別邸や邸宅がありました。
プロジェクトを立ち上げた背景
豊島邸は宮ノ下の開業医、故・豊島牧四郎氏の別邸(小田原市栄町) 建物は1941年に建てられ「一月庵」と呼ばれる。書院風と数寄屋風の意匠を組み合わせた貴重な家屋 。
「市民の憩いの場に」
豊島氏は宮ノ下出身で尋常温泉小学校、小田原中を経て日大医学部を卒業、厚生省などでの勤務を経て、
昭和 30 年代に富士屋ホテル近く、現在の渡邊ベーカリー付近に開し、町民だけでなく旅館やホテルの宿泊客なども診ていた。氏は開業以前に病で肺を片方摘出したため、往診に出る時は妻の廣江さん(故人)がカバンを持つなど助けていた。油彩画や 書道などもたしなむ多才な人だったという。医院は昭和 63 年の豊島氏の逝去とともに幕を閉じ、廣江さんは別邸の小田原市の建物をどうすべきか考え、売却して医学生の奨学金にするといった案も検討していた。その後「市民の憩いの場にしてほしい」「建物が朽ちても公園として防災などの役に立ててほしい」と言い残し、3年ほど前に亡くなり別邸は小田原市に寄贈された。
今回、豊島氏の遺志「市民の憩いの場に」を少しでも実現できるようにしたいと思います。
これまでの活動
小田原市の歴史的建造物である清閑亭や旧松本剛吉邸(雨香庵)の利活用や業務委託を手がけてきた。
また、「海辺のセッション」と題して海岸線に有料道路ができたため生活の場から隔たれた海岸を今一度楽しむワークショップなどを開催している。
資金の使い道・実施スケジュール
・建物使用料 50,000円
・ワークショップ等講師代、交通費、材料費
・通信費
・食材費
・水道光熱費
・駐車場代など
リターンのご紹介
・1,000円コース=豊島邸の絵葉書(たなかきょおこ画)+カフェチケット1枚
・2,000円コース=豊島邸の絵葉書(たなかきょおこ画)+カフェチケット2枚
・5,000円コース=豊島邸の絵葉書(たなかきょおこ画)+小田原たてものさんぽ画集(たなかきょおこ)+カフェチケット4枚
・10,000円コース=豊島邸の絵葉書(たなかきょおこ画)+小田原たてものさんぽ画集(たなかきょおこ)+カフェチケット10枚
・10,000円コース(豊島邸に来られない遠方の方などへ)
豊島邸の絵葉書1枚(たなかきょおこ画) +小田原たてものさんぽ画集1冊(たなかきょおこ) +足柄茶ラボの実習茶園のお茶(2袋)
*小田原在住で旅する絵描き、イラストレーターのたなかきょおこさんのオリジナル絵葉書と
小田原の趣のある建物を描いた画集本を提供します。
また。カフェチケットはプロジェクト開催中チケット1枚でソフトドリンク1杯と交換いたします。
最後に
城下町小田原の、閑静な小路を辿り、古民家に明かりが灯る十四日間。 薫りの良い珈琲を愉しみながら、畳に寛ぎページを追う 「本ときどきカフェ」。 街に憩い、歴史を紐解く、豊島邸への道行にご一緒していただければ幸いです。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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