たくさんの方からメッセージをいただいております。応援本当にありがとうございます。アンド・ステディはサロンでお客さまの足を拝見させていただき、そのお客さまに合った靴をご提供できるよう、日夜研究を重ねています。よい靴というのは当たり前、というスタンスです。足に合った靴のご説明はいつもしているので、今日は「よい靴」についてお話したいと思います。よい靴の構造を分解図にしてみました。靴の中はこんな風になっています。お客さまから見えるのは、一番上の段を一番下の段。つまりデザインに関係する部分ですね。住宅で言ったら、「内装・インテリア」の部分でしょうか。みなさんは家を建てるとき、内装・インテリアが素敵だったらそれでOKですか?土台は気になりませんか?地震が来たときに、壊れちゃったらどうしよう・・・欠陥住宅だったらどうしよう・・・ってこと気になりませんか?手抜き工事はされないか、費用を抑えるためにズルをしていないか、きちんと住む家族のことを考えて、建ててくれるだろうか?靴も同じです。靴の分解図、2段目が外からは見えない靴の「背骨」に当たる重要部分。住宅で言ったら「基礎」「柱」「壁」といった部分が、2段目になります。でも見えないということは、手抜きされがちなパーツということ。足をより支えるロングカウンターや、鉄板であるシャンクの強度が高い中底を使っていれば、よい靴だと言えるでしょう。よいパーツはもちろん値も張りますから、ここは靴メーカーの矜持が問われるところです。靴を作るパーツは108あると言われています。お客さまに安心・安全な「よい靴」をご提供するために、今日も浅草の工場では生き物の革でできているそのパーツを、機械で無理やり引っ張ったりせずに、浅草の靴職人が漉き、縫い、一足一足丁寧に仕立てています。体を整えるオーダーメイドの靴を全国の女性に知っていただきたいです。引き続きご支援よろしくお願いします。