パトロンになってくださった皆様、こんにちは第一回目のイミゴンゴ展@東京開催の実現にお力を貸してくださった日から一年が経ちましたその節は本当にありがとうございました感謝のことばが見つけきれないほどこころから感謝申し上げます日本にまだあまり入ってきていない遠い国ルワンダのとある丘の上で生み出される伝統アートが東京に一挙に並ぶことができたのは、疑いようもなく皆様が背中を押してくださったおかげですあれから一年「イミゴンゴ」というものは一体なんなのか、終わりなき調査活動を続けております感染症の波は例に漏れずルワンダにも押し寄せました3月半ばから5月半ばまでのロックダウン「外出は必要最低限の買い物や病院、薬局などに行く場合のみ」と比較的厳しい制限がありましたそれまでマスクをつける習慣など全くなかったルワンダでも着用が義務化され見たことのない街の景色を目にすることになります少しずつ外出制限が緩和になるも都市間移動が禁じられていたりとルワンダの端の端にあるイミゴンゴの工房に訪問できない日々が約5ヶ月続きましたこんなにいい天気を横目に自宅滞在の日々そしてようやく移動が解禁になり、バスに乗って作り手のおばあたちに会いに行きました再会の日 どんなに山でもマスク着用 / 外したらソーシャルディスタンス、と。あまり外人が行き来するようなエリアではないので当初は彼女たちがアジア人(の私)と関わっているのを知られたら、周りから嫌がられたりするかもしれないと、訪問まで様子を伺っていましたそのことを漏らすと「な〜に言ってんのよ〜!!とりあえず顔見せに来なさい!」と、まるで言葉で背中をバシッと叩かれたような気分になりいつもそうやって目の前を晴らしてもらっているのです「ロックダウン中、大丈夫だった?」と聞くと「なぁ〜んにも変わらない、いつも通りよー。ラジオではどこの国で何人感染、どこの国で病院が大変なことになってると言ってるけど、ラジオ消しちゃえば、ここにあるのはいつもの生活だけ」と。手と目が届く範囲、触れられる範囲で暮らすということ遠くの知らない場所で起きていることに気を取られて不安になるよりもここにいるヤギの世話をして、庭のバナナを収穫して、掃除をして、料理をする地面と密着しながら生活している彼女たちの強さがあたらめて浮き彫りになる機会でした自粛する気ゼロ じゃんじゃん実をつける街路樹のアボカド前置きが長くなりましたが、そういうわけで活動再開が叶ったので今回は神戸にてイミゴンゴ展を開催いたします【ルワンダ伝統牛糞アート イミゴンゴ展 imigongo kobe】日時:2020年10月29日(木)〜11月3日(火祝) 11:00〜19:00 (最終日のみ17:00まで)会場:フローラ アーティスト ギャラリー 兵庫県神戸市中央区山本通1-7-9 ブーミン北野1F 三ノ宮駅から徒歩9分(北野坂沿い)google map:https://goo.gl/maps/SJQ5zkh8yjTpdqZP7入場:無料※十分な空間を確保するためにご予約優先です▼ご予約はこちらから▼https://imigongo.peatix.com/展示会ページはこちらhttps://imigongoanywhere.com/exhibition/imigongokobe/静かに沼にハマりたい方、お待ちしております知れば知るほど、知らないことが増えていくイミゴンゴの世界最近は、かつて使われていた自然顔料のクエストも行っております(山に登ったり、穴に入ったり、掘ったり、潜ったりしています)https://imigongoanywhere.com/2020/09/08/colorsofimigongored/白の自然顔料を追いかけてたどり着いた粘土このように活動を続ける原動力を与えてくださったパトロンの皆様には改めまして心からの御礼を申し上げます。加藤 雅子 / masako kato
展示会 の付いた活動報告
こんにちは!ご覧下さりありがとうございます^^展示会用のイミゴンゴが徐々に出来上がってきました昨日、お迎えに行き、無事に家まで到着今住んでいる首都のキガリから工房は片道約4時間半強こんなバスに4時間揺られそのあと、バイクタクシーに乗って(二人乗り)こんな道を約45分山を登っていきますこの45分が大好きで、ヒダのように遠くまで織り成される山々をながめ新しい鳥の声を聞きバナナ畑の輝く緑をくぐり抜けポップな雲に出迎えられます工房に到着し、オーダーしていた展示用イミゴンゴと対面!ほんの一部です作り手さんによる最終チェック輸送が今回の最大の課題ですが、傷をつけないよう厳重に梱包して持って帰ります。現場からは以上です。応援してくださり、本当にありがとうございます!加藤雅子