2017年2月10日、東京三田にて、中国のハンセン病快復村のドキュメンタリー放映会を行いました。
JIAでは2014年からハンセン病快復者の記録を、現地のボランティアの手で行っています。
当日は、ドキュメンタリー2本(『心願』、『黄おじさん』)を放映するだけでなく、映像を作成したボランティアが感想を共有したり、記録プロジェクトの責任者の事務局職員がプロジェクトへの想いを語る部分もありました。
約50名の方々にご来場頂き、様々なご意見やご感想を頂きました。
皆さんのフィードバックにより、ドキュメンタリーは後日改善し、再度お見せできればと想っています。
興味深いことは、ドキュメンタリー作成過程において、ハンセン病快復者自身が撮影に興味を持ち始めました。撮られる側だった「黄おじさん」自身が、「今度はおれも撮ってみたい」と言い始めたのです。
そこで、活動のOG/OBたちは資金をカンパし、黄おじさんのためにビデオを購入しました。現在黄おじさんは撮影をすでに開始しています。黄おじさんのドキュメンタリーを10日に観られた方は、彼がどのような性格かおわかりかと思います。黄おじさんへの励ましのメッセージを頂ければ嬉しく想います!
このように、JIAでは現在、快復村・快復者の記録を進めています。
村人の存在を記録し、次の世代に伝えていきたい想っています。
それを、こんな時代、こんな日中関係だからこそ、あえて日中の手によって行いたいと想っています。
そこで、JIAはこのクラウドファンディングを立ち上げました。
中国にあるハンセン病元隔離村の記録を書籍で残すためのクラウドファンディングです。