初めまして。SADIA(サディア)こと岡野といいます。
都心でも地方でも外国人観光客の姿をよく見かけることが多くなりました。
その中でもイスラム教徒の旅行者や留学する人の数が年々が増えてきている傾向があります。
私の周りにもたくさんの外国人が住んでいて、それぞれ文化が異なりますが、
上手く日本の文化に溶け込んで生活しているかのように見えます。
そして「食」について考えさせられることが起こりました。
私がどうしてこのプロジェクトを立ち上げたのか、ハラールフードについてなど少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
★ご挨拶ときっかけ★
私の国籍は日本ですが、イスラム教徒です。
SADIA(サディア)という名前は、私のイスラム教徒になったときに主人が付けた名前です。
パキスタン人の主人との結婚後、日本での食生活は食材がなく寂しいものでした。
イスラム教徒(ムスリム)は戒律で食べれる食べ物つまり、「食べていいもの」と「食べてはいけないもの」が細かく定められています。
私の周りにも日本に留学や仕事で来日している方も同じような思いの人がとても多かったです。
主人にもっと簡単にハラールフードを購入する方法がないのかと聞くと、お店舗が少ないのと、調べても遠い場所なので行けないという答えでした。
お店が無いのなら作ればいい!!
これが私がハラールフードのお店を作ろうと思ったきっかけです。
★プロジェクトで実現したいこと★
最近は「食」について意識の高い人が増えてきています。
「意識高い系女子」と呼ばれている彼女達が注目しているのが、「ハラールフード」です。
「イスラム教」「ムスリム」という言葉は日本国内でもかなり浸透してきました。
ですが、「ハラールフード」となると知らない人の方が多いです。
ようやく近年になってこのようなマークが見かけられるようになりました。
ご存知でしょうか!これがハラールフードのマークです。
色々な国で使われている認証マークになります。
大きなマーケットなどにもこのようなマークが付いている食品が店舗に並ぶようになりました。
これがハラールフードと認証された食品です。
ハラールフードのマークは種類もたくさんあります。
ハラールフードがどういうものなのかを知っていただきたいです。
ムスリムだけではなく、たくさんの人にハラールフードを食べて欲しいと思っています。
ハラールフードのアンテナショップを実現させたいです。
★ハラールフードがどんな食品なの!★
ハラールフードはイスラム教の教えの中で「食べてもいいもの」とされる食べ物です。
「ハラル(英語:halal、アラビア語:حلال Halāl)」と書きます。
アラビア語:حلال Halālは「イスラム教の教えで許されているもの」を意味するアラビア語です。
イスラム教は厳しい戒律がことでも知られています。
生活全般においても戒律があり、食べ物も細かく定められていて、すべて覚えるのは無理です。
なので「食べていいいもの(ハラル)」と「食べてはいけないもの(ハラム)」が何かを押さえていた方が簡単だと思います。
イスラム教で禁じられているものは、「アルコール」「豚」です。
一番厳しく禁じられているのが「豚」で、豚そのものを食べなければ良いというものではなく、豚からでるすべての物、豚と接触した食品や豚と派生したものなどが禁忌とされています。
以下のようなものはすべて「食べてはいけないもの」になります。
・豚から摂ったエキスや含まれる調味料や出汁を使ったスープ
・豚を調理した道具を使って調理した食材など
・豚を運んだトラックや豚を入れた冷蔵庫で一緒に保管された食材
・豚が入っている配合された餌を食べている家畜など
・豚のタンパク質や酵素を使っている衣料品や化粧品
これらはすべて体内に入れてはいけないものです。
イスラム教の教えでは、豚は不浄のものとされています。
見ただけでは分からない原料や保管する場所、輸送方法にも気を付ける必要があります。
豚は食べていけないですが、牛や羊は「食べていいもの」です。
ただし、イスラム教の教えの方法で屠畜や加工された肉(定められたやり方で屠畜する、血を抜いてから解体するなど)の方法でなくてはなりません。
日本での施設で行われている一般的な方法で処理された食肉は、イスラム教徒には「食べてはいけないもの」になるのです。
ハラールフードは好き嫌いの問題ではなく宗教上で大切なことで、ハラールでないものを食べると「神に背く」ということになります。
世界にはこのような文化があるということを知っておいて頂きたいです。
ハラルフードは「安全で身体によい食べ物」です。
ハラルフードは「イスラム教の教えで許されているもの」ということ以外に、もうひとつの面があります。ハラールフードは「清潔で安全に管理された、高品質・高栄養価で健康的な食べ物」なのです。
ハラルフードは、神の教えに基づく食べ物なので、そもそも身体に悪いものなどあり得ません。
肉は、血抜きを施すので、有害な菌やバクテリアの繁殖を防ぎ、鮮度も保つことができます。
飼育環境や飼料も厳しく管理され、ちなみに中国ではハラール肉を「安全肉」というそうです。
ハラルフードはイスラム教徒だけの食べ物ではなくて、世界中の人達にとっても安心できるフードといえます。
近年食の安全に注目されが集まるなか、ハラールフードがいかに安全な食品というのが理解できます。
★これまでの活動★
知人などが一時帰国する際に、買って来て欲しいリストを渡して購入してもらうような感じでハラールフードを手に入れてきました。同じような立場の人が多い中、どのような食品が日本国内にあればいいのかをリサーチした結果、下記に通りです。
・米やナンに使うパウダーは値段は高くなるが、手に入れやすい
・調味料や香辛料は、品物が少なく中々日本では買うことができない
・欲しいものがすぐに買えない
一番多くあった意見です。
パキスタンに帰ったとき、輸出してくれる業者を探しました。
選出した業者をどれにするか細かい打ち合わせをしている段階です。
こちらの受け入れ態勢を整える準備(輸入するのに必要な事項)を進めています。
パキスタンからの輸入となるので、パキスタンについて知って欲しいと思い、パキスタンの小物などを扱うネットショップをオープンしました。
先日パキスタンへ出向いたときに購入したものを販売しています。
★これからの展開について★
「小さいことからコツコツと」の言葉の通り、できる範囲から行動しています。
オープンしたばかりのインターネットショップから購入できるように品揃えを充実させていく予定です。
オープンしたばかりでまだ商品の数は少ないのですが、準備中の商品など徐々にアップしていきます。
★資金の使い道について★
目標の80万は、ハラールフードショップの運営資金とCAMPFIREの手数料に充てます。
♪運営資金の内訳♪
・定期的に1~2日店舗を借りてハラールフードの試食&販売
・輸入に関する必要経費
・Webサイト(香辛料を使ってのレシピ等公開)
目標金額を超えて100万を達成したらハラールフードの冊子を作り、無料配布して関西を中心にさらに広めていきたいです。
それ以上の支援&応援をいただけた場合は、小さな店舗を持ち、さらにハラールフードの良さをアピールしていきます。
・2020年3月クラウドファンディング終了
・2020年5月下旬リターン発送
・2020年8月HP&ネットショップ開設
★店舗&概要★
小さなお店を持つのが夢です。
そのためにはプロジェクトを成功させ、ハラールフードの良さもたくさんの人にご理解をいただき、プロジェクトを成功させなくてはいけません。
♪店舗概要♪
ハラール認証の香辛料など食肉なども扱います。欲しいときに欲しいものが揃っているお店を目指します。
★リターンについて★
※2000円Aコース
sadiaのロゴの入ったマウスパッドです。
※2000円Bコース
sadiaのロゴの入ったマウスパッドです。
※5000円Aコース
sadiaのロゴの入ったマグカップです。
※5000円Bコース
sadiaのロゴの入ったマグカップです。
※10000円パキスタンコース
パキスタンの伝統的履物クッサのキーホルダーです。
すべて職人による手作り品となります。
※30000円パキスタンAコース
パキスタンの伝統的女性用の履物クッサです。
ひとつひとつ職人が丁寧に仕上げています。
注:クッサのイメージ画像です。お好きな色とサイズを教えてください。
色とサイズによってデザインが異なりますので、ご了承ください。
※30000円パキスタンBコース
パキスタンの伝統的男性用の履物クッサです。
ひとつひとつ職人が丁寧に仕上げています。
クッサを提供してくれるのは主人の従弟のお店です。
注:クッサのイメージ画像です。お好きな色とサイズを選んでください。
色とサイズによってデザインが異なりますので、ご了承ください。
最後に
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。
ハラールフードは本当に安全な食品なので、これからも良さを広めていきたいと思っています。
ハラールフードは健康面でも安心して食べることができる食品です。
「健康」「体によい」というキーワードに敏感な意識の高い人はすでに注目しています。
今がチャンスだと思いクラウドファンディングを挑戦しました。
こうした機会を得ることに感謝しています。
目標に向かって前進あるのみです。
皆様にいただいた支援は大切に使わせていただき、形にしていきます。
どうか私のプロジェクトにご支援をよろしくお願いします。
目標金額に達しなかった場合でもリターンは発送いたします。
本当に長くなりましたが、ありがとうございました。
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