【活動報告_クラファン日記②】
ダンス公演チケット無料(投げ銭制)「気軽さ」から始まる未来の鑑賞スタイルへ挑戦!
この挑戦の肝は「気軽さ」だと思います。
僕のことを知っている人は、僕がこの「気軽」というワードから程遠い人物だと知っている筈です。笑 どちらかと言えば慎重派。石橋は叩いた上に罠かもしれないと疑う。
その僕が今回「気軽さ」を持ち出したのは、あるいみでの逆説を伴います。
僕のしているダンスは、コンテンポラリーダンスと呼ばれています。(前はそんな呼び名じゃなかった)
商業的なベースではなく、経済効果としてはうっすい分野で、美術で言うところの「現代アート」のような位置付けだげど、美術界のように当たればでかいというメジャーの領域もない。
どちらかというと、実験や研究要素が強いものだ。芸術的と言われれば、まあそうかもしれない。
でもダンスは芸術になれるのかって議論もあるし(もちろんなりたい)、そもそも芸術ってなんだ?って話になったりして、どんどん重々しくなってきて、なかなか気軽でなくなってくるのです。
だけど、その決して「気軽」にやっているわけではないことを、あえて「気軽」に観てくださいって話がしたいのです。
「気軽にやってるんで、観にきてください、」って声かけしてみる。
「お金?いいですよ、もし面白かったら、次も頑張るんでお願いします!」みたいに言ってみたい。
そしたら、見る人も感想も変わってくると思うんですね。
モトを取らなきゃとか、どういう意味なのか?とか、そういうのではなく。
初めから「対価」として見るのではない目でみたら、どう写るのだろうか?
そんな挑戦です!
よろしくお願いいたします。(青木尚哉)