ファクトリエ アンド コーヒーのメニューを探す旅。
〜奇跡のみかんジュース発見!!〜
自然栽培(農薬・肥料不使用)で育てた
奇跡のみかんが丸ごと入った最高のみかんジュース
ファクトリエ アンド コーヒーのメニューを探す旅。
色々な農家さんを巡っています。
気持ちの良い夏空が広がる熊本。
熊本駅から電車で20分ほど行くと、すいかの名産地、植木町(うえきまち)に着きます。
シンプルイズベスト、な駅舎です。
冷房のある待合室はないので、地元の中学生たちはアイスをほおばりながら、汗だくで、電車が来るのを待っています。笑
この植木駅から車で20〜30分ほどいくと、玉名郡玉東町に着きます。
こちらは、自然栽培の無農薬・無肥料でみかんの栽培に取り組んでいる「池田農園(池田道明さん)」のみかん畑。
池田さんが自然栽培を知ったきっかけは、高校生の時に福岡正信さんの本を読み四国一周をした際、著者である福岡正信さんを訪問し、自然栽培について伺ったこと。
ただ、当時は自然栽培の難しさを聞いて、「採算を取って暮らすのは実際には難しそうだ」と思ったそうです。
それから親父さんのみかん農家を継いで20年経った10年前に、長年の夢である「自然栽培」に少しずつ踏み切ったそうです。
その際、周囲のみかん農家の態度は冷ややかで、
「絶対無理、やめとけ!」「お前の畑のせいで虫が来る」
と罵られたのだとか。
農薬・肥料を使わなくした最初の2年ほどは、それまで使っていた有機肥料の効果が残っていたためうまく育ちましたが、3〜5年目は全く育たず、苦しんだそう。
それでも諦めずに、良い土づくりを続けた結果・・・・
10年経ってようやく、実も、皮も甘くできるようになりました。
みかんを食べる時には、農薬などを落とすためにしっかりと洗った上で、みかんの皮を剥いて食べる方も多いと思いますが、池田さんのみかんは自然栽培なので、皮もキンカンのように甘く、「みかん、まるごと」美味しく食べられます。
こちらの畑にはキジ、野ウサギ、ホオジロ、クモや虫が多く棲んでいます。
(詳しくは、池田さんが描いた絵本「みかん畑のキジ」を読んでみてください)
宮沢賢治の生き方を手本に、みかんづくりと画業を両立していらっしゃるそうです。
池田さんのこだわりと想いが詰まった「みかんジュース」、お店で飲める日をお楽しみに!
\\ファクトリエ&コーヒーは、10/1(火)オープン予定です!//
(※9/21(土)のプレオープニングイベントに参加できるリターンもございます。)
https://camp-fire.jp/projects/view/183336