こんにちは、雨とランプの大塚卓人です。
投稿を開いてくださりありがとうございます。
東京でお世話になった美容室を退職し、最後の一ヶ月は常連のお客様が多くご来店されました。本当にありがとうございます!
クラウドファンディングは残り7日となりました。初挑戦のクラウドファンディングはたくさんの方からのご意見やご支援、応援メッセージをいただき、本当にまわりに助けられているのだと感じました。本当にありがとうございます。
同時に目標に達していないのも事実です。申し訳なさと悔しさがあり、改めて美容室×カルチャーの雨とランプについて、お話ししたいと思います。
もし、少しでも興味を持っていただけたら拡散とご支援のほどどうかよろしくお願いいたします!
雨とランプは2019年11月1日にオープンする美容室です。
場所は北海道札幌市西区琴似、今は私の父がそこで美容室を営んでいますが、父が高齢となり、私もまた地元で美容師をしたいという気持ちもあり、リニューアルオープンすることとなりました。
東京で美容師をしていて感じたことは、美容室が苦手、美容師が苦手と感じる方が多いということです。
美容師と何を話せばいいかわからない、それがプレッシャーだと感じたり、普段読まない美容雑誌が目の前に置かれたり、日常生活の中にある非日常な空間なのだと思います。もちろん、美容師と話をすることが好きだと感じる方もいます。本当に多くの価値観を持ってご来店されるのです。
そこで、ツイッターで試しにアンケートを取ってみました。美容師や美容室が苦手だと感じる方はどのくらいいるのか、結果は約2人に1人が美容室、美容師が苦手という結果となりました。
これは、美容師として危機的な状態だと感じました。数ヶ月に一度、髪を綺麗にする空間や時間を苦手意識を持って来られているということです。同時にこの意識が少しでも解消できれば、と感じました。
有難いことに(?)、私の見た目が美容師っぽくないという理由でご来店される方もいます。笑
私の長所でもあります。
もっと、多くの人に美容室で過ごす時間や空間に負担を与えずにできることはないか、と考えた時、文学や絵画、音楽と言った芸術と組み合わせることはできないだろうか、と考えました。
私自身が文学や絵画、音楽、映画、アニメなどカルチャーが好きであること、またそれらに触れている時間は日常の疲れを忘れさせてくれて、癒しになっているということ、がこの考えに至った経緯です。
美容室で過ごす時間や空間にそう言ったカルチャーがあれば、美容室に行く行為が、髪を綺麗にする、という意味に付加価値を付けられるのではないだろうか。
まず考えたのは、美容室に大きな本棚を用意することです。そこには、多くの人たちのオススメしたい、好きな本が並び、それを手にしたお客様が読む。知らない人のオススメ本が、好きへと変わった瞬間、新たな輪が生まれると思います。
また、札幌にもともとあったくすみ書房さんが企画されていた、「中学生はこれを読め!」「高校生はこれを読め!」フェアを雨とランプ版で行い(くすみ書房関係者ご協力のもと)、札幌の素敵な本屋の呼吸を感じてもらえたらと考えています。
美容室の中に壁画があると面白いなあ、ということで、画家のMaika Kobayashiさんの壁画プロジェクトに雨とランプも参加することになりました!
リターンに委託販売やご自身の作品置き場、本棚の一画を自分風にプロデュースするのもあります、ご自身の本や音楽、絵画と言った作品が並べばそれはとても素敵な空間になると思います。
美容室に行く、というよりもカルチャーに触れに行く。雨宿りするようなほっとできる空間や時間を提供できる美容室にしていきたい、それによって苦手だと美容室、美容師が少し身近なものになれば、私は嬉しいです。
遠方の方でも参加できるようなリターンもご用意させていただきました。残り7日です。少しでも興味を持っていただけたら幸いです。どうかよろしくお願い致します!
雨とランプ 大塚卓人