Check our Terms and Privacy Policy.

障がいがあっても「自分らしさをあきらめない世界」を実現する

出産後に脳出血で倒れ、障がい当事者となった私。その経験をもとにブランド「Mana'olana」で起業し、現在代表を務めています。障がいがあっても「自分らしさをあきらめない世界」を目指して、今回のプロジェクトを立ち上げました。みなさま、一緒に世界を変えていきましょう!

現在の支援総額

1,374,375

45%

目標金額は3,000,000円

支援者数

141

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/09/07に募集を開始し、 141人の支援により 1,374,375円の資金を集め、 2019/11/15に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

障がいがあっても「自分らしさをあきらめない世界」を実現する

現在の支援総額

1,374,375

45%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数141

このプロジェクトは、2019/09/07に募集を開始し、 141人の支援により 1,374,375円の資金を集め、 2019/11/15に募集を終了しました

出産後に脳出血で倒れ、障がい当事者となった私。その経験をもとにブランド「Mana'olana」で起業し、現在代表を務めています。障がいがあっても「自分らしさをあきらめない世界」を目指して、今回のプロジェクトを立ち上げました。みなさま、一緒に世界を変えていきましょう!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。Mana'olanaクラウドファウンディング事務局です。今回の活動報告は、靴作り対談パート2。男性用ビジネスシューズを製作してくださったマイテウの須田さんにインタビューを行いました。
革の探求者である須田さんが、靴にどんな想いを込めてくださったのかをお届けします。

************************************************

【クラウドファウンディング事務局(以下クラ)】まず、Mana'olanaとの出会いからお伺いさせてください。

【須田さん(以下須)】ほんとに偶然でしたよね。僕がある日浅草の通りを歩いていたら、ばったりと知り合いの編集者の方に出会って、その時に一緒にいらした布施田さんを紹介されたんです。
「下肢装具をつけてもはける紳士靴を作ろうとしてるんだって。どうかなと思って」
これもたまたまですが僕の友だちに整形靴を作っている人がいて、「下肢装具が何か」とか、「デザイン性はあまり重視されてない」という現状などを知っていたので、ぱっと聞いた時に話のイメージはつきやすかったと思います。
でもその時は名刺をもってなくて「えーっと……」となったんですが、すかさず電話番号を交換されてしまった(笑)。何がなんでも靴を!というガッツにのまれて、とりあえずお会いしてお話を聞くことになりました。

【クラ】あの時浅草を歩いていてくださってて、ありがとうございます! 工房にお邪魔した時は、革やたくさんの紳士靴、アメリカンな雑貨が置いてあって、わくわくしました。私たちは素敵な靴を目指してたので、こんな靴がお届けできたらいいなあと。

マイテウさんの工房は革と靴でいっぱいでした

【須】実は僕も独立したばかりで、いろいろ手探りの状態でした。そこで布施田さんとお話しているうちに、その挑戦心と「装具×フツーのおしゃれ」のカップリングや、「障がい者と健常者、どちらも選べる」というコンセプトに興味がわいてきて、「一緒にやってみよう!」と心を決めました。
後日、男性靴担当の春日さんが加わりましたが、こちらもまたこだわりと情熱の持ち主で、開発の日々がはじまりました。新しい素材や装具ならではの工夫が靴に施されていって、面白かったです。


【クラ】いつもお世話になっています。試作品第一号が上がった時は、そのかっこよさに興奮しました。この靴の魅力について、製作者の立場から解説をお願いいたします。

【須】浅草はものづくりの街ですが、僕はその中でも革の成り立ちに愛着を感じています。加工を加え、風合いや色味を研究するのは本当に面白い。今回の靴にも、革に対する僕の気持ちがこめられています。

【クラ】どんな革が使われているんですか

【須】まずアッパー(足の甲を覆う靴の素材)には、牛革のキップと呼ばれるものを使っています。柔らかい肌触りときめの細やかさ、そして丈夫さをあわせもち、革本来の味わいを楽しめるということで、多くの高級ブランドでも使われています。

この革は使い込むほどに色が濃くなり、変化していく。そこが他の素材と違うところで、年をとるにつれて、劣化するのではなく、味わいが深まるのです。

僕の工房では靴のオールソール(靴底全体の交換・有料)を承っており、底は3回までは張替えいたします。
正しいお手入れ法を守ってくだされば、相棒として長く楽しめる一足になると思います。

また靴の内側に使っているのは豚革です。天然皮革ならではの柔らかさで足を包み、滑りにくい。通気性が高く、湿気を吸い取り、吐き出すことで、靴の中を快適に保ちます。丈夫で、合皮のように表面が割れることはありません。

あとは、かかと部分に使う月型芯にも、ボード材ではなく床革を使用しています。足をしっかりホールドし、長い年月も耐えられる強度があるのが特長です。肌と馴染みながらかかとをやさしく包み込み、靴擦れなどを起こしにくい素材です。

【クラ】足に優しい素材でできていて、かつ長持ちする。革の魅力炸裂ですね。

【須】ありがとうございます。あとは、着脱のしやすさと滑りにくさを重視しましたね。この革靴にアウトドアでも使用されているフィドロックというマグネットバックルが、違和感なく取り付けられているのもいいと思います。片手でも脱ぎ履きしやすいので、めんどくさい人にもぴったりですよね。
また、靴裏に半張りで、イタリアのキャスター社の3mmゴムを使用しています。ゴムにワイヤーで擦り跡をつけていて、滑りにくくかつ、フォーマルな雰囲気が出ていると思います。

【クラ】機能と美しさの両立ですね。もし、須田さんが購入するとしたら、ブラック、ブラウン、どちらですか?

【須】ブラックはフォーマルに映える凛とした佇まいがありますが、僕はブラウンかな。この色合いは、僕がはけで手塗りで仕上げています。このため陰影がグラデュエーションでつき、水彩画のような風情が生まれていると思います。大勢の方に手にとっていただきたいです。

【クラ】ありがとうございました! 

************************************************

こちらの靴は2019年11月15日まで、クラウドファウンディングのリターンとして20%オフで購入可能です。また、2019年11/9と11/10に有楽町マルイにて、実際に手で取ってみれる試着展示会を行っております。ぜひお手にとってご覧ください。

https://1109to1110fittingevent.peatix.com/view


シェアしてプロジェクトをもっと応援!