首都圏若者サポートネットワークの池本修悟です。
2019年に若者おうえん基金をご支援いただいてから4年が経過しました。その節は本当にありがとうございました。
昨年6月の児童福祉法改正や今年の4月にこども家庭庁も発足などを契機に若者を取り巻く環境も大きく変わってきています。
社会的養護を巣立った若者を支援する制度は法律的には整ってきていますが、依然として当事者である若者がどのような状況に置かれているのかわからないため支援の輪が広がらないことを若者おうえん基金を運営してきた5年間痛感してきました。
そのような中で、児童養護施設出身者でもある山本昌子さんが作成したドキュメンタリー映画『REALVOICE』に出会い、生の若者の声を聴いたことで、私自身改めて支援の在り方について考える機会をいただきました。
毎年行っている首都圏若者サポートネットワークシンポジウムは基調講演を行ってからのディスカッションが通例ですが、今年は映画を上映し、若者を支援している伴走支援者の皆さんがこの映画をどのように受け止めたのか語っていただくことで、より深く若者が置かれている現状について知る機会に出来ればと思っております。
最後に映画の主題歌を提供した加藤登紀子さんにも来場していただき生で主題歌を歌っていただきます。
コロナ後初のリアルのイベントとなり皆さんがいらっしゃるのか不安なところもありますが、是非多くの皆様にご参加いただき社会的養護を巣立った若者を応援する輪を広げていければと思います。
〇イベント案内ページ
https://wakamono-support.net/news/633/
○イベント申し込みフォーム
https://forms.office.com/r/MT0CMMGWBj
〇シンポジウムチラシ
https://drive.google.com/open?id=1PISRXFWH8hF585ugEcNo9LV3DHPgqORp&usp=drive_copy
【イベント概要】
困難を抱えて生きる子ども・若者たちのなかには、児童虐待を受けた経験をもつ人たちも多くいます。
虐待を受けた経験は、その後も精神面などに大きなダメージを残しますが、当事者の抱える生きづらさを実感をもってイメージすることは、なかなか難しいかもしれません。
6 回目を迎える首都圏若者サポートネットワークシンポジウムは、そんな見えづらい虐待を受けた経験をもつ人たちのリアルな姿を綴ったドキュメンタリー映画『REALVOICE』を上映します。
そのうえで、『REALVOICE』の山本昌子監督と若者を伴走支援する支援者の皆様に映画の感想と若者を伴走支援する際の課題などをパネルディスカッション形式でお話いただき、来場者の皆様にも感想をシェアしていただきます。
またスペシャル企画として歌手の加藤登紀子さんにもご参加いただき、同映画の主題歌『この手に抱きしめたい』を生演奏していただきます。
一人でも多くの方に児童虐待を受けた経験を持つ若者の現状について知っていただきたいと思いますので、皆様のご参加を心よりお待ちしています。
○開催日
2023年11月11日(土)
○時間
13:00-16:30(開場:12:30)予定(スケジュールは予告なく変更する場合があります)
第1部13:00 首都圏若者サポートネットワーク活動報告
第2部13:30 ドキュメンタリー映画『REALVOICE』上映
第3部15:15 パネルディスカッション&ダイアローグ
小川杏子氏(NPO法人パノラマ)
高橋亜美氏(アフターケア相談所ゆずりは所長)
ブローハン聡氏(一般社団法人コンパスナビ)
山本昌子氏(『REAL VOICE』監督)
第4部16:00 スペシャル企画
加藤登紀子氏(歌手)
山本昌子氏(『REAL VOICE』監督)
○場所
ハリウッドホール
東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ ハリウッドプラザ
・アクセス
https://www.hollywood.ac.jp/access/
○料金
お気持ち制
○参加対象者
300人