2019/09/06 21:46


東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。
AS(アナライジングスタッフ) 4年 上原裕貴です。

試合前日のアメフト部あるある〜!

「ラグビーと似てるやつね!」と言われる〜!!!

思ったことあるあなた。はい、ヤバい。
アメフトとラグビーはおすぎとピーコくらい違います。伝わるかな?伝わるよね?

伝わっていないようなので、今日はアメフトがどんなスポーツなのか、よくある質問に答えていきたいと思います。

Q.ラグビーとはどう違うの?
A.アメフトとラグビーで一緒なのはボールの形と得点方法くらいで、あとは全く別物です。

まず挙げられる大きな違いは「攻撃方法」。
ラグビーではボールを持って走る、あるいは横へボールを投げてゴールラインを目指していきます。
対してアメフトは1度の攻撃につき1回だけ「前にボールを投げられる」のです。
これがアメフトの醍醐味「パス攻撃」。ノーバウンドでボールをキャッチできれば、ボールをキャッチした地点まで一気に攻め込むことができます。
反面、キャッチできなければ1cmも進むことができないのでハイリスク・ハイリターンな作戦と言えるでしょう。
もちろんボールを持って力強く前進する「ラン攻撃」もアメフトの大きな魅力です!

次に「試合の流れ」。
ラグビーはボールを持ち続ける限り攻撃が終わることはなく、ボールが外に出たり、反則がない限りはプレーが止まることはありません。
アメフトでは攻撃が1回1回仕切られており、明確に攻守が分けられています。
オフェンスは4回の攻撃権を持っており、それを使い切ると攻守交代となります。
また攻撃の間には「ハドル」と呼ばれる作戦会議の時間があります。

このように考えると、ラグビーの他にも似ているスポーツがある気がしてきませんか?
そう、3アウトで攻守交代になり、1球ごとにサインが出るスポーツ、「野球」です。
例えるなら、アメフトと野球はマツコ・デラックスとミッツ・マングローブくらい似ています。

Q.じゃあ野球とはどう違うの?
A.野球との最大の違いは「アウトカウントがリセットされる」ことです。
アメフトでは4回の攻撃が終わるまでに10ヤード(約9m)前進することで、新たに4回の攻撃権を獲得することができます。(これを「フレッシュ」と呼びます。)
これを繰り返してエンドゾーンを目指して行くのがアメフト。エンドーゾーンまでボールを運ぶことを「タッチダウン」といい、これによって得点が入ります。

そして、入る得点にも大きな違いが。
野球では1度に入る得点は最大で満塁ホームランの「4点」ですが、アメフトではタッチダウンすることで「6点」が入ります。
さらにタッチダウン後にはボーナスステージがあり、「1点」もしくは「2点」を獲得するチャンスがあります。つまり最大で「8点」を獲得できるのです。
入りすぎ?いやいや、テニスというスポーツは1度に15点入るそうです。どんだけ〜。

Q.ディフェンスがかわいそうだ。
A.4回で攻撃が終わるかと思えばまた1回目の攻撃が始まり、得点されれば一気に最大8点も持っていかれる…これでは悪質ないじめ、尾木ママに怒られてしまうかも!

しかし守備には攻撃を強制終了させる「ビッグプレー」があるのです。
それが「インターセプト」と「ファンブルリカバー」。
インターセプトとは、攻撃側の投げたパスを守備の選手がキャッチすること。
ファンブルリカバーとは、守備がタックルしたことでこぼしたボールを、そのまま守備側の選手が確保することです。
これが起こると攻守交代、一気に攻撃に転じることができます。

Q.好きなオネエは?
A.ナジャ・グランディーバです。

Q.アメフト面白そう!
A.この記事を読んでそう思ってくれた皆さん!
なんと明日!学習院大学目白キャンパスにてアメフトの試合が見られます。

東京学芸大学SNAILS vs. 学習院大学GENERALS 17:45 KICK OFF

熱く、強烈なフットボールをお見せします。ぜひ試合会場にお越しください!