アメリカンフットボール部 SNAILSとは
東京都小金井市にある東京学芸大学のアメリカンフットボール部で、計120名(プレーヤー80名・スタッフ40名)の部員で活動しています。スポーツ推薦がないため、ほとんどの部員が大学からフットボールを始めています。
○SNAILS の目指すべき姿
選手は皆、大学の勉強の傍らで、ウエイトトレーニングをし、作戦を理解するためのミーティングを行い、相手校のプレーを何回も見て弱点を分析します。少しでも勝利に近づけるためならば、努力は惜しみません。
しかし、私たちSNAILSは勝利だけを目的とするフットボールチームであってはならないと思っています。教員やビジネスマンの卵として、部活動を通じ、チームワークを、主体性を、成功体験を、時に失敗を、そして夢を持つことの大切さを学びます。練習、トレーニング、食事、ミーティング…。フットボールにつながることは勿論、地域のボランティア活動や子どもたち向けのタッチフットイベントなどさまざまな活動を行なっています。その全ての過程に自分の成長の機会を見出し、社会で活躍する人材が育つチームを目指しています。
このプロジェクトを企画したわけ
そもそも、アメリカンフットボールは、練習道具一つひとつに高額な資金がかかります。例えば、ヘルメットは1つ買うのに3万円。しかし大学から幣部に付与される活動費は「年間3万円」。一方、1部リーグに君臨する強豪私立大学は補助金がしっかりとあり、その額はなんと私たちの100倍から1000倍です。
部員全員がフットボールに打ち込むためにかかる費用は、年間約2000万円です。その収入を得るために、OBや保護者の方々に寄付金をお願いしたり、スポンサー獲得のために営業に行ったり、地域を紹介する広告誌をつくるなどし、日々努力しています。しかし、全体の6割は現役部員が部費で賄っているのが現状です。中には、午後9時までの練習の後、夜勤でアルバイトをしているという部員もいます。
「部費が払えず部活を続けられない」「負担が大きすぎるので無理」「もっとアメフトしたかった」と退部していく人は毎年少なくありません。フットボールがしたいのに、仕方なく退部していく人を幾人も見る中で、この問題をどうにか解決したい…!という思いが募り、当プロジェクトを企画しました。
なぜここまで「アメリカンフットボール」にかけるのか
多くの人が「アメフト=危険なスポーツ」と、イメージしていらっしゃることと思います。確かに間違いではありません。激しいコンタクトプレーの中で相手選手にけがを負わせてしまうことも、けがを負わされることもあります。しかし、それらはほんの一側面です。相手選手とぶつかって勝つためのフィジカル、相手を抜き去るスキル、巨漢にタックルするメンタル、状況に応じて作戦を遂行する頭脳。それら全てを必要不可欠とするアメリカンフットボールは「究極のスポーツ」と例えられます。これほど魅力的で奥深いスポーツだからこそ、私たちは4年間をアメリカンフットボールにかけるのです。
当プロジェクトを通して、1人でも多くの方にアメリカンフットボールの魅力を、そして人生最後の部活動に全力で取り組む私たちSNAILSを知っていただき、ぜひご支援いただけたら幸いです。
いただいた支援の使い道
金銭的理由で退部を考える部員を少しでも減らすために、さまざまな用具を購入する1年生の負担を軽減したいと考えています。皆様からいただいた資金は、毎年1年生が購入しているユニフォーム代(一人あたり4万円、総額100万円)に使わせていただきます。
選手紹介
http://tgu-snails.com/about/roster.html
リターンのご紹介
・1000円
お気に入り選手の写真付きお礼状(ご支援の際に、ご希望の選手を備考欄にご記入ください)
・3000円
試合観戦チケット提供(GAME 7)
お気に入り選手の写真付きお礼状(ご支援の際に、ご希望の選手を備考欄にご記入ください)
・5000円
試合観戦チケット提供(GAME 7)
お礼動画の配信
メールマガジン配信(2週間に1度配信)
試合ダイジェストMovie(全試合をメールにて配信させていただきます。)
・10000円
試合観戦チケット提供(GAME 7)
お礼動画の配信
メールマガジン配信(2週間に1度配信)
ホームページにお名前を掲載(※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。)
試合ダイジェストMovieの配信
・20000円
試合観戦チケット提供(GAME7)
お礼動画の配信
メールマガジン配信(2週間に1度配信)
ホームページにお名前を掲載(※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。)
試合ダイジェストMovieの配信
SNAILSタオルプレゼント
リーグ戦の日程
GAME1
9/7(土) vs. 学習院
@学習院大学目白Gr. 17:45 KICK OFF
GAME2
9/21(土) vs. 千葉
@駒沢第二球技場 16:15 KICK OFF
GAME3
10/5(土) vs. 東京農業
@学習院大学目白Gr. 11:00 KICK OFF
GAME4
10/19(土) vs. 帝京
@帝京大学八王子Gr. 11:00 KICK OFF
GAME5
11/3(日・祝) vs. 関東学院
@国士舘大学多摩Gr. 11:00 KICK OFF
GAME6
11/17(日) vs. 上智
@東京学芸大学Gr. 13:45 KICK OFF
GAME7
12/1(日) vs. 成蹊
@アミノバイタルフィールド 16:15 KICK OFF
最後に
スポーツ推薦枠もない無名の国立大学でも、強豪校に真剣勝負を挑み、勝利することができるということを証明したいです。 そのためには一人でも多くの戦力が必要です。
環境に左右されずに誰もが大好きなスポーツに打ち込める、そんな理想をあたりまえにしたい。私たちアメリカンフットボール部SNAILSがその一歩となれるよう、皆さんのお力をいただけたら嬉しいです。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る"後悔"を糧に
2019/12/03 20:49いつもご支援ありがとうございます。東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILS 主務の森崎 瑠菜(4年)です。 12月1日(日)、1-2部入替戦出場をかけたリーグ最終節 成蹊大学戦を行いました。今年掲げてきた目標「一部復帰」を達成するために、絶対に落とせない一戦。試合前の部員の表情からは、緊張感と高揚感の入り混ざった感情が伝わってきました。 この時は誰もが、自分たちが入替戦に出場することを信じて疑いませんでした。2部リーグを1位通過して、"あと2週間"。一部復帰に向けて頑張れる時間が残されている、とさえ思っていました。 でも、現実は甘くなかった。 相手OFFENSEのランが止まらない。DEFENSEの壁が抜かれていく。0-7、……0-21、……0-35。相手の得点だけが無情にも追加されていく電光掲示板。 「まだ終わってねぇ!」「このままじゃ引退できねぇんだよ!」 サイドラインで叫ぶプレーヤー。固唾を飲んで試合を見守るスタッフ。SNAILSは無得点のまま、タイムクロックがじわじわと進んでいく。 自分たちならいつでも逆転できる、勝てると信じ続けた私でも、ふと怖くなりました。 そして、最後のプレー。エンドゾーンの手前、WR83 梅坪 和希(4年)が意地でパスキャッチを成功させるも、タッチダウンにはならず。 2019SNAILSは、2部リーグAブロックで6勝1敗、3位という結果で幕を閉じ、私たち4年生は引退を迎えました。 主務として、チームを一部復帰に導けなかったことは、非常に歯痒く、これまで支えてくださった後援者の皆様、コーチの皆様、そして後輩に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 では、今の自分に何ができるのか?それは、今日も明日も10年後も続いていくSNAILSのために尽力することに他なりません。 2020SNAILSはすでに始動しています。「来年、絶対に上げます。見ていてください。」一部復帰を宣言する3年生を筆頭に、新チームは前を向いています。 私たちが4年間で学んできたこと、悔しかった経験、全てを糧にして勝ってほしい。この"悔い"を、ただの後悔で終わらせてはいけない。後悔は先に立たせるべきだと思うのです。未来のSNAILSが1部リーグで闘えることを願って、全力でバックアップしてまいります。 後援者の皆様におかれましては、どうか今後とも変わらず、温かいエールを送っていただけたら嬉しいです。改めまして、2019SNAILSへの多大なるご支援、ご声援を誠にありがとうございました。 もっと見る
Moment
2019/11/20 10:19東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。マネージャー3年 倉山 裕子です。皆さんは、“momentum(モメンタム)”という言葉をご存じでしょうか。日本語で「勢い、はずみ」などを意味し、あらゆるスポーツで耳にするこの言葉。中でもフットボールは「モメンタムのスポーツ」と言われており、私たちも試合や練習の中で意識する場面が多くあります。11月17日(日)。第6節 上智大学戦は、その言葉の意味を改めて実感する試合となりました。先制点を相手に奪われたものの、なんとか同点に追いついた第3Q。全員でパシュートし、全員で相手キャリアを押し込むなど、最後まで執念のプレーを見せたSNAILS DEFENSE。約300人の大応援団からの声援と共に、着実にゲインしたのはOFFENSE陣。フィールド、サイドライン、そしてスタンドの誰もが、1ydでも前に進もうともがきます。完全にモメンタムを掴んでいたあの瞬間、少しの恐怖を帯びたどうしようもない楽しさに、全員の胸が高鳴っていました。しかし、“moment”umは、その名の通り刹那的であり、不安定なものに過ぎません。敵陣深くに攻め込んだ後、確実にFGを決めて勝ち越し点を奪おうと試みるも、相手のブロックにより失敗。試合終了が迫る中、今度は相手の攻撃が始まります。そこから瞬く間に前進され、それと共に立ち込めた不穏な空気。しかし、どうにかこちらに攻撃権を戻し、最後にはFGを決めてなんとか勝利することができました。相手にペースを掴まれた瞬間に漂った、今までにない緊張感と怖さは、今でも私の中にこびりついて消えません。今、私たちに必要なのは、“モメンタムを掴む”ための努力ではありません。ただ目の前の1プレーに、全身全霊をかけてぶつかる。それを重ねていくだけです。これまで以上に接戦となることが予想される、成蹊大学戦、そして入替戦。小さなミスが命取りになるため、1プレー1プレーの精度が求められることになります。まずは最終節で必ず勝利し、入替戦への切符を手に入れます。―GAME7―vs. 成蹊大学 ZELKOVAS12月1日(日)17:45 KICK OFF@アミノバイタルフィールドhttps://www.ajinomotostadium.com/access/ もっと見る
全員が目指す場所
2019/11/06 11:30東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。マネージャー3年 倉山 裕子です。第5節 関東学院大学戦は、34-0でSNAILSの勝利に終わりました!リーグ戦もいよいよ終盤。入替戦を入れても、今SEASONは残りあと3試合しかありません。一つひとつ勝利を積み上げる度に近づくのは、4年生の引退です。周囲が、遊びにバイトにサークルに…と、楽しい大学生活を謳歌する中、週5日活動し、様々なものを犠牲にしてきた4年間。私たちの原動力となっているのは、絶対的な“一部復帰”という目標です。もちろん、引退を控えた4年生が、来年1部リーグで闘うことはありません。しかし、全てをかけてきた4年間の過程を“結果”という目に見える形に残したい。そう感じている人が多いのではないかと思います。一方、4年生以外が見据えるゴールはずっと先にあります。”2019SNAILS”の終わりは、“2020SNAILS”の始まり。それは、私たち3年生のラストシーズンです。今度は、私自身が、これまでの集大成を見せる1年間。最高の舞台で闘いたいという想いは、この先もずっとぶれません。次節 上智大学戦は、入替戦を大きく左右する大事な一戦となります。私たちと同じように連勝しているチームを相手に、こちらがモメンタムを引き寄せるにはどうしたら良いか。立場によって違いはあれど、目指すべき場所は変わりません。残りの1日1日を大切に、最後まで考え抜いた先にあるベストを、全力で尽くします。—NEXT GAME—vs. 上智大学 GOLDEN EAGLES11月17日(日)13:45 KICK OFF@東京学芸大学武蔵小金井Gr.http://www.u-gakugei.ac.jp/access/―リターンについて―リターンの発送がすべて完了致しました。リターンがお手元に届いていない方は、お問い合わせください。 もっと見る
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