2019/09/06 20:57

ご報告が遅くなりましたm(_ _)m

あっという間に1週間経ってしまいました。すみません。


スタート時:気温23.6℃ 水温25℃

トータルタイム:10時間487 

津軽海峡30㎞のところ33.90㎞泳ぎました。


829日から30日にかけて、5人で繋ぎ、無事に青森から北海道へたどり着くことができました。

初めて海峡を泳ぐ人にはキツイと言われる津軽を急遽集めたメンバーで渡れるのか、正直不安でした(^^;)

でも私が言い出した、私がリレーで泳ぐと決めて集まってくれたメンバー、なんとしても対岸に一緒に行きたい。そう思って10時間48分みんなで泳ぎました。

誰一人として弱音を吐くこともなく、終始穏やかにリレーが進んでいきました。


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28日、新幹線に乗っていると、オブザーバーさんから電話が。「今晩はもうスタートできないので、今日のミーティングはなしです!明日の15:00にまた漁港で!」


はい、観光決定でーす(°°)

海沿いをドライブ。展望台から見る日本海は本当にカッコいい。カッコいいけど、激しく白波。泳げないことがわかりました。


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2915:00のミーティングにて、今晩スタートできると言われましたが、以前泳いだときよりも早めのスケジュールとなりました。

21:30漁港集合。

22:00漁港出発。

23:30スタート。

急いで買い物と準備を済ませ、3時間前後の仮眠。

21:15に宿舎を出て、漁港へ。


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夜は穏やかな海でした。

でも、「夜が明けて7:00までにどこまで進んでいるかが勝負。7:00以降、左斜め前から強い潮が流れ込んでくるから。もし当たってしまったら、北海道を目前に、もう進めなくなるかもしれない。」と言われました。

以前、ゴールの数百メートル手前で、全く進まなくなり、リタイアした選手の話を知っていたので、それだけは避けたいと思いました。


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予定通り、3023:27にスタート。

最初は5分交代でぐんぐん進んでいきました。ただ、若干ペースが遅い。このままだと、北海道を目前に、ゴールを潮に阻まれるかも、と。


そんな中気持ちは焦るのに、貨物船の通過を待つこと2回!!なんてこった!笑

完全に間に合わない潮にぶつかる



明るくなってからは3分交代。全く進んでいる気がしない。いや、進んでいない。。。流れるプールでその場で泳いでいる状態。多分2時間で2㎞進んだかどうかのレベル。

ここから2分交代になり最後は30秒ダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!の交代。

自分より年上の皆さんに、ダッシュを繰り返させるという鬼のような指示を出した自分^^;申し訳なさしかない。。。

そしてメンバーのダッシュのおかげで、北海道まで残り150m!!!



本当はみんなで泳いで北海道にタッチしたかったのですが、潮の流れが強過ぎて、みんなでは行かれないと言われました。

船長さんとオブザーバーさんから、「最後、あなたが陸に向かって泳ぎ、タッチできるところにタッチする。手を挙げて、こちらから確認できたらフォーンを鳴らすので、フォーンが聞こえたら泳いで帰ってきてください。」と言われました。


ここまで泳いできた中で、潮の流れがかなり強いことは十分わかっていました。一人で陸に向かうのは、なかなか怖かったです。。。

上半身は真っ直ぐ進もうとしているけど、脚だけは潮に流されている感じでした。流されそうになるのを必死で堪えて、なんとか岩にタッチしましたが

この日一番ダッシュしたし

一番水飲んだし

今シーズンで一番ヘッドアップしました笑



気を抜いたら一気に太平洋まで流されそうな潮の速さで、でもここまで繋いでくれたメンバーになんとか応えたくて、必死でした。

岩にタッチしてから船に戻る時も、大幅に流されながら泳いでいて、このまま大間のマグロになるのではないかと。ちゃんと私のこと拾ってくれるのかな〜なんて思いながら必死で泳いでいました。



船に戻ったら、メンバーが喜んでくれて、ハイタッチの嵐、北海道バックに連写。一安心でした。



10時間48分もかけて渡った津軽海峡を、漁船でかっ飛ばし2時間かからずに青森へ。



良いことも悪いことも、何一つ欠けていたらこの結果は得られませんでした。

クラウドファンディングにご協力くださった皆様のおかげで、金銭的な部分でとても気持ちがラクになりました。ご支援、応援、本当にありがとうございました!!

この日を迎えられたことに本当に感謝です。


99日になりましたら、ご支援くださった皆様のお名前が私のところに表示されるようになります。


感謝の気持ちをもって、お礼のメッセージをお伝えできればと思います。リターンはしばらくお待ちくださいませ!