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社会人1年目、入社して間もない頃に上司から「新聞を読むといい!」とアドバイスを頂いたこがキッカケとなり日本経済新聞を読みはじめました。
最初は活字を追いかけるだけでも大変でしたが...
読む範囲、スピード、理解力などがレベルアップすることができたキッカケは元プロ野球選手の連載コラムでした。
政治、経済、事件、事故たくさんの記事が踊るなか
スーッと目に飛び込んできた見出しが
「チェンジアップ」
大きく目立ったものではありませんでしたが、
野球部に所属していた私には充分すぎるものでした。
このチャンジアップというコラムは、元プロ野球選手の豊田泰光さんが当時連載されていたものでした。
現役時代に輝かしい成績を残されていますが、世代が違う私はその現役時代を知りません。
しかし、”野球”というキーワードが無知の社会人1年目が政治や経済のことなどを新聞から知るキッカケを確かに与えてくれました。
本当に野球という興味のあるキーワードがあったお陰で、手に取り開くことにすら違和感を感じていた新聞が、自然と違和感がなくなっていくのを実感したことを今で鮮明に覚えています。 他の記事への興味も自然と広がりを見せてくれていました。
短くてもいい!とにかく少しでも読み続ける!を自分自身の合言葉にしていました。笑
その思いから、まず行動したことが新聞整理をしていた経理の女性社員に日経新聞を捨てないでもらうことでした。
日遅れの新聞をまとめて取りに行っていたことが今では懐かしいです。
社会人1年目の若造がコラムの内容を正確に捉えることができなくてもたくさんありましたが、とにかくその連載だけは見逃さないように白紙のノートにスクラップするようになりました。
けっこう溜まったスクラップブックも忘れかけていた矢先
先日、2002年の7月に発売された「週刊ベースボール」を古本屋で見つけて購入したのです。
左投げの私にとっては興味深いこの表紙のタイトル
タイトル通り面白い内容でしたが、そこに豊田泰光さんのコラムも掲載されていました。
こちらは「オレが許さん!」というタイトルなのですが、こちらは豊田さんが体調を崩したことで休載になるまで1000回以上にわたって連載されていたものです。
相変わらず独自の視点とキレのある内容で何度も読み返してしまいました。
もうすでにお亡くなりお会いすることはできませんが大事なことをたくさん学ばせてもらいました。
そして、また改めてコラムなども読み返してみようと思いました。
何かをはじめること何よりキッカケは重要です。何か興味のあるものからキッカケをつくりスタートさせ継続していくことが、無理のない継続に繋がるものなのではないでしょうか。
P.S
英語が喋れるようになった人たちは、英語の学習を継続してきた人たちですね。
継続できるキッカケや原動力みたいなことは何かあったのか、どんどん伺ってみたいなと思います。