2019/12/01 17:00

プロジェクトオーナーの米山です。
お世話になっております。

いよいよ本日から点灯が始まったことに合わせ、当ライトアップの「見頃」について解説いたします。

基本的には、さくらの枝に雪が降り積もる天候の日に「満開」となります。
大粒の雪が降り、気温が低くなりすぎず、風も強くない日です。
(2018/02/06撮影。今年度はピンク色を濃いめに調整したため、色味が異なる見込みです)

ご観覧や写真撮影で、よくいただくご質問に
①「ハッキリ見えだすのは何時ごろからでしょう?」
②「空が青い写真はどう撮るのですか?」があります。
回答は以下の通りです。
①日没時刻から約30分経過後です。そこからハッキリ見えだします。
②日没時刻から約30~60分の間にご撮影を。空に雲が少ない時がチャンスです。
(2017/12/19 16:48撮影。当日の日没時刻は16:12でした。)

「満開」とはいかなくても「見頃」の場合はこんな具合です。
さくらの枝にほんの少し雪が乗るだけで、一気にさくらの花が咲いているように見えます。
(2019/01/02撮影)

吹雪いている日は寒さがキツイですが、さくらふぶきのように見えると思います。
(2019/01/28撮影)

悪い情報を出さないのも不誠実ですから、「見頃でない」場合もご紹介します。
枝に雪が全くないと、この通りになります。
(2017/12/22撮影)

ただし、強く冷え込んだ日であれば、外濠に広がる「雪の花筏」は映えてくれます。
(2019/01/06撮影)

枝に雪が乗っていても、玉のような状態であればイマイチかも。
(2018/12/15撮影)

過去2年間の実績を集計したところ、「満開」と「見頃」を合わせた確率は約3割といったところです。
「さくらふぶきの日」を入れれば約5割くらいにはなりますが。

なお、見頃かどうかは、実際に現地に出向かずとも、弘前市が提供している「弘前公園(追手門前)」のライブカメラから確認できますので、ご参考にしてお出かけいただけると。

自然の力を借りたライトアップということもあり、毎回見頃とならないことをご理解いただけると幸いです。

最後に、再掲ですが当実行委員会で作製した「夜の弘前まち歩きマップ」を貼ります。

ライトアップの前後には、このマップもご参考いただき、見どころいっぱいの夜の弘前のまちもぜひお楽しみください。