マイハーブプログラムの農場(敷地)
マイハーブプログラムの農場である、タイ・ミラクルハーブスピリッツ社はタイ政府に特別な承認を貰って国立公園内(ルーイ県にあるプーカドン山麓周辺の約8000ヘクタールの場所:このあたりはタイでも一番標高が高く、昼と夜の温度差が大きい→植物のヒートショックに対する働きで抗酸化物質が豊富になる)のハーブの面倒を見ながら一般に採取の禁止されているハーブも入手できる立場にあります。それは、ミラクルハーブスピリッツ社が「超自然農法(後述↓)」と言う世界で唯一の自然と共存できる農法で、自然を大切に守り続けていることが評価されたためです。
マイハーブプログラムの製品を日本に広めることで、この自然環境を守っていきたいと考えています。
また、同社は世界基準のG.M.P.、G.A.P.、HACCPの基準に則り製品を作っています。
ちなみにタイの農村部では、高度成長期の日本同様、「農薬」「肥料」など大量に使われ始めています。
フィトケミカルが見直されている
現在、近代医学(特にアメリカがフィトケミカル<薬草化学>が盛んです。)において、薬草(メディカルハーブ)の成分分析が行われています。
つまり、今まで、「臨床実験」されていた薬草の成分の「何が」効くのかということが解明されてきています。
マイハーブプログラムでは、
タイ伝統医学(ペートペンタイ)の基礎である「臨床実験」と、「分析・証明」(エビデンスがはっきりしているもの)が完了しているメディカルハーブが中心となってラインナップされています。
メディカルハーブは現代の「西洋医学的」な見解では「薬」ではありません。
しかしながら、何千年もの歴史(近代医学は何百年のレベルです)において証明されてきたメディカルハーブばかりです!
東洋の三大医学-ペートペンタイ-
人間の歴史において、数千年もの間少しずつ発展してきた土着の伝統医学が各地方にあります。
様々な見解がありますが、中国医学(中医)、インドのアーユルベーダの影響を受けて独自に発展してきたタイ伝統医学(ペートペンタイ)<タイが東南アジアで日本のほかに唯一独立を守っていることも影響しています。>
僧侶の臨床医学から薬草学へ
タイは上座部仏教の国です。
日本と違い、幸せになるためにはお坊さんになるしかありません。一般の人はお坊さんに喜捨(きしゃ:お布施のようなもの)をして自分の幸せを願ってもらうワケです。
で、お坊さんは一切の生産活動をせずに、山で瞑想しています。その時に様々な動物が草や木を食べているのを見ています。時には弱っている動物が好んである草を食べているのを見るわけです。そうして、あるとき、村人が「頭が痛いんですけど・・・」とお坊さんに訴えると、「じゃぁ、この草を食べてごらん。」というふうに人体実験をしていったわけです。
まぁ、時にはそれが原因で死んでしまうこともあったでしょう。時には完全に治った(症状がなくなった)ということがあったでしょう。それらを繰り返して、様々な薬草の「知識」が蓄積されていきました。
これがペートペンタイであり、19世紀後半ラーマ5世、別名チュラローンコーン大王によってタイ方医学として整備されました。
現代では、ペートペンタイの薬草学は国家資格として大学で専門的に教えられています。
マイハーブプログラムの原種ハーブの定義
現代の、特に野菜は・・・栄養価がどんどん減っている・・・。
現代の野菜は、
①元々育っていた地域(場所)から離れている。
②自然の環境ではない状況下で育っている。
③品種改良されている。
という状況です。
現代の野菜は栄養価が著しく減っています。
植物は、移動することができません。そして、何千年、何万年も前から「そこ(その地域)」に子孫を継続して住んでいたのです。つまりそれが普通の状態でした。
その後、人間の都合で自分たちが住んでいる場所にその植物の苗(種)を持ってきて栽培し始めます。環境が変わり、もうそれは「自然のもの」ではなくなります。(①)
当然、育たないので、たくさん水を与えたり、肥料を与えたり、環境を変えたり(ビニルハウスや水耕栽培)、農薬を散布したりします。(②)
そして、もっと育てやすいように、害虫に強くするために、その他人の都合にあわせて、品種改良します。(③)
特に、ここ何十年かで、②と③については、著しくなってきました。
ある程度の年代の方であればお分かりだと思いますが、最近の野菜は味が薄くなっていることに気づきませんか?アクがでないと思いませんか?
実際に、栄養成分は著しく低下しています。
ちなみにほうれん草では・・・
100gあたりの含有量 『日本食品標準成分表』(文部科学省) より
1950年
ビタミンC・・・150mg
鉄分・・・13.0mg
1982年
ビタミンC・・・65mg
鉄分・・・3.7mg
2000年
ビタミンC・・・35mg
鉄分・・・2.7mg
植物の住民票を移さない。
一つには、自然に生えているメディカルハーブの苗をもってきて、「畑」を作って栽培すれば「原種ハーブ」と言えるのではないかと思う方もいるかもしれません。それでは既述のトマトになってしまうのです。
考え方の根幹は、「植物(メディカルハーブ)の住民票を移さない。」ということです。
日本人がわかりやすい考え方としては、例えば、みかんであれば、和歌山・愛媛・静岡、りんごであれば青森や長野というように、仮に和歌山のみかんの苗を東京で栽培してもきっとうまくいかない、あるいは、美味しくないということになるでしょう。
これが、「植物の住民票を移さない」ということです。(「超自然農法」ではもっと厳しい考え方ですが・・・)
ただ、原種メディカルハーブを原種メディカルハーブとして、「栽培」することは非常に難しく、非常に手間がかかります。
そして、原種メディカルハーブを原種メディカルハーブとして栽培する方法として開発されたのが、「超自然農法(後述↓)」ということになります。
そして、マイハーブプログラムの敷地の場所は、世界のメディカルハーブの原種の90%以上が生息すると言われている、タイでも有数の原生林なのです。
その場所で力強くそだったメディカルハーブたちを成分そのままにタブレットにしたものが、マイハーブプログラムのメディカルハーブサプリメントなのです。
超自然農法
野生のままの状態で採取する
農薬・肥料を一切使わない唯一の方法
マイハーブプログラムの特徴の一つ、完全無農薬・原種メディカルハーブは、「超自然農法」という方法で作られています。
超自然農法とは、一言で言えば、自然のまま(野生のまま)見守って、株分けして(増やして)、収穫する。という方法です。そこには、「農薬」や「肥料」という考え方は一切ありません。
この方法は当然、膨大な手間と労力、そして知識や経験を必要としますが、他のサプリメントではありえない実力と安全性を確保しています。
①目的のハーブを探して見つける
気が遠くなるような作業
山の向こうも管理地域8,000ヘクタール以上(山手線の内側が約6,000ヘクタール)の農地があります。その中を作業員は毎日目的のハーブを探し続けています。
なぜ、そんな作業が必要なのか?
植物は動くことができません。つまり、その場所が一番その植物にとって「最適」の場所である。という考え方なのです。
品質の良いメディカルハーブを作る為に日々、私達はハーブを探し続けています。
②その場で株分けする
農薬・肥料がいらない訳
唯一の手助けは少量のお水
(スプリンクラー)超自然農法では、「農薬」「肥料」が必要ありません。なぜなら、自然のままだからです。
植物の好きな場所で、株分けをします。少しずつ、あまりたくさんにならないように。増やしすぎてしまうとそこは「畑」となり、『自然』ではありません。『自然』でなくなると、自然に戻そうとするため、虫や病気が発生するのです。ですから、超自然農法では、増やしすぎない、自然を崩さないという考え方で株分けをしていきます。
また、過酷な自然で育つことで、メディカルハーブはその中に「抗酸化物質」を増やします。その「抗酸化物質」が私達に利益を与えてくれます。決して、大きく(ぶよぶよ)に育てることが目的ではありません。もちろん、「肥料」は自然を壊す要因でもありますので、決して使うことはありません。
③増やして少しずつ収穫
乱獲はできません。
常に様々なメディカルハーブを研究しています自然を壊さないことが基本の「超自然農法」では、育ってきたメディカルハーブを乱獲することもありません。「乱獲」することはすなわち、自然を壊すことにつながるからです。
適切に育ったハーブのみを適切な時期に収穫することで、メディカルハーブの効果を最大限に生かすことができるのです。
ちなみに、プエラリア(白ガウクルア)等、特定のメディカルハーブは収穫時期によって有効成分が著しく少なくなることがあります。そういったこともタイ伝統医学をはじめ、豊富な経験から適切に対処して、最高のパフォーマンスが得られる時期に収穫、加工しています。
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