2019年11月30日に、Project memberのKaoriとItokoで、兵庫県西脇市にあるtamaki niimeさんのShop&Labへ訪問し、玉木さんとも打合せを行いました。
神戸三宮から車で約2時間(高速を使えば1時間程のはずが、山道を行ってしまい2時間かかってしまいました、笑)、のどかな風景の中に白いモダンな建物が現れ、tamaki niime Shop&Labへ到着しました。
一歩建物の中に入ると、そこは素晴らしく素敵なShopでした。白ベースのシンプルかつ木など自然がふんだんに取り入れられ、tamaki niimeさんのカラフルな商品が非常に映えるディスプレイ。スタッフが描いたという絵も多く飾られていて、モダンかつスタイリッシュなtamaki niime worldにすぐに魅了されました。
到着がランチタイムだったので、まずは2階のカフェにてランチを頂きました。ヴィーガンのビュッフェランチは、多種多様なお野菜が沢山食べられて大満足。カフェの中も木製の家具、シンプルな内装、スタッフが描いた絵が飾られ、暖炉があり、とても居心地の良い空間です。ここの雰囲気は、なんだか北欧を思い出しました。
ランチ後は、Labの中を見せて頂きました。日本各地から集めたという、1960年代製という古い織物機械が、所狭しと置かれています。ベルトのモーターから丸い滑車が動き、縦糸や横色の様々なパーツが激しく動き、カラフルな織物がどんどん織られていきます。正に圧巻!古い機械は、手動で色を変え、模様を作っているとのこと。新しい機械は、模様をプログラム可能。毎日どの色の糸を使ったか、綺麗に台帳にまとまっています。
次は染色エリアへ。染料を様々な割合で調合しながら、毎日カラフルな糸を染色しています。染色する機械は思ったよりコンパクト。高圧な機械なので、かなり頑丈そう。一つの色で1束しっかり染めるもの、色を抜いたり他の色を入れ2色で染色する束もあり。tamaki niimeは多彩な色で糸を染色し、その糸で織ることにより、独創的で世界に1つしかない、オンリーワンな織物を作り上げている。
色彩豊かな糸が置かれている棚は、ため息が出るほど美しい。「赤」や「青」と言っても、深い色から明るい色までこんなにもあるのかと思うほど、様々な色が並んでいる。
外へ出ると、畑から取ってきたコットンや、染色した色が所狭しと干されている。天気の良い日は外干し。建物内に感倉庫もある。
Lab見学の後は、玉木新雌さんと打合せを行った。エネルギッシュでバイタリティ溢れる、とても素敵な女性でした。彼女のパッションにも感化され、コペンハーゲンでtamaki niimeの世界観を上手く伝えられるような展示会を開こうと、改めて気を引き締めました。
玉木さん、スタッフの方々、お忙しい中お時間を作って頂き、本当にありがとうございました。
iimonorodic メンバー:Itoko