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港町神戸の舟工房を継承し六甲山の木でモノづくりができる拠点を作りたい!

六甲山の手入れの為に間伐された木材を使ってテーブルや椅子を自作で作ったり、ものづくりが好きな同士が交流を持てるコミュティづくりをします。講師はプロの家具作家や職人、リノベや改修専門の建築家などを連ね、個人や店舗オーナーなどが気軽に相談できハーフビルドやセルフビルドの支援を行える施設を作ります。

現在の支援総額

1,380,000

114%

目標金額は1,200,000円

支援者数

118

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/02/10に募集を開始し、 118人の支援により 1,380,000円の資金を集め、 2017/03/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,380,000

114%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数118

このプロジェクトは、2017/02/10に募集を開始し、 118人の支援により 1,380,000円の資金を集め、 2017/03/30に募集を終了しました

六甲山の手入れの為に間伐された木材を使ってテーブルや椅子を自作で作ったり、ものづくりが好きな同士が交流を持てるコミュティづくりをします。講師はプロの家具作家や職人、リノベや改修専門の建築家などを連ね、個人や店舗オーナーなどが気軽に相談できハーフビルドやセルフビルドの支援を行える施設を作ります。

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マルナカ工作所の近くには「兵庫運河」が流れています。
「兵庫運河」とは、兵庫南部地区にある複数の運河の総称です。水面積がおよそ34ha、長さの合計が6470mあり、運河としては日本最大級の規模を誇ります。
この界隈は、古くは平清盛によって大修築された「大輪田泊(おおわだのとまり)」として平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて日宋貿易で栄え、江戸時代には「兵庫津(ひょうごのつ)」と呼ばれるようになり、良好な港として繁栄してきました。
海に向かって突き出す、兵庫の海岸線の頂点に位置するのが和田岬です。
ここは、川によって六甲山から土砂が運ばれて堆積してできた砂嘴(さし)で、南西からの風に対する防波堤の役割を果たします。ただ、南東からの強風や荒波に対しては無防備となっており、激しい雨が吹き荒れると大きな被害を受けました。そのため、船舶の避難場所として、また荷揚げ場としての機能を果たす運河を計画しました。大正から昭和初期の運河周辺は、商工業地域として賑わっていたそうです。
1993年には、新川運河周辺が市民の憩いの場「新川運河キャナルブロムナード」として整備されました。このあたりは、兵庫城そして初代兵庫県庁の跡地であり、近年は神戸市中央卸売市場として活用されてきました。

↑兵庫運河の平面図(兵庫運河を美しくする会HPより転載)


「新川運河キャナルブロムナード」では、ちょくちょくとインベントがおこなわれます。先日(2017年3月19日)は、「兵庫区のおいしいもの、ステキな宝物が詰まったイベント」というコンセプトで、「あの運河で逢いましょう」というイベントが開催されていました。

↑「あの運河で逢いましょう」の様子


このイベントには、「recolte(レコルト)」と「MAISON MURATA(メゾン ムラタ)」という、とてもおいしいパン屋さんが出店していました。実はここ数年、兵庫南部地区におけるパン屋さんのクオリティがとんでもなく高いものになっています。その立役者がこの二つの「ブーランジェリー」(フランス語でパン屋)なのです。


「recolte」は、JR兵庫駅の北、神戸高速鉄道「大開駅」のほぼ真上にお店があります。2012年にオープンし、2015年に現在の場所に移転して再オープンしました。
recolteとは、フランス語で「実る、収穫する」を意味します。作物と同様、パンづくりもさまざまな工程を経てできあがります。パンは酵母と酵素の力を借りて発酵・熟成させてつくります。それは、酵母と酵素との対話のなかから試行錯誤を繰り返し、素材のおいしさを引き出したパンを「収穫」する作業でもあります。

↑recolteのオーナーブーランジェ

↑recolteの分厚いミートローフのバーガー


「MAISON MURATA」は、和田岬地区の笠松商店街内にお店があります。サッカーJリーグ・ヴィッセル神戸のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」は目と鼻の先で、三菱重工業神戸造船所や三菱電機の工場が広がる地域に隣接しています。
「MAISON MURATA」のオーナーブーランジェは、22歳の時に「本物のパン食のためのパン職人の文化」を探求するために渡仏して修行し、2012年に帰国してパン教室を主宰しました。2015年よりパン屋をオープン。しっかりと焼き込まれたハード系のパンを中心に、「みんなが毎日食べるパン」を提供してくれます。

↑MAISON MURATAオーナーブーランジェ

↑MAISON MURATAのハード系のパン

↑MAISON MURATAのミニフランス

どちらのオーナーブーランジェも、添加物を使わないというコンセプトをもつ「ビゴの店」で修行を積んだ経験があります。パンづくりに向き合い、本物の味を追求していく姿が共通しているのは、ビゴの精神を受け継いでいるからでしょう。パンづくりに対する真摯な態度は、モノづくりにも通ずるところがあり、とても共感しました。おいしいパンを噛みしめながら、たくさんの刺激をもらった一日でした。
なお、今回のイベントでは、その2で紹介したマツモトコーヒーの出店もありました。イベントの会場となった運河はマツモトコーヒー の実店舗から徒歩で30秒のところにあります。他の出店者が提供するパンやスイーツとの相性を考え、このイベントのためにブレンドした、こだわりのコーヒーを出されていました。

↑マツモトコーヒーの出店ブースの様子


boulangerie recolte
http://www.pain-recolte.com


MAISON MURATA
https://www.maisonmurata.com


兵庫運河を美しくする会
http://www.hyougounga.jp/index.html
兵庫運河の水質の浄化と、周辺の景観の美化を通じて地域社会に貢献することを目的として、木材会社が中心となって1971年に発足。三栄やマツモトコーヒーも会員として名を連ねています。

 

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