昨日11/17は、滋賀県の大津で行われた「老朽原発の廃炉を求める集い」に参加してきました。

　今回の集会は、私たちの訴訟弁護団長の北村栄弁護士と金属の専門家である京都大学名誉教授の小岩昌宏さんの講演の２本立て。会場は補助椅子を出すくらいの満席となりました。

　北村弁護士は、自分がこの裁判を引き受けることになった経緯と裁判に勝つためにどんな裁判運動を目指し、実践しているか、デンジャラス君の誕生秘話からこのクラウド・ファンディングの取り組みなどを紹介しました。

　小岩先生は、老朽原発の最大の弱点である原子炉容器の中性子照射脆化を正確に評価することの難しさ、評価式の誤りなどを分かりやすく解説し、脱原発のためには「分かりにくいことを分かりやすく伝える」ことの重要性を、ご自身のご友人の本「原子力と人間」などを紹介しながら強調しました。

　冒頭で北村弁護士が、「名古屋の裁判の傍聴に来たことがある人いますか」と尋ねたところ、地元大津の方で手を挙げる人はいませんでしたが、今回の集会で裁判にも興味を持っていただき、帰りには会場で集めてくださったカンパもいただきました。ありがとうございます！クラウド・ファンディングの方も広めてくださると期待しています。

　次回以降の期日は以下の通りです。傍聴よろしくお願いいたします。

2020年1月22日(水)
　 13:30～高浜1.2号機 第14回口頭弁論
　 15:30～美浜3号機 第12回口頭弁論

2020年5月7日(木)
　 13:30～高浜1.2号機 第15回口頭弁論　
　 15:30～美浜3号機 第13回口頭弁論

2020年8月27日(木)
　 13:30～高浜1.2号機 第16回口頭弁論
    15:30〜美浜3号機 第14回口頭弁論