2019年もあと僅かになりました。
本年を振り返ると、本当に様々なことが頭をよぎります。
劇映画を作ることに全くの素人だった私が、あらゆる人の助けを借りて、映画「山歌(サンカ)」の監督ができたこと、そして人生で一番学ばせてもらった一年であったこと、ロケでの思い出、色んなことが去来します。
ご支援いただいた全ての方、そしてこの映画に関わって下さった全ての方、観ていただいた全ての方、皆様に改めて感謝を申し上げます。
人間の記憶はおかしなもので、ロケでの出来事は全て良き思い出になってしまいました。本当に心から面白かった体験として、今では心に刻まれています。準備やポスプロに関してもそうです。この一年を通して、私は「映画作りほど面白いことはない」と断言できるようになりました。
クラウドファンディングにて多大なご支援を頂けたものの、私の力不足から金銭的な問題はまだ山積みですし、家族にも多大な苦労をさせていますが、私自身は得たものの方がいく倍にも大きいと思っています。そしてこれからも映画「山歌」は色々なものを得ていくのだと思います。関わってくださった全ての方が、「あの映画に関われてよかった」と言われるような、そんな映画になれるように。
本当にありがとうございました。そして今後ともよろしくお願い申し上げます。どうか皆様、よいお年を。
笹谷遼平拝