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日本の山々に実在した漂流民族「サンカ」をモチーフにした長編映画支援プロジェクト

伊参スタジオ映画祭2018シナリオ大賞受賞作品・長編映画「山歌(サンカ)(旧題:黄金)」。かつて日本に実在していた、山から山へ放浪を続けた民族「サンカ」をモチーフにした長編劇映画の完成に向けた支援プロジェクトです。

現在の支援総額

1,058,000

70%

目標金額は1,500,000円

支援者数

102

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/09/28に募集を開始し、 102人の支援により 1,058,000円の資金を集め、 2019/11/26に募集を終了しました

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日本の山々に実在した漂流民族「サンカ」をモチーフにした長編映画支援プロジェクト

現在の支援総額

1,058,000

70%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数102

このプロジェクトは、2019/09/28に募集を開始し、 102人の支援により 1,058,000円の資金を集め、 2019/11/26に募集を終了しました

伊参スタジオ映画祭2018シナリオ大賞受賞作品・長編映画「山歌(サンカ)(旧題:黄金)」。かつて日本に実在していた、山から山へ放浪を続けた民族「サンカ」をモチーフにした長編劇映画の完成に向けた支援プロジェクトです。

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この度は本プロジェクト応援ページをご覧頂き誠にありがとうございます。

本企画は群馬県の中之条町で毎年秋に行われる「伊参スタジオ映画祭」にて2018年度のシナリオ大賞を受賞した作品「山歌(サンカ)(旧題:黄金)」の映画化、完成に向けた応援プロジェクトです。今夏に撮影された本作品にご賛同、ご協力いただけますと幸いです。

(※11/21追記:10000円以上ご支援を頂いた方に向けた本作品試写会ですが、11月3日の会が終了いたしましたので、リターンの欄には書かれていませんが、12月8日(日)15:00から都内試写室にて行います。ご了承くださいませ。)

長編劇映画「山歌(サンカ)」という作品について

本作品の舞台は高度経済成長中の1965年。都会の中学生の少年が、戸籍を持たずに山から山へ放浪の旅を続け生きてきた人々「サンカ」の家族と出会い、自然の中から生きることを学んでいく物語です。長さは約90分です。

「サンカ」という人々について
モチーフとなるサンカという人々は、江戸時代から1960年代ごろまで日本に実在していたと言われています。戸籍を持たずに山を放浪し、日本各地に点在していた彼らは、独自の文化を持っていました。しかし社会の近代化とともに彼らのほとんどは一般人として社会に溶け込んでいきました。今でも確かな資料は少なく、サンカは歴史の波に飲まれてしまったとも言えます。

脚本・プロデューサー・監督・笹谷遼平より

はじめまして。「山歌(サンカ)(旧題:黄金)」脚本、プロデューサー、監督の笹谷遼平と申します。
去年の11月、幸運なことに群馬県は中之条町で開催されている伊参映画祭にて、シナリオ大賞を頂くことが出来ました。
私はこの作品まで、ドキュメンタリー映画を作ってきました。本年の11月に渋谷のシアター・イメージフォーラムにて私が撮影、監督をした映画「馬ありて」が公開されます。

かつての人々の営みを映像化する

ドキュメンタリー映画を作っている中で、私はいつも「自分が本当に撮りたい日本の文化は、もう既に存在しなくなっている」と感じていました。本作品のモチーフである「サンカ」や、アイヌの暮らし、昔ながらの炭焼き、船で生活をする家舟など、昔からその土地土地で続いていた生活や風土は、もれなく高度経済成長により近代化され、均一化されました。
そういった人々のかつての営みを映像化することはできないか?それがシナリオを書き始めたきっかけです。2015年のことでした。そこから私は習作も含めサンカの物語を10本ほど書き続けました。

日本のジプシー・サンカを描く理由
サンカに惹かれる理由、それは現代にない身体能力と野性味です。私は便利さや技術を信仰する現代に、強い危機感を感じています。例えば、太陽の位置や空を見て時間を考えることがなくなりました。紙の地図を持って目的地に向かうことがなくなりました。自ら生きたものを殺め、食べることがなくなりました。これらはすべて、近年まで誰しもが持っていた身体能力です。人間の動物としての能力がどんどん低下しているように感じるのです。かくいう私も虫は苦手ですし、1歳からアトピー性皮膚炎を患っており体も丈夫な方ではありません。身体能力は人一倍低いです。

だからこそ山の中で厳しくも豊かな自然と共存し、たくましく生きてきた「サンカ」に惹かれるのだと思います。そして自然から学ぶ主人公の目線こそ、現代に必要なメッセージだと確信しています。

ご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いします。

完成までのスケジュール

本映画は8月に撮影を完了し、現在編集中です。そして2019年11月10日開催の伊参スタジオ映画祭にて、特別初上映を行います。

8月 撮影終了
9月 編集
10月 整音、効果音ダビング、カラーグレーディング
10月末  完成
11月10日 伊参スタジオ映画祭にて初上映

映画祭での上映が決定されているので、本プロジェクトは確実に遂行されます。

上映後の動き
本作品が伊参スタジオ映画祭にて上映された後は英語字幕版を作り、海外の映画祭に随時出品していく予定です。

「伊参スタジオ映画祭」とは?

山崎まさよしさん主演、篠原哲夫監督作品の映画「月とキャベツ」、小栗康平監督作品「眠る男」などが作られた伊参スタジオにて毎年開催されている、地域密着型の映画祭です。本映画祭にてシナリオ大賞をとった作品の受賞者には賞金100万円が贈られ、1年以内にシナリオの著者の手によって映画化、次年度の映画祭にて初上映をするという慣例になっています。(本作品が取材された記事


支援金の使い道

上記の通り本作品は今8月に既に撮影されており(撮影期間14日間)、撮影までの経費は約500万円、そのうちの100万円を映画祭の賞金からあて、あとの約400万円は自費で支払いました。

次にポストプロダクションの段階に入ります。
そこで今回の支援金は、編集、音楽、効果音、色などの質を高めること、制作費の補填に使う予定です。
7月、8月の撮影では、演技や背景はもちろんのこと、より深い色が出るように、そしてより良い音を録る為に、素材集めにおいても最善を尽くしました。次はその素材をどう活かすかという課題に取り組みます。

カラーグレーディングとは、映像に色をのせ映画のメッセージ性や映像美を高めることです。
下記のように、グレーディングをかける前、かけた後とは映像が大きく異なります。様々な作品を手がけてきたカラリストがワンカットずつ丁寧に色を調整していきます。


整音とは現場で録音した音から雑音を消し、よりクリアに、より伝わる音、声を再形成することです。それと同時に効果音をのせていきます。特に、本作品では自然描写が多いため、鑑賞者に迫るような効果音が大きな役割を果たします。その役割を担うのは現場でも録音を担当してくれた小川武氏(毎日映画コンクール録音賞受賞者)です。山に入った者しか分からない、臨場感あふれる山の音で映画を仕上げます。

そして音楽は「萌の朱雀」「殯の森」(いずれも河瀬直美監督作品)など、カンヌ受賞作を手がけて来た茂野雅道氏が担当します。力強いメロディと画に寄り添った音で、映画の世界をより強固なもの、多くの観客の感覚に届くものにしてくれることと思います。

メインキャスト

サンカの男・省三役 渋川清彦 


日本映画に欠かせない名優。重厚感ある演技で山の男を演じる。1974 年生まれ、群馬県渋川市出身。KEE としてモデル活動後、1998 年に豊田利晃監督作『ポルノスター』で映画デビュー。『青い春』『ナインソウルズ』、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』、『11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』『お盆の弟』『菊とギロチン』、『半世界』など出演作品は多数。今最も注目されている俳優の一人。


主人公の都会の少年・則夫役 杉田雷麟(らいる)

オーディションで選ばれた高校生俳優。2002年生まれ。「教誨師」(17)「半世界」(18)など既に出演作多数。


サンカの少女・ハナ役 小向なる

同じくオーディションで選ばれた期待の新人。本作品の役作りのために山を走る「トレイルラン」をはじめ、身体能力を高めた。

サンカの老婆・タエ役 蘭妖子

寺山修司が主催した劇団「天井桟敷」の怪優。映画「田園に死す」「草迷宮」など、寺山修司の映画作品から数々の舞台作品に出演している。

則夫の祖母・幸子役 内田春菊

「昭和歌謡大全集」「テルマエ・ロマエ」「闇金ウシジマくん」など、出演作多数。女優、漫画家、小説家、映画監督の顔を持つ。

則夫の父・高志役 飯田基佑
幾多の映画、ドラマ作品に出演してきた名優。「THE 有頂天ホテル」「カノジョは嘘を愛しすぎている」「白ゆき姫殺人事件」など多数。

ほか 五十嵐美紀 星野恵亮 渡邊純一 若松俐歩 増田敦 白石優愛

物語
1965年夏。都会の中学生則夫(15)は受験勉強のため、東京から祖母の家がある山奥の田舎に来ていた。建設会社部長の父・高志(45)、祖母・幸子(65)の圧力の中勉強を強いられている則夫は近所の山で、漂泊の旅を続けるサンカの男・省三(45)と出会う。
則夫は省三に強く惹かれ、やがて彼の母・タエばあ(70)と娘・ハナ(17)とも交流を持ち、蛇やイワナを獲り食べるという、自然の中での体験を通し改めて「生きる」ことを知る。いつしかハナとその家族は則夫にとって特別な存在になっていた。しかし則夫の父・高志がこの地にて行う事業に則夫は苦悶し、ある事件を引き起こす。

群馬県中之条町の懐の深さ

本作品のロケ地は伊参スタジオ映画祭が開催される群馬県中之条町です。この町には四万温泉(「千とちひろの神隠し」にてモチーフになったとされる温泉宿「積善館」が有名)があり、長野方面へ行くと日本一美しい村「六合(くに)村」があります。山に抱かれ、川に抱かれたこの地域はサンカの物語を撮るにはうってつけの場所でした。

スタッフ紹介 撮影までの経緯

脚本、監督である笹谷遼平は劇映画に関しほぼ素人で、演出に関わること自体が初めてです。全く足がかりもない状態から始まりました。
スタッフは誰を呼ぶのか、予算はいくらか、どのように撮影を迎えるのか、そして何処で撮るのか。
賞を頂いたのが2018年の11月の末で、あれよあれよという間に、何の進展もなく新年を迎えました。そして1月のある日、撮影監督の上野彰吾氏からメールを受け取り、この映画が本格的に動き出します。
左:上野彰吾氏   右:笹谷遼平

「月とキャベツ」「ぐるりのこと」「恋人たち」など、数々の劇映画の撮影監督を手がけてきた上野氏は本シナリオを読み、内容に惚れて連絡をくれたのでした。この出会いがなければ本作品は生まれなかったでしょう。ここから上野氏と笹谷の二人三脚とも言える撮影までの道のりがはじまりました。おそらく、上野氏もここまで笹谷が素人だとは思っていなかったはずです。

まずは3月に映画祭が行われる中之条町内の山奥「六合(くに)」地区にてロケハンを行い、撮影までに何が必要か、課題を洗い出しました。そこから幾度とない(10回以上)ロケハンを重ね、群馬県と東京を往復しました。上野氏の人脈、本映画祭の審査員でもある松岡周作氏の人脈により第一線で活躍する映画の職人たちに集結しもらい撮影に臨みました。新人監督にしては異例中の異例の事態です。詳しくは活動報告に記していきます。

監督・笹谷遼平
1986年京都府向日市生まれ。2008年大学在学中に秘宝館のドキュメンタリー映画「昭和聖地巡礼〜秘宝館の胎内〜」を監督。
2010年蝋人形職人のドキュメンタリー映画「蝋塊独歩」を監督。本作品で宝塚映画祭入賞。
2011年バイブレーション(性玩具)のドキュメンタリー映画「スイッチン -バイブ新世紀-」を監督。アップリンクにてロードショー。パリの日仏会館にて上映。クィア映画祭にて招待上映。
2015年劇映画のシナリオ執筆を開始。
2017年短編劇映画「カミカゼという名の塹壕」を監督。オーストラリアの映画祭My Rode ReelにてBest Japanese賞を受賞。執筆したシナリオ「お還り」が伊参スタジオ映画祭にて審査員奨励賞を受賞。
2019年北日本の馬文化に密着したドキュメンタリー映画「馬ありて」が完成。
「自然の中で人間がいかに生きるか」をテーマに映画を作っている。

撮影監督・上野彰吾
「月とキャベツ」「ぐるりのこと」「恋人たち」「時をかける少女」など多数

録音、効果音・小川武

「海は見ていた」「松ヶ根乱射事件」「セーラー服と機関銃−卒業−」「ぐるりのこと」(毎日映画コンクール録音賞)など多数

美術・小沢秀高

「ぼくらの七日間戦争」「失楽園」「昭和歌謡大全集」「次郎長三国志」など多数

音楽・茂野雅道

「萌の朱雀」「殯の森」「アカシアの道」など多数

アソシエイトプロデューサー、伊参スタジオ映画祭発起人・松岡周作

「月とキャベツ」「愛のむきだし」「スリ」「アゲイン 28年目の甲子園」など多数

照明 赤津淳一 (「スタートアップ・ガールズ」「函館珈琲」「恋人たち」など)
ヘアメイク 塚原ひろの (「翔んで埼玉」「ミックス。」など)
編集 菊池智美 (「散り椿」「盆唄」「あいが、そいで、こい」など)
衣装 金子澄世 (舞台を中心に活躍中)
制作 橋本光生
助監督 葛西純
製作 六字映画機構
協力 伊参スタジオ映画祭実行委員会 
   中之条町 

最後に

伊参スタジオ映画祭の実行委員の方々、中之条町役場の方々、そして毎日が嵐のような過酷なロケに嫌な顔一つせずに向き合ってくれたスタッフ陣をはじめ、あらゆる人たちの助けのお陰でなんとか撮影を終えることができました。全員が、全力で、200%の力で映画に向き合ってくれました。
この映画は完全な自主制作の映画です。しかし、映画を撮ること、仕上げること、広げることには少なからずお金が必要です。
サンカという特殊なモチーフの本作品は、主人公の少年の成長の記録であると共に、日本の古層に流れている何かを掴む物語でもあります。そしてこの度のご支援によって作品の質がより上がり、それが日本独特の文化を海外へ広げることに繋がると信じています。

映画「山歌(サンカ)」にご賛同頂きました皆さま、是非ともご協力のほど宜しくお願い申し上げます。


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 朗読『源流への言葉』についてご無沙汰しております。コロナ禍の終わりが見えません。そんな中、映画「山歌」のスタッフ数人と新しい映像を作りました。是非是非ご覧下さいませ。「源流への言葉」微量な私の本棚から、自然をテーマに現代に届いて欲しい言葉を引用し、映画『山歌』に出演してくれた杉田雷麟くん、小向なるさんに朗読してもらいました。『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い』中村哲著「工藝の美」柳宗悦著『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』内山節著『戦争という仕事』内山節著より引用、そしてペシャワール会、日本民藝館、内山節さんのご協力を頂き、撮影監督・上野彰吾さん、助監督・葛西純さん、撮影助手・篠田一真さんとで撮影をし、音楽は茂野雅道さんに作って頂きました。映像の中に登場する美しい品々、衣装、場所も含めあらゆる人たちのご協力を頂き完成に至りました本作品、是非是非ご覧くださいませ。この映像のシナリオを書いたのは6月。ようやく日常が戻りつつあるときでした。色んな意味で今はまた悪化の一途ですが、その時に感じたのは、東日本大震災、原発事故のときのように、コロナから何も学ばずにただ日常に戻るのか。。。という危機感でした。ウィルスもまた生物であり、異常なのは私たち人間なのではないか・・・・。その思いは全く変わりません。去年の12月、アフガニスタンにて亡くなられた中村哲さんは東日本大震災、原発事故の後、自然と人間の関係を今一度問い直す必要性を指摘しました。日本民藝館の創設者・柳宗悦は人間と自然の関係が美に繋がることを、そして里山の哲学者・内山節氏はかつての日本人が自然の中にが何を学び取っていたかを述べています。吉田拓郎は「借りてきた言葉は返しなよ」と言っていますが、私は、これらの言葉は一生返せないと思います。そんな珠玉の言葉たち。最後になりましたが、関わて下さった皆様に改めて感謝申し上げます。『源流への言葉』11分出演 杉田雷麟 小向なる撮影監督 上野彰吾助監督 葛西純撮影助手 篠田一真衣装 廣田繭子音楽 茂野雅道監督・脚本 笹谷遼平(六字映画機構)協力日本民藝館ペシャワール会全国ワクチン株式会社内山節鈴木照雄谷由起子月森俊文手塚俊明戸枝恭子出典『天、共にあり−アフガニスタン三十年の闘い』中村哲著 NHK出版 2013年「工藝の美」(『工藝の道』より)柳宗悦著ぐろりあそさえて1928年『人間はなぜキツネにだまされなくなったのか』内山節著 講談社 2007年『戦争という仕事』内山節著 信濃毎日新聞社 2006年(なお、この映像は東京都の「アートにエールを」プロジェクトに採択され、制作しました) もっと見る

  • ご無沙汰しております。「山歌」監督の笹谷です。あれよあれよという間に時間が過ぎ、もう5月になってしまいました。皆様がコロナウィルスにて大きな影響を受けられていることと思います。心よりお見舞い申し上げます。私もフリーランスの身なので、仕事はパタリと無くなりました。「山歌」について、大きなご報告は無いのですが、今、海外の映画祭に様々出品を始めているところです。ただ、中止、延期になった映画祭もあるため、なかなか先が見えないのが現状です。日本での公開もまだまだ見えません。今はとにかく一人でも多くの方の無事と、終息を祈るばかりです。しかし、この国の政治家の無能さが本当に目立ちます。まだ我が家にはマスクは届いていませんが、直に手にした時、本当に気分が悪くなるんだろうなあと思います。あんなのに466億円もかかっているなんて・・・呆れるを通り越して、あの馬鹿ならやるだろうなあとすら思ってしまいます。このような大きな社会問題のあとは、必ずと言っていいほど差別と分断が起こります。既に起きていると言っても過言ではありません。なんとか、そんな流れに飲み込まれずに、地に足をつけて日々を過ごしたいと思っています。そしてこの経済苦により、映画界で大きな痛手を受けるもののひとつに、ミニシアターがあります。恐らく「山歌」もミニシアターでご覧いただくことになると思います。というより、ミニシアター無しでは私たちの映画は存在しえません。今、ミニシアターエイド基金というものが立ち上がっています。https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid私が撮影監督したドキュメンタリー映画「馬ありて」もネットでの視聴料がそのままミニシアターエイド基金に寄付されるチャリティ作品として参加しています。未見のかたは是非是非ご覧くださいませ。https://asiandocs.co.jp/con/308?from_category_id=11皆様のご健康を祈っています。 もっと見る

  • 遅くなりましたが、皆様、本年も宜しくお願い申し上げます。まず、新年からやってくれました。日刊スポーツ映画賞 最優秀助演男優賞に続き高崎映画祭 最優秀助演男優賞 に輝いた渋川清彦さん!!そしてヨコハマ映画祭 最優秀新人賞に続き高崎映画祭 最優秀新進男優賞 に輝いた杉田雷麟君!!高崎映画祭二人とも、同じく「半世界」にて受賞されました。嬉しい!あっぱれ!と喜んでいたのもつかの間、映画「山歌」も1月17日の群馬県版朝日新聞にて、記事にして頂きました。途中までしか読めませんが、新聞記事を写真に撮ってネットに上げるのも、どうなのだろうかと思い、ここまでにとどめます。私の写真はクリックしないようにお願いします。。。。(5日くらい風呂に入っていないオッサンにしか見えないので。。。)なんというか、本当にあらゆる人に恵まれてできた映画なのだなあとつくづく思います。針の穴に糸を通すようなタイミングで来てくれた渋川さんをはじめ、やはり、このキャスティングも縁というか、奇跡的でした。「半世界」では杉田くんの父親が炭焼き職人の稲垣吾郎さん、その親友が渋川さん両者が「山歌」では都会の少年とサンカのおじさんになっているとは。。。奇縁ですね。 そして新年のご挨拶が遅くなってしまいました。本年も宜しくお願い申し上げます。ただいま、英訳作業の真っ只中です。また動きがあればお知らせ致します! もっと見る

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