僕のことを知らない人も多いと思いますので、まずは簡単に自己紹介をさせてください!
現在23歳、結婚しており1歳半の娘がいます。
中学・高校と不登校になったり、大学生の時に彼女の妊娠がきっかけで学生結婚したり、なにかと忙しい人生を送ってきました。
大学生として家族をなんとか養った経験から「低家賃で住めるシェアハウスをオープンしたい」という思いを持ち、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
このプロジェクトにかける想いをご覧いただき、応援していただけるのであればご支援いただけますと嬉しいです。
「シェアハウス」と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?
「他人に気を遣いそう」「極端に部屋が狭そう」など、ネガティブなイメージも多いかと思います。
確かに、収益を重視するあまり狭い部屋に複数人を詰めるようなシェアハウスも存在するかもしれません。
でも、このプロジェクトで実現したいことは一般的なシェアハウスとは少し違います。
空き家(一軒家)をリノベーションして作るシェアハウスは入居者にとっても社会にとってもいいことがいっぱいあるんです。
まずは、入居者にとってシェアハウスはどんなメリットがあるかについて。
先にまとめますと、こちらです。
シェアハウスの家賃は一般的な賃貸に比べてとても安いです。
初期費用も従来のような敷金・礼金・仲介手数料を設定する文化がなく、入居者の負担を大幅に軽減することができます。
この家賃の安さは、かつての僕のように経済的な余裕がない人にとっては大きなメリットです。
首都圏の家賃は地方に比べて高く、夢を追っている人など経済力のない人にとっては大きな障壁となっています。
収入の半分を家賃にあててしまっては、自己実現のための余裕はありません。
僕がオープンする予定のシェアハウスの家賃は光熱費や通信費込みで月3.5万円~4.5万円程度。
これなら月の収入がたとえば15万円ほどでも、十分に暮らせるかと思います。
一般的な賃貸で家賃を抑えようとすると、設備が古いなどのトレードオフがつきまといます。
でも、シェアハウスは複数人が使うことを想定しているため共用部分の設備レベルが高いです。
キッチンは一人暮らしでは考えられないほど広いですし、お風呂はシャワールームと複数あります。
家賃と設備のいい所どりなのが、シェアハウスなんです。
「シェアハウスって他人に気を遣いそう‥」という方にぜひ知ってもらいたいのが、プライベートが確保されている鍵付きの自室があるということです。
僕がオープン予定のシェアハウスは、1部屋に複数人住むような形は想定していません。
シェアメイトと話すのが苦手であれば、基本的に自分の部屋で過ごしていることもできます。
ここが「ルームシェア」との大きな違いです。
シェアハウスはどちらかと言えばホテル寄りというイメージでしょうか。
普段は自室で過ごし、食事やお風呂など、必要のある時だけ自室の外に出るという使い方ができます。
(もちろん食事は自室で摂ることもできます)
交流を深めたければ積極的にリビングで過ごせばいいし、「今日は一人でゆっくりしよう」と感じたら自室で過ごすという選択肢も。
性格や気分によっても柔軟に対応できるのもシェアハウスのいいところです。
シェアハウスは入居者だけでなく、社会にとっても有益な点があります。
もちろんこれだけで「根本的に解決!」とはいきませんが、社会の課題を確実にいい方向に持っていってくれるポテンシャルがあります。
出典:平成30年住宅・土地統計調査(総務省)
日本の空き家は現在進行形で増えている状態です。
総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」によると、平成30年度の空き家は848万9千戸で過去最高値でした。
30年前と比べて2倍以上の数です。
この要因の一つとして、家族形態の変化が挙げられます。
国民生活基礎調査(平成28年)の結果からグラフでみる世帯の状況(厚生労働省)
出典:厚生労働省の「国民生活基礎調査(平成28年)の結果からグラフでみる世帯の状況」によると、ここ33年で「三世代家族」の割合は約3分の1までに減っています。
昔であれば需要のあった大きい間取りの家。
今となっては核家族が増えて大きな家の需要は減り、しかも建物は老朽化しているため買い手がつかないという悪循環になっています。
でも、僕はこの状況だからこそできることがあると思います。
このプロジェクトでは、 そのような大きな空き家をリノベーションしてシェアハウスに変身させます。
市場から見放された物件をシェアハウスにリノベーションすることで息を吹き返し、現代の需要にあった形へ。
シェアハウスは増え続ける空き家の有効活用方法としても魅力です。
アットホーム・三井住友トラスト基礎研究所「マンション賃料インデックス」でも分かるとおり、近年首都圏の家賃は上昇しています。
※8ページ目に記載あり
日本全体の人口は減少傾向である一方、首都圏の人口は増えているからです。
首都圏に家賃5万円以下で住める物件は減っています。
それがシェアハウスであれば、家賃は一般的な賃貸よりも安いです。
僕の手がけるシェアハウスは空き家を再生するため、周辺のシェアハウスよりもさらに低家賃で提供することができます。
シェアハウスには、上がりすぎている首都圏の家賃を抑制できるという社会的な側面があります。
外国ではすでにポピュラーなシェアハウス。
日本では昨今、特に若者の間では知名度がじわじわと上がってきています。
「Student Lab」によると、「シェアハウスに住んでみたいですか?」という質問に対し「とても思う」「すこし思う」と回答した学生は全体の46%に上ります。
自由に使えるお金が多くない学生にとっては、シェアハウスは選択肢になり得ます。
また、日本で非正規雇用として働く外国人はどんどん増えています。
限られた収入の中でやりくりしなければならない人たちにとって、シェアハウスの需要は加速していくと期待しています。
冒頭でもお話ししましたが、僕は大学4年の夏に彼女の妊娠がきっかけで学生結婚をしています。
決して極貧生活というわけではありませんでしたが、大学生として家族を養っていたので比較的自由に使えるお金は少なかった方だと思います。
1児のパパなのに、月末の口座残高が100円くらいなこともありましたね。笑
大学に通いながら月20万円ほどで家族を養っていた僕は、毎月の固定費の中で一番おおきなウエイトをしめる家賃をなんとか抑えたいと感じるように。
「設備は綺麗で安心して暮らせる。それでいて安く住めるところなんてないよね…。」と思いながら出会ったのが、シェアハウスでした。
シェアハウスの家賃は一般的な賃貸物件に比べてとても安いです。
それでいて、キッチンやお風呂などの設備は複数人で使うことを想定しているためとても立派。
まさに自分の思い描いていたようなものでした。
シェアハウスは基本には単身向きなので、家族がいる僕は実際に引っ越すということはできませんでしたが、「これは将来やりたい!」と強く感じたのを覚えています。
現在は社会人2年目になって精神的・時間的・経済的に少しだけ余裕もでてきました。
今度は僕が行動する番です。
当時から時間は経ってしまいましたが、過去の自分と同じような状況にいる人々の後押しになれば嬉しいです。
学生のみなさん、将来の夢に向かって努力している人、日本で非正規雇用として働いている外国の方などの中には窮屈な生活をしてる人はたくさんいると思います。
低家賃で住めるシェアハウスを通じて、そんな人たちの後押しになれれば嬉しいです。
■物件の場所は?
物件の場所は「神奈川県か千葉県か埼玉県。都内から1時間以内」です。
実は購入する物件は「100%ここに決定!」というようには決められていません。
このクラウドファンディングがサクセスして初めて、物件購入に必要な資金調達ができるからです。
もちろん前向きに検討している物件はあり、今すぐにでも購入したい気持ちなのですが、正式に買い付けをいれる事ができるのはこのプロジェクトが終了した後になります。
■シェアハウスには何人住めるの?
購入する物件の間取りにもよりますが、5人〜7人ほどの予定です。
1部屋に何人も詰めるということはしたくないので、5LDK〜7LDKくらいの空き家をシェアハウスにします。
■家賃はどのくらい?
3.5万円~4.5万円ほどを想定しています。
光熱費、インターネットは家賃に含まれてますので使い放題です!
■シェアハウスの情報は公開するの?
シェアハウスを特定できるほどの情報は公開しません。
実際の入居者さんのことを考え、支援者のみに報告いたします。
プロジェクト全体としてかかる費用は下記の通り。
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物件価格:500~600万円
物件購入の諸費用:50万円
リフォーム費用:250~300万円
家具・家電の購入費用:50万円
合計:850万円〜1,000万円
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古い空き家とはいえ、不動産は不動産です。
物件を購入してフルリノベーションするのでそれなりの費用はかかります‥。
足りない分は融資を受ける予定なので、このプロジェクトとは別に700~850万円ほどは借金をするような見通しです。
この金額に設定した背景についてお話をさせてください。
シェアハウスをオープンしたいという気持ちを持ってから、実はすでに何回か金融機関に相談にいっています。
事業計画や事業にかける思いを話すものの、結果としてはうまくいきませんでした。
理由は、自己資金不足です。
融資を受けるには、少なくとも1割〜2割ほどの自己資金が必要とのことでした。
クラウドファンディングの手数料などを考慮し、必要な資金から逆算して150万円という目標金額とさせていただきました。
大まかなスケジュールは下記の通り。
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11月:物件探し・事業準備
12月:物件取得・決済
1月:リフォーム
2月:シェアハウスオープン
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リフォームなどもあるためオープンまではそれなりに時間がかかりますが、物件探しからオープンまでの道のりはブログやSNSで発信していく予定です!
今すぐにでもシェアハウスオープンに着手したいという気持ちがあったものの、経済的な壁が立ちはだかりジレンマを感じていました。
「資金さえあればスタートできるのに」と、毎日の電車ではそのことで頭がいっぱいになっていた時期もありました。
そこで頭に中に浮かんだのがクラウドファンディング。
でも実行するかは悩みました。
大学生で彼女が妊娠した際、出産費用をクラウドファンディングで集めようとしましたが、大きな騒ぎとなり最終的にプロジェクトがリジェクトされてしまった経験があるからです。
なかなか踏ん切りがつかない日々が続いていましたが、それでも僕はクラウドファンディングに挑戦することを決意。
どうしても「シェアハウスをオープンしたい!」という気持ちを捨て切れませんでした。
やってだめならしかたないですが、やらずにこのままフェードアウトする気にはなれません。
クラウドファンディングという可能性が少しでも残っている以上、そのわずかな可能性にかけたいです。
目標金額に満たない場合、シェアハウスオープンというプロジェクトの実行はできません。
そんな経緯があり、本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。
目標金額に満たない場合、計画の実行およびリターンのお届けはございません。
サクセスしなければ、支援金はすべて返金となります。
金策についてもう少し詳しい計画を提示ください。現在検討中のもので構いません。 ・目標額150万円を達成したとして ・予算としてあげている850~1000万円、融資の目途があるのでしょうか? ・850~1000万の内、融資を受けられるとして満額受けられる目途なのでしょうか? ・満額が無理だったとして、差額はどうのようにして目途をつけるのでしょうか? ・自己資金については、準備できる目途はついていますか? ・どのような状態の不動産を購入できるかによるとは思いますが、リフォーム等で予算を オーバーした際は、どう対応されるおつもりですか? ・目標額150万円を達成したとして、実際に計画に乗り出したものの、 ・不動産購入にまで至ることができなかった ・リフォームを行ったが居住できるに至らなかった 等 目標額達成後に計画が頓挫した場合、どのような対処を検討されていますか? 支援された150万円については、どのようにされるおつもりですか? よろしくご回答ください。