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木版更紗製作のアトリエと展示室をつくりたい!

インド伝統の更紗を現地で勉強し、自然と掛け合わせながら独自に発展させたMade in Japanの更紗を製作するアトリエをつくりたい。

現在の支援総額

122,800

23%

目標金額は526,500円

支援者数

21

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/09/10に募集を開始し、 21人の支援により 122,800円の資金を集め、 2019/10/30に募集を終了しました

木版更紗製作のアトリエと展示室をつくりたい!

現在の支援総額

122,800

23%達成

終了

目標金額526,500

支援者数21

このプロジェクトは、2019/09/10に募集を開始し、 21人の支援により 122,800円の資金を集め、 2019/10/30に募集を終了しました

インド伝統の更紗を現地で勉強し、自然と掛け合わせながら独自に発展させたMade in Japanの更紗を製作するアトリエをつくりたい。

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はじめまして。

ka oriは、私、下田かおりがインド伝統の更紗を日本の自然と掛け合わせながら、
独自に発展させた更紗と天然染色の技術を用いたファブリックです。


  ka ori = ka(華)+ ori(布) 


昔、更紗は【華布】と呼ばれていました。 わたしの名前と偶然にもご縁があったことから、ka oriという名前で布づくりや染色の仕事をしています。

2011年、インド放浪時に偶然 AJRAKH(アジュラク)の更紗工房を訪れ、
その昔ながらの製法や自然に根ざした色合い・デザインコンセプトに惹かれ、
再渡印し、製法を学びました。



【AJRAKH】とはインドとパキスタンがまだ同じ国だった頃から、イスラム教の人たちが腰に巻いたり、ターバンとして頭に巻きつけて、実際に生活の中で使っていた伝統的な木版更紗で、現在もまだ使われている布です。主にインドの北西部グジャラート州のカッチ地方のブジの近くの村でつくられています。

カッチ地方はインドの北西部にあり、パキスタンとの国境近くに位置する。

AJRAKHのパターンはイスラム教の影響が大きく、緻密な幾何学模様。

AJRAKHは、イスラム教徒のひとつの大きな家族が先祖から引き継いでいる伝統的なパターンです。解説書を読むと、モヘンジョダロの遺跡から似たような模様も発見されていることから、紀元前から製作されていたのではないかと言われています。


AJRAKHは昔から男性専用の布であった


AJRAKHは木版に数種類の糊を手押しで何度も捺染し、自然から抽出された染料で染めていきます。糊の中に含まれる金属の成分と植物染料の化学反応によって、染め色に違いが生じ、その色の違いによって模様ができるようになっています。

1つの模様をつくるのに、3〜4種類の木版を使う

熟練の職人さんが糊を重ねていく


インドの糊の作り方は大胆で繊細。糊を何度も漉して柔らかくし、まったくスキのない糊置きをします。
そして、代々引き継がれた経験豊富な職人さんの、3版押しても全くズレない糊捺染技術。
だからこそできる、完成度の高い強い布です。

自由なキャラクターでも仕事は丁寧な捺染の職人たち

昔ながらの糊捺染でつくられる更紗は、インドでもすでに数少ない場所でしかつくられなくなりました。インドでもやはりスクリーン製法や化学の顔料を直接木版に捺染してつくられる工房の方が多くなっています。とても時間と労力が必要なこの製法では、職人さんも跡継ぎが減少しているとのことです。


半身水に浸かりながらの染め担当の職人たち

広大な土地に大きな布たちが太陽の光をいっぱいに浴びる

わたしは、もともとグラフィックデザイナーを10年ほどやっていたので、このアナログなパターンをつくる方法にとても興味を持ちました。そしてすばらしい技術だと思いました。

木版も本来ならば、持ち出し厳禁なのですが、わたしが日本で製作したいとの意向を伝えると、快く承諾していただき、版も数パターンを譲っていただけました。

わたしはインドの方法をそのまま伝えるということよりも、インドのすばらしい伝統の方法をしっかりと理解した上で日本のわびさびに近い雰囲気を加えたいと思いました。
材料も気候もインドと日本では全く異なり、同じものをつくることは不可能です。
インドのAJRAKHの職人はすべて男性で、使う対象も男性です。
わたしは女性で日本人です。
同じ版を使わせてもらっても、日本女性ならではのエッセンスを入れていきたいと思っていました。
5〜6年かけて、自分の糊と多色染め可能な更紗の製作方法に試行錯誤をしながら、自分の形をみつけていきました。

そして、現在は、長崎市・三ツ山町の自然に恵まれた場所でAJRAKHの版を主に使用した更紗の製作と、植物などの天然染料のみでの染色にこだわり、オリジナルの服や小物の製作をおこなっています。

オーガニックコットンの木版更紗(インディゴ×茜染め)





2012年より拠点として活動していた長崎県西海市では、山の中に工房を構え、山水だけで生活・染色を行っていましたが、3年ほど前から貯水設備のトラブルより水を断たれる生活になってしまい、製作はもとより、生活すらもできなくなってしまいました。

しばらくは西海市内で友人宅を借りて、生活と少しだけの製作を行っていましたが、本腰を入れた作品をつくることは困難と判断し、生まれ育った長崎市内を念頭に家探しを行ってきました。

たまたまインターネットに出ていた物件が思い描いていた立地や自然に囲まれた環境だったため、即決で家の購入を決断し、2019年4月長崎市に拠点を移しました。

新しい拠点の外観

この一軒家をリフォームし、住居と工房と両用していきたいと思っています。
現在、資金不足のため、染色の製作場所が整えられておりません。
仮工房として、6畳の和室の畳をはがし、自分でコンパネを打ち付けてとりあえずの糊の捺染場として使用しています。縁側に、とりあえずのガス台と流しのシンクを置いている状態で、雨風がひどい日は、そのガス台も濡れると故障の原因になるので、雨が降ると仮工房内にガスを運び入れている状況です。

畳をはがし、コンパネを貼ってカビないようにオイルを塗りました

雨天時はガスが外に出せません

完全に青空工房です。屋根がないと雨天時は作業がストップします。

とりあえず、版を押す場所は押し入れを使っています。

本来は製作場所は土間もしくは足場板などで補強した安定感のある土足板間が効率がよく、火を使う染色作業も雨天の日の作業を考えると屋内に設置したいところです。この続き間であるもう1つの6畳の部屋も作業場や展示室としてリフォームし、お客様にゆっくりと商品をみていただけるスペースとして活用を考えています。




2012年より、約7年間更紗づくりや染色を生業としてやってきました。
現在も、作品を店舗に置かせていただいたり、展示会やイベントで展示・販売をしています。

また、ワークショップでお客様にも糊置きした更紗を染めていただくことや、自分のお洋服を染め直して、思い出のある服・着やすくて形が好きなお洋服を染色することで、もう着れないかも..と諦めていたお洋服を復活させて、1着のお洋服を長く着ていこうというプロジェクトも行っています。

ナガサキリンネ出店様子

木版捺染体験と更紗づくりのワークショップ

パンツの染め直し(一度ログウッドで青みを入れた後、茜で染めました)




資金の用途は、更紗製作および染色工房をつくるための工事に関する一切の費用となります。

とてもとても困って作業に支障を来している外の屋根の設置と作業スペースをつくるために、みなさまにご協力いただければと考えています。

下記の金額は専門の業者さんに出してもらった、見積もり金額です。

◯ 6畳を土間もしくは土足板間にする
  現在はわたしがコンパネを簡単に打ち付けているだけなので、床が不安定です。そこをプロの大工さんにリフォームしていただきます。現在窓のサッシも壊れているので、修繕費もプラスしています。
  ・大工仕事もしくは左官仕事+サッシの修理  ¥200,000

◯ 6畳を作業場兼展示室にする。
 まだ畳が入っている状態の6畳の床下を修繕し、フローリングにリフォームする。
  ・大工仕事  ¥100,000

◯外の作業場に屋根をつける
 材料はトタンが有力候補ですが、まだ設計段階なのでおおよその見積もりです。
  ・屋根の建設  ¥100,000

◯畳や古い木材の処分や運搬などの雑費 ¥50,000

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  【工房製作】 合計 ¥450,000 

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  【手数料17%】¥450,000×17%=¥76,500

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  【総合計】¥526,500


◎目標金額が達成された後の用途

もし、目標金額が100%以上達成された場合の資金の使用用途は

 ◯現在砂壁なので、壁のリフォームをします。
 ◯展示室に使用する什器の製作費に使います。


更紗や天然染めの布をつかったka oriのアイテムや、実際に染色体験ができるチケットなどを、ご準備させていただきます。


【商品のリターン】


◯マッチ箱の木版更紗裂帖


◯柿渋染のトートバッグ(Mサイズ or LLサイズ)


◯木版更紗(てぬぐいサイズ、165cmの長めのサイズ)


◯柿渋染のエプロン(厚地と薄地/色は茶か焦げ茶を選択できます)


◯柿渋と木版更紗のブックカバー(文庫本サイズとA5サイズ)


◯3色黒染め・ヘンプコットンのカットソー(M/LL)



【体験型のリターン】

◯染色体験(手ぬぐい、ご自分のお洋服などをお好きな染料で)

染めもの体験の様子

◯更紗をつくるワークショップ

染色の様子

◯インドひとり旅のお話とスパイスづくり+カレーの試食会

壮絶なトレッキングだったラダック地方

ka oriオリジナルのガラムマサラをつくり、一緒にカレーづくりをします。


2019年9月〜10月 クラウドファンディング実施

2019年11月 工事着工(先方の予定に準じるので多少の時期の変更はあります)

2019年12月 工房完成(予定)

2020年1月より順次リターン実行・発送(現在在庫のあるものに関しましてはクラウドファンディング終了後順次発送させていただきます)


お水のトラブルで前の住居と工房を失い仕事ができなくなってしまってから、自分の仕事に対する想いがより強くなりました。

なぜ、わたしがこんなに時間のかかる布をつくる意味があるのか。
それは、やはりわたしが自分の布を見るととても幸せな気分になるからです。
そして、わたしと同じ想いを持ってくださる方に触れることが、わたしの製作のモチベーションです。

現在は、多くの業界で時間とムダを省いて最大限コストを削減し、大量生産をする社会になりました。
そしてそれはつくるだけつくって、売れないと容易に捨てられることになります。
アパレル業界がfast-fasion中心に流れていく中、手で糊をひとつひとつ重ね、植物の色を導き出し、布に留めて更紗という模様を帯びた布をつくることは、とてもアナログな作業です。
時間がとてもかかるので、たくさんはつくれません。
はっきり言って、世の中とは逆行しているように思います。

しかし、この一見ムダに思える製作方法でつくること、つくられたものに触れることは、このとても速い流れの世の中の空気が少しだけ緩やかになってくれるのではないかと思っています。

わたしが学んだAJRAKHの工房で布をつくるときに『KEEP IT TODAY』(今日はそのままにしておく)という言葉を教わりました。時間をかけることは、強くて美しい布をつくるのに必要な条件だそうです。

ka oriの商品を生活の中に取り入れていただくことで、心身の癒しや生活のスピードを緩めることにつながり、わたしの工房の環境整備を応援していただければ大変嬉しく思います。これからは自分のオリジナルの版での布づくりや和更紗の復刻へのチャレンジなど、まだまだ冒険と挑戦を重ねながら、見ているだけで楽しくなるような布づくりに励んでいくつもりです。

みなさまの温かいご支援、お待ちしております。
よろしくお願いいたします。

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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  • みなさまから、ご支援いただきました122,800円で、外工房の屋根を設置させていただきました。簡単ではございますが、ご報告をさせていただきます。まずは、基礎を打ち、柱を立てました。その上に家の壁から延長する感じで屋根部分の制作をされていました。骨組みが完成してから、浪板を取り付けました。屋内の捺染工房から見ても、外工房に屋根があるととても安心感が生まれます。干場にも屋根ができたことは、夜に干したままの布もありますので、急な雨の際にもとても助かります。ガスで作業する場所には、夏の直射日光を遮れるように茶色を帯びた色の浪板にしました。これで、今年の夏の過酷な状況からはいい環境で染色が進められそうです。経費全般の明細といたしましては、◯木材・浪板:¥70,844◯基礎に関する材料費:¥6,937◯職人さんの作業代および交通費:¥70,000(約4〜5日間の施工)---------------------------------------------------------------------------------------合計:¥147,781(税込)みなさまのご支援金からを主に資金源とさせていただけたことで、立派な屋根をつけることができました。将来的には、横と正面に板を貼り、風や雨からも防げるようにしていきたいと思っております。当初、想定していた捺染工房の方は冬になると土間よりも今の板間の方が寒さには対応しやすいので、少し床板を張り替える程度で充分かもしれません。外の工房をさらに使いやすくできるよう、また機会がありましたらみなさまのお力をお借りできたらと思っております。そして、みなさまにもぜひ工房に来ていただいて、一緒に染色ができたらと願っております。今後とも、よろしくお願いいたします。この度は、誠にありがとうございました。簡単ではありますが、以上でご報告とさせていただきます。 もっと見る

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