元々坐蒲(ざふ)というものは、坐禅を行う際、坐り姿勢の安定、最適な骨盤位置、長時間の姿勢維持の機能を兼ね備えた実用的な製品です。形は上下が少しつぶれた球形。基本色は単色(スタンダードは黒)で、一部に帯(おび)と呼ばれる、前後がわかるようなタグのようなものがついているだけのものです。しかし形状は坐り心地が適切になるべく禅が伝わった頃より変わらない究極の形状です。そして色が単色なのは、色彩によって坐禅に向かう意識が惑わされないよう単色であるのではないと考えております。
お寺で坐禅会に参加されたことのある方は、単(たん:坐禅をする場所)に坐蒲が整列されて並び、帯の向きもきれいに同じ方向となっているのを見たことがあるかもしれません。それを見ることで、坐禅に向かう気持ちも精錬されていくのではないでしょうか。
坐蒲はシンプルな形状と色彩、そして究極な実用性を兼ね備えたもの。それが組み合わさった「機能美」を持ったプロダクトだと考えています。
坐蒲の色彩のシンプルさ。何かに似ていませんでしょうか。私は今のスマートフォンに大変似ていると感じます。スマートフォンの元祖はアップル製。その考え方の基礎を作ったのはスティーブジョブズです。
スティーブジョブズは大変禅に傾倒していたと言われております。彼は坐蒲からヒントを得てアイフォンなどの一連の製品のデザインにしたのではないでしょうか。
究極の実用的シンプルさを持った「zafuざふ」。スマートフォンと同様、大変ファッション性を持ったものではないでしょうか。
スマートフォンと一緒にカバンの中に忍ばせて、お洒落にどこでも坐禅や瞑想ができる社会になっていけば、安らかな人生を送る方が増えるとともに、平和な世の中になっていくのではないか。「zafuざふ」はそれだけの可能性を持ったものだと私は考えております。
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