磯遊びでは、たくさんの生き物に出会います。その中には、触るとケガをしてしまったり、ビックリさせると噛まれてしまう生き物など、危ない者もいくつかいます。
今回は、そんな『気を付けないと危ない生き物』のお話しです。
1. ヒレに毒針がある魚
ハオコゼ・ゴンズイ・イソカサゴ、いづれも磯でよく見かける小さな魚です。背ビレと胸ビレに毒があり、刺されるとかなり痛みを伴う炎症になります。
対策:刺されないように、見付けたらむやみに直接触らないこと。ちょっとヒレの先をかすっただけでも、傷口に痛みが出ることがあります。
2. ウツボ
別名『海のギャング』などとも呼ばれ、鋭い歯と力強いアゴで噛まれたら大きなケガにも繋がります。
対策:見付けたら、まず近付かない。意外に臆病な魚なので、コチラがじっとしていればウツボの方が逃げていってくれます。また、彼らの隠れてる場所に手足や網を入れて驚かさないように、岩場を歩くときなどは注意が必要です。
3. 岩に貼り付く貝殻
カキ・フジツボ・カメノテ…いづれも磯の岩場にたくさん貼り付いています。先端が尖っているものが多く、岩場に手や膝をついたりした際に刺さってケガをするケースが多いです。
対策:磯遊びでは、安全のため軍手やグローブを着用しましょう。また、なるべく肌の露出が多い服装はを控えましょう。膝あてなどを装備するのも効果的です。
安全に磯で遊ぶために、覚えておきたいエトセトラ。もう少し紹介したい生き物たちがいるので、後編へと続きます!(笑)