本日もこれまでにお二人の方からのご支援をいただきました。ありがとうございます。
写真は、私が住む宮崎市の青島にある鬼の洗濯板の奇岩の1つです。プロジェクトとは関係ない写真ですみません。
さて、本日のカナロコ(神奈川新聞)に、ヘイトスピーチに関する記事が掲載されていました。
現在開催中の川崎市議会第4回定例会。
9月11日に開催された本会議で、「差別のない人権尊重のまちづくり条例(仮称)」の素案について質疑答弁が行われたようです。
この川崎市の「差別のない人権尊重のまちづくり条例(仮称)」は、人種や性的指向、障害などを理由にしたあらゆる差別的取り扱いを禁じ、外国にルーツのある人への差別的言動に最高50万円の罰金を科す条例です。(カナロコより)
川崎市では、8月9日までこの条例に関する意見募集が行われていました。
2016年6月3日、政府は『本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律 』、通称、ヘイトスピーチ解消法を公布しました。
この法律には罰則規定がないため、今回の川崎市の条例が可決成立すると、全国で初めてヘイトスピーチに対して罰則が付くことになります。
川崎市は、今年12月の議会で条例案を提出し、2019年12月と2020年4月に条例の一部を施行し、2020年7月の全面施行を目指しています。
今回の本議会では、どのような場合が罰則が適用されるかなどの議論が行われているようです。
10月のロンドン取材のあと、3日ほど東京に滞在します。
その間に、川崎市役所にも出かけて、この条例案に関する取材も行う予定にしています。
私が住む宮崎市では、表立ったヘイトスピーチを含むような抗議活動、デモ等はありませんが、ボーダーラインのないインターネット、SNSではヘイトスピーチに近い発言をしている人は多いです。
インターネット、SNS上での取り締まり、罰則は難しいかと思いますが、何らかの形でヘイトスピーチを減らす取り組みは必要ではないかと思います。
ベストな回答はなかなか出てこないかも知れませんが、あれこれと考えていきたいと思います。
皆様からのご意見等をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。