どうも、フルタです。
まだ冷静に振り返るには時間が掛かりそうですが、頭の中を整理しながら書いていきます。
昨日の朝、下北沢の古着屋「サニーサイドアップ」で「梟の服」の撮影を終えました。
準備して来た50分ワンカットへの挑戦。
これは大げさでもなんでもなく、僕が東京に出て来て19年間で一番集中する時が来たぞと思っていました。それだけ自分の今とか想いとか人生とかが、ここに集まっていました。
僕の抱えているこのカメラは「村西とおる」に憧れているわけではなく、カメラマンの各務君が撮影用に改造したワンカット特別仕様のカメラ。
担がせてもらったがかなり重い。これを背負うパーツで支えながらの50分間の撮影。ずっと構図との闘い。これだけでも尋常ではないことが分かる。
撮影では色々なことが起こりました。そんな諸々は1月26日の先行上映会で上映後にお話できればと思っています。
体力と気力の消耗、時間というデッドラインが差し迫る明け方、僕らもスタッフの方々も一つのことを信じていました。
「梟の服」という演劇のライブを封じ込めたものを撮る。
最後のチャレンジで、ギリギリのところでそれを撮ることができた。
これが今の僕らによる「梟の服」だというものを。
演劇とはライブであり、いつからか僕らにとってはライフでもある。
演劇を始めた時、まさか、自分と演劇がこんな関係になるとは思ってもみなかった。
そんなことを思い出したりもしました。
これから撮影したデータに音を載せたり、字幕のことやまだまだ大事な過程がある。
一つ一つを集中し、エンタメ愛を込めながらやっていきます。
それと並行して、支援下さった皆様へのリターン準備も着々と。
また報告します。ありがとうございました。