はじめに・ご挨拶
初めまして。『町分オルタナギャラリー』共同代表の中村 雄紀と申します。
数ある募集の中私たちのページを見ていただきありがとうございます。
現在年齢36歳、2人の子供を絶賛育児中の新米パパです。311東日本大震災のあとに、縁を感じて福島県川内村に家族4人で移住して6年が経ちました。
私は20代の頃、海外渡航経験に恵まれて今までに20各国以上渡り歩く事が出来ました。そこで私は沢山の出会いを経験して、様々な国の多くの人と共同生活をしてきました。そんな中、私が最も心の中で大切に感じていることが何か気がつきました。 言葉では言い表わせない、その想いを何か形に表したい。そんな想いを抱いて暫く悶々と過ごしていました。
そんなある日突然、 私の感じていることが、この場所から様々な形で現れだしたのです。始まりは、川内村にある築50年近くの元保育所を仲間とお金を出し合い共同購入し、自分たちの手で改修工事を施し、2016年12月にコミュニティーハウス『町分オルタナギャラリー』(通称オルタナ)が結成されました。
私たちの物語がここから始まりました。
町分オルタナギャラリーとは
オルタナの言葉の由来は、英語の「alternative(=オルタナティブ)」が語源で、『二者択一、既存のものにとってかわる新しいもの』という意味が含まれています。私たちは、愛や自由を感じることにとても価値があるんだと感じています。既存のものにとってかわる『もうひとつの価値観』を大事に地域をそして世界を楽しくしていこう!と名付けました。
町分オルタナギャラリーではコミュニティの輪を繋げて楽しい事をドンドンやっていこう!と周辺地域で集まった有志の仲間たちの協力で運営しています。現在イベントを企画、運営、コンサート、アトリエやギャラリー、その他何でもアリで運営しています。
そんな町分オルタナギャラリーは『楽しい』を合言葉に川内村にできた新名所です。
町分オルタナギャラリーは企業や会社が求めるような営利目的ではなく、村を楽しく、世界を楽しくしていくために設立しました。
企業や会社ではないので資金の運用は、個人の利益ではなく全て町分オルタナギャラリーを継続するために使用しています。ここに集まる仲間たちにはそれぞれに、得意なこと不得意なことがあって、また、性格にも主張の強い人がいたり、おとなしい人もいたりと、色々な人が集まります。
そんなあらゆる人たちが集まるからこそ、みんなそれぞれが得意なことや好きなこと(アイディア、能力、頭脳、体力、優しさや笑顔などなど一言で言うならば愛そのもの!)をみんなでシェアをして楽しい世界を作っていきたいと日々活動しています。
主役はあなた、自分自信。
Share the world
みんなで、世界を共有しよう!
このようなコンセプトを背景に、現在、町分オルタナギャラリーでは、川内村民や村に訪れた人たちが集まる交流拠点として現在活動しています。イベントの運営は、賛同してくれる仲間からの援助や、補助金などを自分たちで申請をして行っています。音楽イベントや、料理講座、藍染め講座などの様々なジャンルを問わないイベントを開催しています。
地元の風習と世界の文化が集まり、その楽しさを共有できる場として、子どもからお年寄りまで大勢集まり、賑わっています。現在、延べ来場者数は 3000人 を超えました。
福島県内、東北、首都圏に留まらず、北海道、静岡、大阪、九州地方からもオルタナに訪れてくれます。
このプロジェクトで実現したいこと
遠方から川内村を訪れる方々や、昨今は海外から福島県に訪れる観光客も増えているので、そういった海外からの来客の方も過ごしやすく宿泊できるように、町分オルタナギャラリー内で民泊の運用を始めます。またゆくゆくはいつでも気軽に立ち寄れるようにカフェも併設したいです。その構想を実現するための第1歩として、今回は施設内の断熱工事等実施の資金及びカフェオープンに必要な設備品を調達したいと考えています。
川内村の良さを体験して、より深く知って頂くには、日帰りで参加してもらう「日帰り型」ではなく、宿泊してもらう「滞在型」で過ごしてもらうことで、村のことを良く知ってもらい、好きになって欲しいと思っています。そのため、宿泊利用者が町分オルタナギャラリーで開催する各種イベントへの参加や、川内村での各既存イベントに積極的に参加できるよう、体験型民泊の構築を目標とします。
具体的には、宿泊者のかたに安心して泊まっていただけるように、防火設備として消火器を各客室とキッチンに配置します。また、客室は鍵付きのドアの部屋とし、防犯のため施設管理人が常駐いたします。
またイベント参加者や宿泊者以外でも気軽に立ち寄って集まれる場所としてカフェをオープンしたいです。川内村在住の人が気軽に立ち寄ってもらえることでカフェ利用者との思いがけない交流が生まれることを期待しています。
「町分オルタナギャラリー」の施設は築年数50年以上経っていますが、かつては村の保育所として使われていました。村長や、商工会会長をはじめ、多くの村の方々が幼少期を過ごした、思い出深い場所です。私たちは、そのような村の人たちの思い出が詰まった施設を、もう一度沢山の人が交流できる場所になるように、みんなで手を加えて修復してきました。
民泊の開始に向けて、ベッドルームも整備しました。
しかし、この民泊の運用を実現するためには、建物の修繕が必要です。木造の古い建物は、老朽化と東日本大震災の影響は否めず、多くの箇所の修復が必要なのが現状です。また、ゲストが安心してかつ快適に宿泊できる施設とするため、主に断熱と大掛かりな改修工事が不可欠となりました。具体的には秋以降の気候に備え、主に断熱工事費(約150万)が必要不可欠です。工事はお金をかけないように自分たちで行います。川内村は、雪があまり降らないため、冬季の放射冷却は厳しく、部屋の中で-15℃になることもあります。またカフェを運営するために、滅菌装置と手洗い場の設備投資に25万円ほど必要です。
プロジェクトをやろうと思った理由
宿泊できる場所を作ることで、川内村および周辺市町村を訪れる方の増加に貢献したいと思っています。また川内村や福島県の良さを世界に発信していきたです。
宿泊者の方に、町分オルタナギャラリーに集う人と交流していただき、様々な体験をしていただくことで被災地である川内村、双葉郡を中心とした海外・遠方にもつながる大きなコミュニティーができ、関係人口拡大が見込めます。またSNSや口コミ等で拡散してもらうことで、さらに大きなコミュニティー形成ができると考え、川内村、双葉郡に訪れたい人を増やし、この民泊と「町分オルタナギャラリー」が川内村、双葉郡の名所のひとつと思ってもらえるようにしていきたいです。
特に民泊を宿泊拠点に川内村を体験してもらうことで、川内村とその周辺の観光収入の増大が見込めます。川内村は訪問型の交流人口がメインであり、宿泊事業者も少ないことも事実です。また現在も東日本大震災による風評被害が根絶していないこともひとつの側面であり、福島や東北全体の観光客数は回復傾向にあるものの、川内村の観光宿泊者数は伸び悩んでいるのが現状です。
私たちは川内村に県内外、海外から長期短期滞在できる民泊を運営することで、川内村の観光宿泊者数の全体的な底上げ、ひいては周辺の観光収入増大にも貢献したいと考えています。
既存地域イベントの一例としては「天山祭り」「川内ふる里まつり」「川内の郷かえるマラソン」などの恒例イベントがあります。
※川内の郷かえるマラソン
平成28年に、小学生の発案から始まった大会(第4回大会は、平成最後の日、2016年4月30日に開催された。)。
◆なぜ「かえるマラソン」なの?
川内村には、モリアオガエルの生息する平伏沼(へぶすぬま)という国の天然記念物に指定された場所があり、森の村長モリタロウ君が村のキャラクターになるほど、「カエル」は川内村のシンボルになっています。また、2011年の東日本大震災では全村避難となりましたが、被害も少なく、翌年から村に帰れる人から帰ろうと決めたことから、村に「帰る」・村を「変える」の意味も含み「川内の郷かえるマラソン」という名前になりました。
今では、参加してくださった方が川内村を故郷に「かえる」ように訪れ、村ではランナーを毎春「むかえる」のを楽しみにする大会にもなっています。 (川内の郷かえるマラソン大会事務局HPより転載)
またアマチュアカメラマンの方々に知られる川内フォトコンテストでは、滞在することで感じられる川内村の風景、暮らしぶりを、カメラマンの方々に是非撮影してほしいと願っています。
これまでの活動
私たちは川内村周辺地域の方々と立ち上げた民間団体の『川内盛り上げっ課』と協力して、これまでに、誰もが気軽に参加できる体験型イベントを開催したり、持ち寄りの食事会をしたり、作家さんやアーティストの方の展示会等を開催してきました。さらには入場無料でイベント開催ができるように自分たちで補助金申請もしています。これらのイベント開催実績は延べ50回以上開催しています。
ナチュラルスィーツ講座
宮城県在住の佐々木 瞳さん。地球環境問題を個人の問題と考えてベジタリアン歴15年。地球にとって私たち一人ひとりが一体何ができるのか、そんなことを教えていただきました。
この夏を盛り上げっ課 音楽祭2019
音楽には人を繋げる力がある。オルタナでは定期的にミュージシャンを呼んで音楽イベントを開催しています。ジャンルを問わず世界中の音楽が楽しめるようにイベントを開催。
藍染め講座
会津地方の喜多方から天然染料の作家さんを呼んで開催。大人気講座の1つでこの回は50人以上もの参加者が集まりました。
THE 坐禅講座
南相馬にある同慶寺の住職、田中 徳雲さんに講師をしていただきました。初めて体験される方が多く参加されました。
Share the Sound リズム講座
会話でのコミュニケーションだけではなく、歌や踊り楽器を使って思いを伝える。そこには人間本来の変わらない部分、楽しい、うれしい、悲しい等のストレートな気持ちが伝わってくる、そんな事を肌で感じれるイベントとなりました。
バルーンアート講座
バルーンアート、アメリカ国際大会チャンピオンのNOZOMIさんが来てくれました。最先端のバルーンアートを披露していただきました。近隣の沢山の子供たちが参加しました。
Face Bookページ
町分オルタナギャラリーで是非検索してみてください。
イベント等を随時アップしています。楽しい情報盛りだくさんです!
資金の使い道
断熱工事のため及び防災・防犯設備・・・147万円
併設カフェの手洗い場、滅菌装置の工事・・・25万円
※その他雑費、クラウドファンディング手数料など。
リターンについて
1万円~5万円でオルタナ民泊無料宿泊券や、施設利用回数券の発行のほか、10万~20万円で町分オルタナギャラリーでのイベント利用券の発行など。町分オルタナギャラリーに遊びに来てご利用頂けるリターンをご用意しております。
そのほか、手作りお礼状、町分オルタナギャラリーにお名前掲載(希望者のみ)、川内村オリジナルグッズなど。遠方の方にも喜んで頂けるリターンをご用意しております。
★オルタナならではの返礼品として1例↓
50000円支援していただいた方に
『体験型ワークショップコース』
・藍染め体験ワーク(自分で染めたい衣料等をお持ちいただき、絞り染めを体験します。講師に喜多方在住の自然染料作家さんが来てくれます。時期5月~10月)
・ピザ窯を作る体験ワーク(レンガ等を使って1からオルタナにピザ窯を設置します。講師にいわき市在住の陶芸家の方が来てくれます。時期5月~10月)
・イノシシの解体体験ワーク(地元猟師の方に協力いただき捕獲後連絡いたします。時期9月~12月の間の捕獲できた時のみ)
・鶏の解体、調理体験ワーク(地元で養鶏を営む方に協力いただき鶏を絞めるところから体験できます。時期5月~10月)
交通費等は参加者様のご負担になります。体験ワークはこちらの指定した日時のみの受付となります。
10000円~支援していただいた方に
【町分オルタナギャラリー宿泊ご招待】
・施設内民泊利用券
(1ベッド1泊で3ベッド券9000円相当、家族、友人利用可/有効期限2020年4月〜2021年3月末まで)
民泊利用券は、木版画家の大久保草子さんが、今回特別に彫って頂いた、木版画が印刷された利用券をお送りいたします。交通費などは実費となります。素泊まりとなります。
10000円支援していただいたかたに。
【川内村応援コース】
合同会社かわうち屋から提供。
川内村の特産品 ”水清らか川内村”
いわなの贅沢ご飯、イワナのアヒージョ、炙りいわな、の詰め合わせセット。
限定5セット。
実施スケジュール
12月 民泊業営業許可の申請。
1月 資金調達開始。
2月 資金調達完了。
3月 チラシを作成して地元広報にて発表、断熱工事及び設備工事。
4月 民泊開業予定。
最後に
私たち町分オルタナギャラリーが『楽しい』を合言葉にした背景には、
私たち自身が「本当に楽しい世界を創造しているのか」と、自問自答したところから始まっています。
世界は今だに大きな沢山の問題を抱えていて、それらに対して明確な答えを出せないでいるのではと感じています。そのほとんどが行き過ぎた一部の支配層の人たちの考えで行われていることと、私達自身の選択の誤りが原因であることは明白です。
一体私たち人類はどこに向かっているのでしょうか。
そして何のためにこの地球で生きているのでしょうか。
大きな沢山の問題を解決するほどのことは、私たちには出来ないことかもしれませんが、一人ひとりが他人のせいにしないで、自分自身の問題だと捉えることにより、より良い世界を創造していけるんだと強く思っています。
『楽しい』は人類普遍の感情の1つであり共鳴していきます。この共鳴を町分オルタナギャラリーから発信していき、そして世界へ響き渡るように、まずは小さな一歩を共に歩みだしていきたいと願っています。
川内村は自然豊かで、住む人も優しさに溢れています。私自身が「自分らしい生き方」を感じられたように、訪れる人に地元の方々や自然と触れ合い、自由を感じて欲しいと思います。
「川内村に行ってみたい!」と思ってもらえるような宿泊所にしていきます。
皆様のご協力、ご支援よろしくお願いします。
ぜひ川内村に、そして町分オルタナギャラリーに遊びにきてください!
※本プロジェクトは<All-in方式>で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る今日で最後の日になりたした!
2020/02/25 17:01町分オルタナギャラリークラウドファンディング応援企画第二弾パーティー盛大に開催できました昨日この企画を発表して声をかけたのでこんなに沢山集まって開催できてとても嬉しかったです友達の誕生日もお祝いできて盛り上がりました!俺もふなちゃんもみんなから元気をいただき終わったあともほっこりして元気になったね!って一緒に話ししてました。やっぱりこうやってみんなと集まってワイワイやるのって楽しいよね!クラウドファンディングも残すところ24時間を切りました。大変なことだらけだったけど一つ一つ乗り越えてみんなの力をかりて今このステージ にいるんだなぁと感慨深く感じています。俺一人ができることはわずかなんだけど、こうして沢山の仲間たちに囲まれて色々と話しをしたり何かをしたりすることが自分自身の成長に繋がっていて、それがどんどん膨れ上がり何だか凄いことになってるって本当に楽しい!本当にありがとう!クラウドファンディングの終了最後まで沢山の方々に、この町分オルタナギャラリーとそして今繋がっている仲間たちに伝わるように応援よろしくお願いします!もうあとはSNSなどでのシェア拡散だけが要になってきますので明日はSNSを町分オルタナギャラリーの話題でいっぱいにしてください!!応援よろしくお願いします!以下コピペ用です。↓是非シェア拡散お願いします町分オルタナギャラリーはクラウドファンディングを開催してます目標達成金額は200万円です。資金の使いみちは施設の断熱工事などに利用させていただきます。オルタナは築50年以上の建物で東日本大震災の影響もありあっちこっちが老朽化しています。それに加えて冬場はめちゃくちゃ寒いのです。部屋の中で-15°まで下がるので水道が1ヶ月凍ったままになったりします。断熱工事は具体的に窓を二重冊子やペアガラスにします、オルタナは窓の面積がめちゃくちゃ広いのでこれだけでもかなり効果的です。それと天井全体に断熱材をいれます。ステージの広い部屋にはお手製の薪ストーブをいれます。水道が毎年凍るので伝熱線を巻く必要もあります。震災の影響で柱が腐ってしまっている場所がほとんどなのでこれがかなり大掛かりな工事となります。これをDIYでなるべく自分たちの手で直していきたいと思っています。それも楽しみのひとつとして。何もやらない人生より、何かに挑戦してみる人生の方が数百倍楽しいと感じています。町分オルタナギャラリーの世界を是非みんなで作っていこう!!!応援、支援よろしくお願いします!!https://camp-fire.jp/projects/view/193719 もっと見る
振り込み方法について
2020/02/23 15:11支援したいのだけどCampfireから上手くいかない方が相当数いたので直接ゆうちょに振り込むこともできます。金額に応じた返礼品がありますので選んでいただいて住所と連絡先と返礼品をこちらのメールアドレスに送ってください。rainbowsmile20141010@yahoo.co.jp連絡先08046820101中村雄紀ゆうちょ同士の振込先記号18220店番828口座番号3698951口座名ジキュウジテキセイカツマチブンオルタナその他の金融機関からの振り込みの場合口座番号36989511口座名ジキュウジテキセイカツマチブンオルタナとなります。よろしくお願いします。 もっと見る
パートナーのふなちゃんのメッセージです。
2020/02/21 18:51✳︎川内村という場所で起きている事✳︎私が川内村に来て思う事・・①(長くなっちゃったから)私が川内村に来たのは2015年の夏でした。オルタナという場所はまだ無くて、仲の良い友達も少なくて、しょっちゅう心細くなってました。私は積極的に地元の人と関わろうと思い、子供を連れて(その頃上の子は10ヶ月くらい)野菜勉強会や子育てサロン等に足を運び、ご縁のあった方のお家にお邪魔したりしていました。子供を連れて行くと、「今は子供の声をほとんど聞かなくなってしまったから本当に嬉しい」と言ってくれました。そして、昔はそこの川で子供達が川滑りしていたんだよとか、小学校も3つもあったんだよとか、昔の話を聞いて、元々子供達が多かった場所だったんだという事を知りました。そして、〜先生、と呼ばれている方によくお会いするので、どうしてだろうと思っていると、その方々は以前保育園の先生をしてらっしゃっり、今もその方々は〜先生と呼ばれ、村の方から親しまれ、地域の民生員や子供教室の見守りなど、今現在の子供達からも頼られる存在なのでした。子供を連れているだけで、地元の方が声をかけてくれ、何か持ってなかったかな〜とバックを探して取れたてのトマトやキュウリをくれたり、お菓子をくれたりするそんな村。本当に子供を大切にしてくれるところです。散歩に出れば、連なる山の中の澄んだ空氣に、どこまでも流れる美しい川に身体も心も癒される場所です。原発事故当時、全村避難となった川内村は2012年には帰村宣言が出され、元の人口の半分程の村民の方が戻られました。あの原発事故は私の地元のいわき市にも大変なショックを与え、川内村に移住しようと話しが出た時は放射線量の心配が頭をよぎりました。様々な情報を自分なりに解釈し、私はこれからも産まれ育った福島で生きていきたいと思っている事、川内村といわき市の放射線量がほぼ変わらない事、川内村村内の除染が進んでいる事などを踏まえ、私とゆうきくん(旦那さん)が出会った場所でもある川内村に移住する事を決めました。川内村は、ほとんどの家庭の方が畑を持っており、季節ごとにたくさんの新鮮な野菜を作っていらっしゃいます。川内村の畑で作られた野菜からは放射能は検出されていません。長年この土地で、ここの土で生活してきた方達が作った野菜はとてもおいしく立派で、みなさん惜しげもなく分け与えてくれます。瑞々しくて美味しくて、心をこめた野菜はご馳走でした。また、その野菜を使った漬物が本当に美味しくて、集会などがあると各家庭から持ち寄った漬物や手作りの食材(手作り味噌やお菓子、手作り化粧水やクリームなんかも)が並び、食べ比べをしたり作り方を聞き合ったりして、みなさんが川内村での生活を楽しまれているように感じました。一度は失われかけたここでの生活を、もう一度取り戻し、この地を愛しここの土を愛して暮らしている人達の生活を、私はとても愛おしいなぁと感じたのでした。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓残りあと5日福島県双葉郡川内村に、交流型民泊施設を作りたい!安価で子供宿泊無料!これからも様々なイベントを開催します!支援、応援よろしくお願いします! もっと見る
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