2021/03/31 15:00


クラウドファンディングにご参加くださった皆さま


大変ご無沙汰してしまいました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今年の3月11日、東日本大震災から10年が経って

思いもよらぬ環境の変化もあって

それぞれの想いを胸に迎えられた方も多かった

のではないかと思っています。


私自身はといえば、皆様になんとか3月11日までに

特典のお渡しを、、と準備していたのですが
今になってしまったこと、どうかお許しください。


*****


昨今のコロナ事情により映画界ではDVDや

パンフレットの送付等は極力避け、オンラインでの

受け渡しを行なっております。


プロデューサーとも話し合って、私たちも

動画・エッセイをオンラインにてお送りさせて

頂くことにいたしました。

(↑この設定に時間がかかったのです泣)


******


でも「やっぱりDVD、紙資料で欲しい!」

という方もいらっしゃるかと思いますので

その方はご遠慮なくご連絡くださいませ。


宛先:mic39cat@gmail.com 

タイトルにDVD・用紙に希望

本文:お名前・ご住所・お電話番号


*******

お待ちかね!? クラファン特典映像!


まず先にお楽しみ頂きたいのは舞台の模様をまとめた
こちらの映像です!

「mic、”徹子micの部屋”に出演!?」

「mic、”徹子micの部屋”に出演!?」

https://www.youtube.com/watch?v=_UZrXrFRhuA

(画像をクリックしても飛べますよ!)


*特典映像の限定公開youtubeゆえ転送はお控えください

*エンドロールのお名前は1万円の方のみです(^^)



******

さあエッセイ、スタート!

どうかお楽しみ頂けますように。

*先にDVDをご覧になって本編をお読み頂くのがおすすめです


<目次>

1:はじめに

2:石巻で出逢った方たち 

  矢口龍汰さん、三國裕子さん、小林四十さん

  石川光晴さん

3:さいごに

4:石巻公演をご覧くださったお客様からのコメント

5:おまけ(見てのお楽しみ!)


■はじめに


今、思えばどれほど幸せだっだろう

 


2019年11月2日、第4回いしのまき演劇祭。

2011年の東日本大震災以来、何度も何度も訪れた場所。

ボランティアから始まって、そこで出逢った人たちにただ会いたくて

まるで里帰りするように何度も訪れたもうひとつの故郷。

やっと念願の”役者”としてこの地を踏むことができた、あの嬉しさ。

石巻の劇場で、満員のお客様が笑って泣いてくださった

かけがえのないひととき。


あの時間があったからこそ

今の私があり、なんとか役者を続けられているのだと思う。



2019年11月2日に上演された

「ひとりコーラスライン(笑)!」石巻公演。


もしこれがこれが4か月後だったら、コロナの状況下で

間違いなく石巻に行くことはできなかった。


そして、そもそもクラウドファンディングでの

皆さんからのサポートがなければ実現できなかった。

改めて本当に恵まれていた。

その感謝を込めて

少しでも皆さんが石巻公演を追体験してくださればと

私が感じたアレコレを綴ってみたいと思う


どうか、ほっこり、お気に入りのドリンクやら

お酒片手に読んで頂けたら幸いです。


******



と、2020年の初めに書き始めていた。

しかし、事態がコロコロと変わり、コロコロが

コロコロしだした。


生活も気持ちもコロコロ、演劇をする・見ることが

普段の日常も日常じゃなくなった。


そんな状況で、クラファン特典のエッセイに

”3密”が当たり前だったあの石巻公演の様子を

楽しくレポートするという、それで果たして

いいのだろうかと私は立ち止まってしまった。


書き終えて

「あぁ、あの頃は楽しかったよね、そんな日が

また来るといいよね」みたいな感じで締めくくるのは

なんだかすごく切ない。


そしてキーボードを前に何も打てなくなってしまった。


これまでの私の仕事は全て3密で成り立っていた。

何をするにも目の前にお客様がいた。


というわけで


一気に仕事がなくなった(笑)

いや、もう笑うしかないくらい。


でも仲間やプロデューサーが声をかけてくれたり

リモートオーディションに受かったり

関係者のみ観客の舞台やオンライン生配信舞台への出演など、

結果、私はコロナの中でずっと芝居をし続けていた。




で、勢い余って年末にはふたり芝居公演

までやってしまった。



めっちゃやってるやん!


なんならいつもよりやってたんじゃないか(笑)


そして、皆さんをお待たせしたまま2021年が明けた。


その間、ずっとどうすればいいか心の隅で考えていた。

だんだん気持ちの整理もついてある想いが浮かんだ。


単に石巻で出逢った魅力的な方々をご紹介するのではなく

このコロナの中、その方々がどのように過ごされていたのか

お伝えすることで読んでくださる皆さんに

何か感じて頂けるのではないだろうか。



って、前置き長い!(笑)


■石巻で出会った方たち


クラウドファンディングにご参加くださった皆様には

私がどのような想いで石巻で公演したかったのか

お分かり頂けていると思う。


*もう一度おさらいしたい方は


⇨クラファンサイト

 https://camp-fire.jp/projects/view/193983



私たちの目指すゴールは、
第4回いしのまき演劇祭にて

「ひとりコーラスライン(笑)!」を上演し

震災から交流を続けてきたおじいちゃんおばあちゃんに

私の舞台を見てもらうこと。


ただ、それだけだった。


だったはずが、沢山の方々との素晴らしい出会いがあり

とんでもなくエキサイティングで豊かな旅になった。


前から石巻・牡鹿半島は私の第2の故郷と思っていたけれど

以前にも増して私は、石巻に行けば自信を持って

「ただいま!」と言えるだろう。


それくらい「おかえり」と言ってくれる

あったかい人たちに出会ったのだ。


◆矢口龍汰さん 〜東京暮らしから石巻へ〜



いしのまき演劇祭に参加させて頂ける事になったのは、

この方のおかげだ。

演劇祭の実行委員長であり、石巻劇場芸術協会代表、

まちのコンシェルジュほか、様々な 肩書きを持つ。

演劇祭にとどまらず、自ら音楽や演劇、アートの場を

作る企画「R」を主催(&主宰)し時にはエロな作品も放つ

やんちゃなお兄さんである。



石巻高校出身で、早稲田大学で演劇にのめり込んだ。

東京で演劇活動をしている中、震災をきっかけに石巻に帰郷し、

今やこの地の演劇や文化活動の中心人物となり

様々なスタイルで石巻を盛り上げている。


矢口さんの活動が取り上げられているインタビュー記事

ハグクミ NEXT HERO ISHINOMAKI



私に三國裕子さんと小林大介さんとの3組での出演を

提案してくれたのが矢口さんであり、出演に至るまでの

事務的なアレコレやチラシやWEBの制作、

会場のセッティングだけでなく、前日の夜にセットを

手作りするお手伝い(←その涙ぐましい準備は映像にも)から


美味しい料理が食べられるお店も紹介してもらったりと、

その言葉通り”何から何まで”お世話になった。


矢口さんが仕事で東京に来られる度に一緒によく飲んで
よく笑った(笑)。とにかく芝居の話が尽きなかった。

コロナになってすぐに”zoom飲み”もした。



↑一緒に参加したRメンバー



本公演で嬉しかったのが「ひとりコーラスライン(笑)!」

という作品を愛してくださったこと。

私が、”私のことを知らない石巻の方々の前で演じて果たして

喜んで頂けるのか”と不安がっていたところに

東京公演の映像を見て、「老若男女にきっと楽しんでもらえると思う」

と太鼓判を押してくださった。

三國先生率いる「うたたね.」や四十さんの作品も心から愛し、

まるでわが子のように関わり、それでいて楽しんでくれる。
だから携わる皆さんから愛されるのだと思う。

石巻にこんな風に演劇を、アーティストを愛してくださる方が

いるってなんて素敵なんだ。

まだ40前というのに「腰が痛い、あそこが痛い」と

時々つぶやいているけれど、どうか健康で長生きしてほしい。


◆龍汰さんの挑戦



そんな矢口さん、いや、やっぱりいつも読んでる下の名前にしよう。

龍汰(龍太と表記される場合も)さんはコロナになってまた

斬新な舞台を生み出した。その名も「ピーピングトム」”のぞき魔”

という意味が込められている。

ちょっとどなた?エッチなこと想像したの?あ、それ私、、。

が、決してR 15的な作品ではない。



〜概要〜

「アートギャラリー「石巻のキワマリ荘」内の一部屋「jugei」

で行われる、直径4センチほどの穴から覗き見る演劇。

4畳半の限られたスペースの展示部屋を壁で塞いで閉鎖し、

その中で4つの演劇作品を上演する。

観客は一公演につき一人。上演時間は数分。

観客はひと作品ひとり。英語にするとマンツーマン。

つまり演者は四畳半の中で芝居をして、それが4センチの穴から

たった一人の人間がのぞいているのである。


石巻日日新聞にも取材されて


うーんエロい!エロすぎる!(←私の妄想は続く)

映画「真木栗ノ穴」を思い出した。あれはたしか山本亜紀子さん

のホラー小説 『穴』が原作ではなかったか。

と私の妄想はさておき、たしかに観客1人なら3密にならない。

それどころか観客は今まで味わったことのない贅沢な

演劇体験をしただろう。


ストーリーの4つはどれもテイストが異なり、

観客はその数分間の贅沢を4粒味わえる。

こう聞くと見たくなりません?

なりますよね、ええなりますともさ。なんと見られるんですって。

オンライン配信もされていたというこの舞台、

本編とは別のスペシャル映像もつけてご覧頂けます。

龍汰さん、もうなんて太っ腹!


★ウィルチンソン (STREAMというページから)

https://www.willchinson.net/stream


コロナだからこそ思いつけたのか。

コロナより龍太さんのエロが勝利した企画である。

(だから真面目な作品なんだってばw)


◆龍汰さんの想い


僕は石巻は震災で一度文化を無くしたと思っています。

衣食住しか必要ない、という時期があった。

でも本当はそうじゃない、文化は必要ですって

言いたくて活動をしてきた。だからコロナ禍でも同じで

むしろそれを逆手に取りたいと思った。

そして石巻から発信したかった。オンラインで配信して

見てくれた人がこういうやり方もあるのかと

励まされてくれたらいいなと思った。

だからこそ、石巻の演劇人が出演する必要があると思った。

と語ってくださった。


◆コロナによる変化とこれから


今回のコロコロさんで演劇業界が大きく変わったこと

の一つに”舞台配信”があるだろう。

もちろん私は「舞台は劇場で!」派なのだが、

こうして地方の演劇人たちの作品をその地まで

行かずしても見られるようになったのは非常にありがたい。


コロナのせいで不自由なことばかりだけど

こんな良い進化も遂げていることは救いだ。


ちょっとマジメな話。

その配信でいうと、宮城県が舞台の配信に

対して補助金を出してくれるようになり

以前よりも文化と行政が一緒にやっていく体制

が整い始めたのだそう。


「今回なかなかお客様に届けられない現状を

目の当たりにした行政が動いてくれて

とてもやりやすくなったとも語ってくださった。


◆今後のふくらむ夢・野望



龍汰さんに、今後どんなことを考えているのか聞いてみると

「劇場作りたいんですよねえ。」と劇団●季なの!と
ツッコミそうな壮大な夢が返ってきた。


石巻で使わなくなった建物を改装して地域の人との

コミュニティスペースをも兼ねられるような場所を

作りたいという。この素敵すぎる構想は近々に龍汰さんの

サイト等で発表されるようなので是非お楽しみに!


主宰「R」HP https://www.r-ishinomaki.com

矢口龍汰さんFBhttps://www.facebook.com/ryuta.yaguchi.9


龍汰さんは外にもご自身のお仕事のひとつである

石巻コンシェルジュのyoutubeチャンネルを新設、

行政発のマジメな内容かと思いきや、

「デカ盛りメニューを食べつくせ!5階建てハンバーガー!?」

(笑)

他にもいろんな角度から石巻を楽しく知ることができるので、ぜひ!


石巻まちのコンシェルジュ

https://www.youtube.com/channel/UCUtPNeKXY77LBMGEBaLFuIQ



◆三國裕子さん



今回「R」として一緒に出演させて頂いた劇団「うたたね.」
(うたたねどっと)女優・演出家の三國裕子さん。
とにかく人間愛と演劇愛と猫愛に溢れ、

これまでの功績に奢ることなく、若輩者の私にも丁寧に

接してくださって、年下の役者や演出家とも積極的に

作品づくりを続けられる、これってスゴいことだと思う。


しかも酔ったらますます楽しくお喋りもハギレ良くて

打ち上げでもいっぱい笑わせて頂いた。


そんな裕子さんは、昭和40年代に芝居の世界に入り、

若いころは東京で柄本明さんや風間杜夫さんと共演したり、

つかこうへい作品に出演されていたという。
その後も研鑽を積まれNYにも2度演劇留学を果たし、

演劇の奥深さを学ぶ。このまま東京でご活躍かと思いきや

故郷の石巻に帰られるのである。


「芝居は都会だけのものではない」と石巻でパブを

経営しながら旗揚げの準備。

そして平成5年に一人芝居「うたたね」を立ち上げる。

夢見心地のふんわりしたとしたような気持ち良い空間を

つくり出してみたい」から「うたたね」と名付けられたという。

なんて裕子さんらしい、素敵なネーミングなんだ。

と書きつつも補足。裕子さんご自身は「夢見心地のふんわり」

とは別の顔を持ち、現実をしっかりと見据えた情熱的な

お芝居をされ、沢山のスタッフさんを束ね率いてゆく

パワーの持ち主だ。



今回の石巻演劇祭のオープニングイベントに参加した際

石巻の演劇史なるポスターが貼ってあったのだが

そこには「役者・演出家 三國裕子」の名前がずらり。

それだけ沢山の作品を石巻の方々に届けてこられてきた。

また子どもたちに夢を持って欲しいとの思いで

演劇を教える立場でもいらっしゃる。

つまりは石巻の演劇は三國裕子さん無しには語れない。

それは石巻市から表彰されるわけである。


 

◆コロナ禍ならではの作品に挑戦


そんな裕子さんに昨年はどんな風に過ごされていたのか

お聞きしてみた。東京とは感染者の違いはあったものの

その緊張感は石巻でも変わらず、最初の緊急事態は

ほとんど家を出ない暮らしをされていたという。

裕子さんにはご家族がいらして多くの演劇人が

そうであるようにご家庭の仕事もある。

懐かしい初めてお会いしたのは2019年の初秋

裕子さんには演出家のご主人とお年を召したご家族もおられ

色々と気遣うことも多かったという。

「ようやく震災から10年を迎えるって時にこんなことが、ねえ」

と開口一番こぼれたこの言葉が印象的だった。


震災とコロナはもちろん違う。


しかし、生活が制限され命が脅かされ、コミュニケーションも

取りづらく役者にとっては“生活”である「芝居」が

できなくなるという点では様々な困難を乗り越えてきた

裕子さんにとっても厳しい現実であったのでは

ないだろうか。



それから数か月が経って、芝居のレッスン等できない中で

教え子たちから「三國先生、何かやってもらえませんか?」

と連絡が。そこで裕子さんは考えた。小さな物語を書いて

パペットを手作りして人形劇を撮影。それに音楽家の方が

マンドリンで音楽をつけてくださって素敵な作品が誕生する。

それを生徒の皆さんにLINEで送ったりされたそうだ。

この時期、アーティストは誰もがお互い離れていても

一緒に作品を創る術を模索したが、ここでも温かい作品が

生まれていた。




ほどなくして、先ほどご紹介した龍太さんから「ピーピングトム」

出演のオファーが届く。裕子さんは快諾した。タイトルは「忌」。

震災後の老夫婦の物語で妻が夫の誕生日を

ささやかに祝う一日を描く、というストーリー。


数々の一人芝居や舞台を経験してきた裕子さんでも

さすがに1対1の”覗き見”舞台への出演は初めてだという。

なんかね、今まで感じたことのない緊張感だった。

たった一人に見られてるいうだけじゃなくて、

しかも4センチの穴から見られているっていうのがね、

ふつうは上手から下手までずらっとお客様が並んで

その席が何列もあって見られてるわけじゃない?


ううう、演じてみたい。改めて想像してもまたもや

ゾクゾクするのは私だけ? 

この体験は改めて観客だけでなく演者にとっても貴重だ。

ソーシャルディスタンスを精神的にぶっこわしていく試み。

アヴァンギャルド!


そしてこの上演で、龍汰さんは「のぞき見の兄ちゃん」

なる称号を授かったらしい(笑)


◆仙台で「咆哮」の再演が実現!


こちらは”いしのまき演劇祭”での様子こちらは”いしのまき演劇祭”での様子

こうしてベテラン女優の裕子さんが初めての体験を

されたその数ヶ月後、一昨年のいしのまき演劇祭で上演した

「咆哮」の再演を果たすことになる。

「仙台舞台芸術フォーラム」(東日本大震災後の舞台芸術に

焦点を当て、2019年度から3ヵ年にわたり開催する

プロジェクト)が2021年の1月~3月、仙台・石巻

そして福島で発表された作品の再演およびトークを開催。


昨年の上演を見た関係者の方から上演をオファー

されていたのだ。会場は仙台の演劇文化の中心地

「せんだい演劇工房10-BOX」。



行われたのは2021年2月7日。

オンライン生配信にて全国にも届けられた。

そこで集まった売上金はすべて

震災伝承団体である3.11みらいサポートさんに

寄付されたという。


河北新報の記事には本公演について

「震災から10年。「伝承演劇」という呼び方が

生まれた日となった」とし、キャストの渾身の演技の

模様がレポートされ「仙台のお客様ひとりひとりに

”何か”が伝わった」と締めくくられていた。

そう本作は受け継いで伝えられてゆくべき作品なのだと思う。

▼石巻かほくさんによる本公演に関しての掲載記事はこちら

https://kahoku.news/articles/20210220khn000045.html


裕子さんは「仙台に進出できたことが本当に嬉しかった。」

と仰っていた。個人的には東京でも上演した頂きたいな。


「仙台公演 中央は夫であり本作の脚本を書かれた文明さん」


 

◆裕子さんの愛情深さに触れられて


このようにこの1年近くの間で裕子さんは様々な演劇に

チャレンジされている。ご高齢のご家族もおられる中で

どれだけ気をつけていても感染リスクがないとは言えない。

それでもこうして様々な世代の方と混じって、

新たな試みに挑戦される姿は、月並みだけど

演劇への愛なのだなあと。

役者としての”性”なのだなあと。


そして若輩者の私が想像できないような

裕子さんのただならぬ想いがきっとあるのだと思う。


そんなご自身の大変な中にも、私の舞台のオンライン配信が

あるとご覧くださったり

FBに投稿すると励ましのコメントを入れてくださったり、

その温かな人間性に何度も勇気づけられた。

この場を借りて、裕子さん、ありがとうございます。



そして、映像でも皆さんに伝わったかと思うが

うたたね.のキャスト・スタッフの皆さん

あったかくて楽しくて最高です!


◆小林四十さん


今回、同じく東京から演劇祭に参加した

小林四十(よんじゅう)さんは石巻渡波ご出身。

一人芝居の時だけ四十さんというお名前で

ふだんは小林大介さんという名前で活動されている。

四十さんには昨年4月頃、お元気かしらとLINEしてみた。


いしのまき演劇祭のポスター


四十さんは役者活動と並行して介護のお仕事を

されているので、さぞかし大変なのではと心配だった。

お聞きすると実際の現場自体は大きな変化があることはなく

日々の仕事を粛々と全うされているとのこと。ほっ。


しかし、患者さんが高齢なので自分が感染して

移してしまわないかというプレッシャーは

常々あるとおっしゃっていた。


先日、約8ヶ月ぶりに、今度はお電話してみた。

お声を聞くと少しの懐かしさと親戚のお兄さんと

話せたような不思議な安心感。


現在の四十さんは、コロナになっても特に大きな

変わりはなく介護の仕事を続けていて

「感染させちゃいけないという気持ちは相変わらずある。

ただ、万全の対策はしているが以前ほどの緊張感は

薄れたかも」とおっしゃっていた。


そりゃそうだ。むしろあの3月、4月に味わった

緊張感が続いてたら心もカラダも持たない。

私だったら家で呑んだくれてあっという間にアル中一直線だ。



◆四十さんの新たな挑戦


四十さんのyoutube


そんな中、四十さんは昨年から新たなチャレンジをされた。

まずはyoutubeチャンネルを立ち上げ、

そこには一人芝居などの作品などが並ぶ。

と同時期にTwitterで毎日短い動画をアップ。

四十さんは2020年6月24日から毎日私たちに語りかけてる。

いやいや、毎日って大変ですよほんとに。


四十さんがご自身に課したルールは3つ。

1.人を傷つけるような事はツイートしない

2.エンターテイメント性は気にしない(続かなくなるから)

3.カッコつけない(余計カッコ悪いから)

(四十さんのtwitterより)


1分足らずの動画なのだが、その言葉どおり

カッコつけた四十さんは出て来ないし

エンタメ感は、、ない(笑)


でもその日常感が心地いい。

こういう男性は多少すっぴんでも、

髪の毛コテで巻いたりしてなくても

マスカラばっちりおめめで

上目づかいで喋らなくたって

それでも可愛いって言ってくれるんじゃないか。

違うのだろうか。

意外とそれとこれとは別だったりするのか。

いかん、私の脳内ひとりごとが漏れてしまった。

話を元に戻そう。



中には映画の話や思わず笑ってしまうもの

へええと思えるものもある。

時折ジーンとくるのもあって、ある回には

「悲しい時は逃げていい。」と語っていらして

この言葉はなんだか心に沁みた。

悲しいことがあると踏ん張ろうとするし、

大人なんだから向き合わなきゃって思ったりするけど、

でも時には逃げてもいいよね。

逃げてもどうせ追っかけてくるんだもの。

悲しみの風に真っ向から立ち向かわずとも

去って行くまで背中で受け止めて流してもいい。


小林四十さんYouTube

https://www.youtube.com/channel/UCzFAeLqt-3o12wmYQuULECw 


Twitter

https://twitter.com/IIqugKb3JkA5tfo

 

そして!

四十さんは今年4月にひとり芝居を上演されるという。

小林四十の一人芝居

『家族とコロナと』

2021.4/23(金)、24(土) @池袋シアターグリーン

コロナと共に暮らす。小林四十が思う、これが本当の「WITHコロナ」

チケットの予約、お問い合わせ

kobayashi.yonju@gmail.com


その時にTwitterやyoutubeを見てくれた新しいお客さんが

見に来てくれたらいいなと話してくださった。

私も、もちろん行きますよ、四十さん。

それにしても毎日、はやっぱりすごい。尊敬です。


ひとり芝居チームと龍汰さん


◆珈琲工房いしかわさん



さいごに映像には一瞬しかご登場されないのだが、

“珈琲工房いしかわ”の社長であり焙煎士の石川光晴さんを

ご紹介させて頂きたい。

(クラファンサイトのラストにご登場されているあの方!)


私が震災後、石巻に通い続けている中で出逢ったのが

“珈琲工房いしかわ”さんのコーヒーだった。



お土産屋さんに手軽に飲めるドリップパックがあったのを

購入して東京に戻って飲んだのだが「うんまーーい!!」


フレッシュで繊細な味わいの中に苦味と深み、、
しかも種類ごとにその味の趣が異なり、作り手の

こだわりが感じられ、そのパッケージも素敵で
その日から“珈琲工房いしかわ”さんのファンになった。



珈琲工房いしかわさんの工房は石巻市北村字という

石巻の駅からは遠い場所にあるのだが

JR石巻駅構内の「マンガッタンカフェ・えき」という

カフェで珈琲やスイーツを楽しめる。


そう、あの日はいしのまき演劇祭オープニングイベントが

終わって東京へ帰る電車に乗る前、

こちらのカフェで珈琲を飲んでいた。

スーツケースを持っていた私にスタッフさんが

話しかけてくださり「ここの珈琲が本当に好きで石巻に

来るたびに買って帰るんです」とお伝えしたところ

「あら、オーナーもうすぐ来ますよ!」とのこと。


「え!ほんとに!」なんて言うんだろう。サッカー好きの

少年が憧れのサッカー選手に会えるみたいな気持ち?

ドキドキしていたら本当に石川光晴社長が来られた!

お会いした瞬間、起立、直立不動。敬礼しそうになる。


あの味を作られるのだから、さぞかしこだわりの強い

職人気質の方かと思いきや、めちゃくちゃ気さくで

あったかくて楽しい方だった。



これから仙台に行かれるという。しかも同じ時刻発の電車で。

では一緒に乗って行きましょう、ということに。

え、こんなことってある? このまま脚本にしていいですか?

そこから約1時間、ずっと色んなお話をさせて頂いた。


石川さんは実は歯科技工士でいらして、ある時、

珈琲の焙煎に魅入られてコーヒーの世界へ。

喜んでくれるお客様の笑顔が嬉しくて会社まで立ち上げて

しまわれたのだそうだ。


そして、石巻が大好き。そこから離れる気持ちは全くないし、

むしろ石巻で勝負したいとおっしゃっていた。


初めてお会いしたその数十分後には一緒に電車に乗り、

車窓から流れる石巻の街並みを眺めながら、

石川さんの人生を聞かせてもらった。

石川さんはご自身の事だけでなく、私の話もいっぱい

聞いてくださった。

電車が仙台駅に到着した頃には、初対面とは思えないほど

距離は縮まってこんな書き方すると失礼かもしれないが

”仲良し”になっていた。


美味しかった〜!


仙台駅を降りると、JR仙台駅構内の支店に一緒に立ち寄り

最後には牛タン弁当まで買ってお見送りしてくださった(涙)


しかも「ひとりコーラスライン(笑)!」上演の翌日は

私だけでなくスタッフ全員に美味しい中華のランチコースを

ご馳走してくださったのである(号泣)。

しかも、私はビールまで飲ませて頂いた記憶が、、、。


◆コロナの中で東京のカフェを支援


月島レインボーカフェさん

嬉しいことにちょうどその頃から石川さんの珈琲が

東京、月島で飲めるようになっていた。

石巻地方を中心に東日本大震災の復興支援に取り組む

刺しゅう作家の星野真弓さんが、2019年秋、”被災地と

東京の架け橋になる場所をつくろう”と月島にカフェ

「レインボー」をオープン。

そのコーヒーを石川さんがプロデュースされたのだ。


このカフェには地元の方はもちろん東京に住みながら
石巻を愛する人たちが集う場所になったが

コロナの影響で4月には休業を決めるも自主休業だった為、

支援金はなし。7月にはテイクアウト中心で再開しお客様も

徐々に戻って来られたという。石川さんは「続けることが大事。

応援するから」と言って星野さんを励まし続け

「半分は自分の店のようなもの」と石巻から支援されている。


参考:毎日新聞 東日本大震災10年へ 

東京・月島 カフェ「RAINBOW」 被災地とつなぐ一杯

https://mainichi.jp/articles/20201011/ddm/010/040/036000c

 

◆クラファンの御礼は“珈琲工房いしかわ”さんの商品


今回の特典として1万円以上ご支援くださった方には

珈琲工房いしかわさんの商品をお送りさせて頂きます。

何が届くかはお楽しみに、、なのですが


お店にはコーヒーの外にも

深煎りコーヒーをようかんに練り込んだ“コーヒーようかん”


 ナッツにコーヒーと砂糖と塩をかけた”珈琲塩掛けミックスナッツ”



などのスイーツも販売されていて


どちらも甘すぎない大人の味で、びっくりするほど美味しい!

当たり前だけど、珈琲と絶妙にマッチする。
気になる方は通販でも購入できるのでぜひ試してみて。
もしお気に召さなかった方はご連絡頂ければ私が全額保証します。

それくらい自信を持ってオススメのお品なんです。


牡蠣を飴にしちゃってこれも美味しいの


そして、今回、皆さんにお送りする特典の商品を購入すべく

石川さんにお電話したところ

「micさんも大変なんでしょ。こっちで色々見繕って送るから。

好きなように使って。」と、翌日には珈琲パックなどの

石川さんセレクトがどっさり自宅に届いた。


もう、なんていうか、、言葉にならない(涙)。

その優しさに胸がつまった。


そう石巻では、こういう優しさを持っている方と沢山出逢った。

だから訪れるたび、あったかい気持ちになれるのかも知れない。


石川さんの優しさは珈琲の味もそう

実際、今回の石巻公演は前夜祭や後夜祭にも

参加したこともあり石巻には結果3度足を運んだりと

当初の予算設定からはオーバーしてしまったのも事実で。

本当には「そこはきちんとお支払いします」と言うべきを

甘えさせて頂いたこと、正直にお伝えします。

石川光晴社長、本当に本当にありがとうございました。

珈琲工房いしかわHP:https://monaca.biz

FB:https://www.facebook.com/coffee.isikawa/posts/1967775510205840/


◆さいごに

 

他にもIRORIというカフェで(映像にてご紹介)

石巻を盛り上げておられるカズさん(かつては東京暮らし)

石巻かほくという新聞でご取材くださった久野さん

私のインスタシネマ「女図鑑」石巻バージョンに出演

してくださった芝原弘さん(映像ご出演)

とにかく沢山の方にお世話になった。

石巻公演には、お世話になっている事務所の副社長が

親戚一同でかけつけてくださったり

ひとり舞台「カントリーロード石巻・牡鹿半島」で

脚本を“東北弁”に訳して音声を吹き込んでくださった

高橋和子さんも沢山のお友達と一緒にお越しくださった。

仙台に引っ越したお友達が子供を連れて見にきてくれた。


粟野晴香さん micチーム皆で一緒に飲めた 私はお酒、彼女はソフトドリンク(笑)

ささやかにに応援させて頂いている粟野蒲鉾店
ご家族のひとり粟野晴香さんにもお会いできた!
(笹かま、こちらまじ絶品!おすすめはバジルチーズ!)

 

震災当時の奮闘されていた日々を語ってくだ
さった小料理屋”鳥厚”の板前さんとの出逢いも


私たちの当初のゴールだった避難所で出会った

おじいちゃんおばあちゃんに見てもらうという目的

については映像でご覧頂けた通り、おばあちゃんが

娘さんお孫さんと一緒に来てくださって

本当に喜んで、涙まで流してくれた。

 大好きなおじいちゃんおばあちゃん

おじいちゃんは腰が悪くて来てもらうことは

叶わなかったが、後日DVDをお送りして自宅で

見てもらうことができた。

 

その後、娘さんから「おじいちゃんはmicちゃんの

ひとり芝居を見て、まあこんなしんどいことを一人で

やってるの。これは大変だねえ、大変だねえ。

と言っていたと教えてもらった。

もはや作品の感想ではなく、私の体を心配してくれてる

(泣笑)。


おふたりに見てもらえて本当によかった。

お孫ちゃんにも娘さんにも


役者とは1人よりも2人、100人、1000人

沢山の人に見てもらいたい欲張りな生き物だ。

 

でも、この気持ちはなんだろう。

「micちゃんの芝居が見たいよ」そう言ってくれる

おふたりにどうしても見てもらいたいって

この気持ちってなんなんだろう。

 

でも、いつも、よくわからない、

こうしたシンプルな衝動が私を作品づくりへと突き動かす。


ひとり見上げた石巻の三日月は忘れられない


今回の上演にあたっては

スタッフの皆が賛同してくれ、かなり無理してくれ
それを楽しんでもくれて感謝しかない。


ずっと一緒に舞台を作り続けている野島プロデューサーは

公演の翌日、東京・大阪公演とやってきて石巻公演が

一つの集大成として完結したかなと思った。

僕自身、石巻に来たのは震災以来だったけれど

復興している街並みを見ることができたこと

その一方で他の2作品を鑑賞して、この地震を経験された

人たちの心に今も残っているものを感じることが

できて、自分たちがどこまで寄り添えるのかわからないが

こうして来れて良かった。と語ってくれた。

 

ずっと音響を手がけてくれている

グルーヴあんちゃんとも来れて良かったと

心から言ってくれた。

しかも、あんちゃんは密かにクラウドファンディングに

参加してくれていたのだ。

それを知った私はその晩、ひとりで泣いた。


もう一度書く。

うん、本当に来れて良かった。

来させてもらえて良かった。

 

私は以前から石巻の方たちに何かできるとは

どうしても思えない。

 

むしろ優しくしてもらってばっかりだ。

 

私の作品をこんなに楽しんでくださるなんて。

 

何か有名作品に出演しているワケでも

知名度も何もない私の芝居を見ようと思ってくださり

 

何もない舞台でいっぱい想像力を働かせて

全身で受け止めていただいた。

 

これはやっぱりオンラインじゃできない。

映像をご覧頂けたら分かってもらえると思う。

 

あの場所に皆がいたから

あんなに温かい空気に包まれたひとときが生まれた。

私はあの一瞬のために役者をやっているのだと思う。

 

もちろん映像は映像ならではの、かけがえのない時間がある。

 


でも“3密”の、あの空間って

やっぱり生きてるって思う。生かされてるって思う。

 

 

どうかまた皆さんと会えますように。

 

クラウドファンディングにご参加くださった皆さま

本公演に関わってくださった皆さま

こんな体験をさせて頂けて

本当にありがとうございました。

 

まだこの状況は続きますが、どうかお体とお気持ちは

健やかな日々でありますよう。

 

感謝を込めて


いしのまき演劇祭 後夜祭にて


** 石巻公演にてお客様から頂いたご感想 **

 

・今回観ることができて本当に良かったです!

 久々に生の芝居でたくさん笑ってリフレッシュができました。

 タキさんの「明日を案ずることはない。今日を最後と思って

 生きなさい。」という言葉がとても心に染みました。(R様)


・笑ったり。ほろっとしたり、とっても楽しめました。

(曽根 史江様)


・一人何役も全身で演じ楽しかった。(のんちゃん様)


・楽しい~!Micさんこんなに楽しい方なんだ。演じているとはいえ

 本人が楽しい方じゃないとできないですネ!!(マム様)


・色々な変身をするので楽しかったし、感動もしました。

 とっても良かったです。(匿名希望様)


・とにかく楽しい!!セリフがおもしろくて、ずっと大笑いしました。

  大いに共感できるセリフ。鏡の前の様子も「あるある」で。

  すごいと思いました。(髙橋 和子様)


・とっても良かったです!(匿名希望様)


・micさんお顔小さくてカワイイ!! ダンスがそれぞれHIPHOP

 ジャズetcあり素晴らしかったです。(三浦 道子様)


・あっという間の時間でした。楽しかったです。(匿名希望様)


・おもしろい!の一言。宮城でmicのステージが見れるなんて感激!

 久しぶりにmicワールドにどっぷりはまれて・・・最高。

 サンキュー♥(匿名希望様)


・おもしろかったです。(匿名希望様)


・あっという間の時間でした。1人芝居でここまで面白いものが

 できるのかと感心しました。(山下様)


・おもしろかったです。勝手にどんな舞台なのか想像していましたが

 2時間あっという間でした。(匿名希望様)


・東京で見ることが出来ず残念でしたが、石巻でmicさんにお会いする

 ことが出来、ご縁を感じています。「ひとりコーラスライン(笑)」

 を石巻で開催してくださり、ありがとうございました!

 ひとりひとりのキャラクターの背景、進むにつれて引きこまれました。

 ありがとうございました!また石巻に来て下さい! (粟野 晴香様)


・とっても楽しませていただきました!!

 1人とはおもえないようなお芝居、感動しました。(髙橋 公成様)


・非常に面白かったです。また見たいと思いました。(髙橋 公平様)


・とてもおもしろかったです。震災前に石巻市民会館で見た

 ミュージカルのオムニバスの中にコーラスラインがあり、

 その時の思い出も感じられた。(匿名希望様)


・すごく面白かったです!micさん久しぶりに会えてうれしかったです!

 笑いあり涙あり。子どもたちがうるさくしてすいません!

「主婦なんて拍手されることなんてない」という台詞に

 めっちゃ共感しました!1人で6役、本当に別人のようでmicさんの

 表現力に心底感動しました!宮城に来てくれてありがとうー!

 (中田 更沙様)


・良かったです。良かったです。最高♥

 正直私は、この距離のこのような芝居は初めてです。

 石巻では色々演劇活動している人達がたくさんいると思うのですが

 なかなか見ることが出来ずにいました。

 今日micさんのひとり芝居を拝見して感動です。

 micさん最高、素敵、上手、上手、涙です。ひきこまれました。

(髙橋 礼子様)


・楽しかったです。(髙橋 公之介様)

・1人で6役以上をこなし、それぞれのキャラクターが生き生きとする

 楽しめる2時間でした。(岡部 栄二様)


・演劇祭トップバッターお疲れ様でした。

 今回だけではなく毎年参加お願いします!(B.B様)


・なぜこの芝居をやる事になったのか、というかチャレンジしたのかを

 知りたくなりました。長ゼリフどころか作品全部を覚えるとか

 ほんとにお疲れ様でした。(George様)




                         

おまけ!

Instagramで掲載中のインスタシネマ

micが様々な女を演じる「女図鑑」

石巻で2本撮影させて頂きました。

“311”を1ミリも彷彿させないシュールなコメディ

に仕上がっております(笑)

1分間の小さなドラマ、よかったらどうぞ

 

石巻であえてドラッグクィーン登場氷点下1度(笑)

出演:芝原弘&mic

演出・撮影:矢口龍汰

Vol.11:【る】流浪する女 in石巻

https://www.instagram.com/p/B6Sbo3bD2V8/?igshid=1mhskn835kgn8


Vol.12: 【を】おぼろげな月を見つめる女 in石巻

https://www.instagram.com/p/B6kWlf3jDKy/?igshid=dopf4lbck3k3

 

また、お逢いできる日まで   

どうかお元気で


mic より(2020年2月から役者名:美玖空(みくそら)になりました)