おむすび座の工事はいよいよ明日から。
まずは不要なところの解体や屋根瓦の葺き替えからスタートします。
おむすび座の敷地内には、以前お住まいだった方が大切に手入れしてきた庭木があるのですが、
解体作業に差し支えてしまうものもあり、これらを救うべく本日ブレーメンメンバー3名で移植実行しました。
作業前に三豊市のガーデンデザイナーの小笠原貴子さんに移植するために押さえるべきポイントをアドバイスしてもらって、さぁ開始。
まずは剪定から。
移植するためにいくらか根っこも切るんですが、水を吸う力が弱くなってしまうそうで、
葉っぱから蒸散する水分が多いと水枯れしてしまうので、蒸散しないように枝葉もたくさん剪定します。
剪定が終わったら、次は根っこまわりを掘っていきます。
これが一番地味にきつい仕事でした。。。
重機があれば簡単なのですが、資格も予算もない僕らは手作業。
でもね、さすが農家さんが所有していた建物だけあって、納屋にツルハシやスコップが残されていてフル活用で作業にあたりました。
根っこが外れたら、なるべく土を落とさないようにブルーシートに乗せて、あらかじめ穴を掘っていた移植場所まで移動します。
ガーデンデザイナーの小笠原さん曰く、いかに土を落とさずに移植できるかどうかがポイントだそう。
移動が終わったら土を入れて、たっぷりの水をやります。
これは、根っこの隙間までしっかり土が密着するようにするための水なので本当にたっぷりと。
土を落とさないこともそうですが、移植のポイントは根っこと土なのですね、小笠原先生!
最後の仕上げは、メネデール。
芽と根が出るからメネデールだそうです。
みんな覚えて帰ってね!
こちらを100倍に薄めてバケツ一杯ほど水やり。
2時間ほどで何とかオリーブの木とモミジの移植ができました。
おむすび座の工事が終わる頃には敷地内の別の場所に移動する予定。
枯れないように水やりしながら、工事に臨みたいと思います!
小笠原先生に感謝!!