先月30日(水)午前10時30分から、JA西条の髙橋和寿課長、七草部会の真木和親部会長のほか1人が愛媛県更生保護会の「ふれあい農園ひまわり」に来られ、七草の苗の提供を受け、その植え方や栽培方法などについて指導してくれました。
これは、来年1月6日(月)に、愛媛県更生保護会において、この度のクラウドファンディンによる事業として、地域の方々をお招きし、昼食会「ホゴちゃん・サラちゃん食堂」を開催して、「七草がゆ」などを食べていただく企画を進めていることから、その準備の一環として、指導に来てもらったものです。
お陰で、スーパーで売っている商品化された出来合いの七草で「七草がゆ」を作るのではなく、寮生たちに、七草の一つひとつに真心を込めて一から栽培してもらいたいという“夢”を実現する見通しが立ちました。
参加者は、JA西条の3人のほか、施設職員3人、寮生4人、元寮生1人、地元更生保護女性会7人、地域住民3人の合計21人で、真木部会長から、七草とその植え方などの説明を受けたあと、晴れ渡った秋空の下で、「こうやって植えればいいのかなぁ?」「ナズナって、ペンペン草のことじゃない?ねぇ、部会長さん!」などと、初めての苗を手にして興味深く楽しみながら、百食分に当たる「ゴギョウ」「ホトケノザ」「ハコベ」「スズナ」「スズシロ」「ナズナ」「セリ」を次々と植えていきました。
約1時間後には、気温管理のためにビニールをかぶせて「トンネルハウス」が出来上がり、見違えるほどの立派な農園となりました。
これから、寮生が毎日のように虫や菌などが発生していないかどうかを観察し、水やりをし、また、週末には更生保護女性会や地域住民の方々と一緒になって、「水管理」や「温度管理」などしっかり行って枯らさないように、また、病気を起こさせないように気を配りつつ栽培していきます。
なお、作業風景写真を次のとおり掲げますが、一番最初の写真は、今回の定植以前の農園状態を写した写真です。