初めまして、ドイツ6部SC kapellen Erft所属、元エスパルスユースの松本陸です。現在、ドイツのサッカーリーグに所属しているのですが、経済的な事情により日本で週6日アルバイトをしながら1日も早い渡独とプロサッカー選手になるという目標と夢を追い掛けています。
〜ここまでの経歴〜
1999年4月17日生まれ
2004〜2012 ヴィトーリア目黒
2012〜2015 東急レイエス
2015〜2018 清水エスパルスユース
2018〜 SC kapellen Erft(ドイツ)
私は4歳の頃からサッカーを始め、16年間サッカーに力を注いできました。小学生時代から私は仲間に恵まれ、最初に所属したヴィトーリア目黒では東京都大会優勝という結果を残すことが出来ました。また、個人では6年生の時に東京トレセンにも選出して頂きました。この頃は毎日夢中でボールを追い掛けているだけでしたが、ヴィトーリア目黒に通えたことが今の私の夢に繋がっています。
中学校に上がり、東急レイエスに。神奈川県大会で優勝し、関東大会に出場しました。中学時代はサッカーだけでなく学級委員を任されるなど、学校行事や勉学にも積極的に取り組むようになり、やるべきことは沢山ありましたが、家族やチームの方々に支えて頂き、サッカーでも学業でも充実した生活を送りました。
中学を卒業すると、清水エスパルスユースにスカウトされ入団。プロチームの育成組織という環境で、後にトップチームでプロになる滝裕太、平墳迅、伊藤研太らと共に刺激的な毎日を過ごしました。高校年代最高峰のプレミアリーグや全国大会出場を経験、それらの大会や日々の練習を通じて私のサッカースキルが磨かれたのはもちろん、チームやスタッフが一人の人間としてどうあるべきかを重んじる環境であった為、人として常に周りに感謝することを忘れずに、人としても大きく成長していることを実感できた高校生活でした。
また、15歳という年齢で親元を離れ、単身静岡に行ったことで、あらためて家族や友人のありがたみを大きく感じ、今に繋がる生活力や責任感が養われた一方、これまで以上に沢山の方々にお世話になった3年間でもありました。しかし、大好きなサッカーを4歳から今まで必死に打ち込んできて、人として成長していることを実感してきた反面、同じチームからプロになった仲間と同じ時間を過ごしてきた中で、徐々に現実も見え、プロサッカー選手になるという夢が決して簡単なものではないということを理解していきました。
〜ドイツに行くと決めた理由〜
小学生の頃から幼心ながら海外に対しての憧れを抱いていたのですが、決定的だったのはエスパルスユース時代に行ったドイツ遠征です。初めてドイツでプレーして、直感的にここでサッカーをやりたいという強いものを感じ、なんとなくな憧れだったものが確信、目標へと変わりました。その後、高校卒業後の進路を決めるにあたって、このまま日本の大学でサッカーをやってプロになれるのか?と『サッカー選手 松本陸』の立ち位置を考えたとき、頭に浮かんだのがドイツ遠征で感じた強い"直感"でした。そして家族や清水エスパルスのスタッフの方にも支えて頂き、SC kapellen Erftという6部リーグのチームでセミプロという扱いながら、憧れのドイツで"サッカー選手"として契約することが出来ました。
〜ドイツでの日々〜
ドイツや国外でプレーする日本人選手は年々増えていますが、現状どのような状況でプレーしているかはあまり知られていないと思います。今後国外でのプレーを希望してる人の為にも少しだけ現状を紹介させて頂きます。
あくまで私個人の感覚になってしまいますが、ピッチ内に関して言えば、体の大きい相手にパワーでまだ負けてしまうことはあります。しかし、自分の長所である技術では全く負けていないと思っています。そこが日本人の武器でもあると思うので、そこをいかにチームに合わせられるかがここでやっていく上では鍵になると思っています。ピッチ外、普段の生活はというと、私のチームは週4日で練習があります。日本では考えられないですが、試合の1日前の土曜日は練習が休みです。なぜかはわかりませんが、、、。
プレーする意外にも、現地に住む日本人の子どもたちに向けたサッカー教室を週3日で行っています。そして、最低限の生活ができるようにアルバイトをしながらドイツ語を勉強しています。セミプロという扱いなので、当然サッカーだけでは食べていけません。私のチームでは1番もらっている人で月に10万円くらいと言っていました。若い選手達は私と同じようにプロを目指して野心に燃えている選手もいますが、年齢が上がるにつれて小遣い稼ぎでやっている選手が増えていきます。そのような感じでもしっかりスポンサーが付いて給料を支払えるドイツサッカー界の環境はただただスゴいの一言です。
環境と言えば、私の所属する6部のチームであっても、試合や練習の時にはチームが全て用具を準備してくれていて、一人一人のロッカーに洗濯されたユニフォームが畳んで用意されています。
ドイツに行って、やはり1番の困難は言語に対するものでした。言葉の通じない相手に自分の意思を伝えられないもどかしさや、壁を感じてしまい辛さを感じることは確かにありました。でも今ではチームメイト達が本当に親身になって助けてくれたので、孤独感なく楽しくドイツで生活できています。本当に、感謝です。ちなみに、日本人の僕が覚えたてのドイツ語でギャグをやると、くだらないことでもめっちゃウケてくれます。笑
ドイツでの生活を通し、サッカー面でも私生活の面でも、高校時代に直感したドイツへの憧れが間違いではなかったと思いますし、幸せなサッカー生活を送れています。
〜クラウドファウンディングをする理由〜
1つは昨今の移民問題でドイツに移住するにはある程度の預金残高と、それを証明する書面がないとVISAが発給されず渡独できなくなったからです。
もう1つは私の家庭は母子家庭の3人兄弟で、とても裕福と言えるものではありません。また、高校三年生の妹は現在大学受験を迎えており、これからのことを考えると、これ以上母親に負担はかけられません。
そのことについてはドイツに行く前からずっと悩んでおり、夢か現実かで揺れましたが、やはり自分の中にある夢への想いが強く、夢を叶えることでの恩返しを本気でやってやろうと思っています。
今現在は日本に一時帰国し、1日でも早く再度ドイツへ渡航するために1日8時間のアルバイトを週6日でこなしていります。また、お世話になった小学校、中学校時代のチームの練習に参加するとともに、助っ人コーチとして子どもたちにサッカーを教えています。
ですが、やはり本心ではアルバイトの時間も使ってサッカーの練習をしたいというのが事実ですし、早くドイツに戻ってサッカーをしたいです。VISAの問題でいつお金を貯めてドイツに戻れるかもわからない私と契約を延長してくれているSC kapellenというチームの為にも。
そのために、どうか皆さんのお力を貸して頂きたいと思い、今回クラウドファンディングを利用させて頂くことになりました。
〜資金の使い道〜
クラウドファウンディングで集めさせて頂いた資金は、VISA発給、ドイツでの最初の生活費、渡航費などに遣わせて頂きます。1日でも早くドイツに戻りたいと思っています。よろしくお願いします。
〜将来の夢〜
まずは今のチームで活躍し、ドイツでステップアップし、プロサッカー選手としてこれまでお世話になった本当に多くの方々に恩返しすることです!
僕は本気で夢を追い掛けていきます!!!!
御支援宜しくお願いします。
また、今回経済的な御支援をお願いしていますが、もし金銭的なご支援は頂けなくても、このように頑張っているサッカー選手がいることを知って頂き、心のどこかで応援してくだされば幸いです。
長文読んでくださりありがとうございました!
頑張ります!!!!
〜今後のスケジュール〜
2019年9月 クラウドファンディング開始
2019年10月30日 クラウドファンディング終了
2019年11月 渡独、チーム合流
2020年7月 シーズン終了後に一時帰国。ユニフォーム等のリターン発送
最新の活動報告
もっと見る【清水•日本平へ】
2019/09/14 00:26クラウドファンディングを始めるにあたりすごく行きたかった場所に行って最高の雰囲気を感じてきました!絶対にこの最高の応援の中でプレーできるように頑張ります! もっと見る【感謝!!】
2019/09/13 14:35目標金額であった30万円をたった半日で達成できました!正直、驚いています。本当に皆様のお陰です。本当に本当にありがとうございます!!これまでもこれからも沢山の人に支えて頂いてることを痛感していると共に、あらためて頑張らなくてはと身が引き締まる思いでいます。目標金額を達成はできましたが、1日でも早く渡独するために今後も継続してご支援のお願いをして参ります。また、ご支援頂けなくてもこのようなサッカー選手がいることを知ってもらえればと思いますので、このページの告知にご協力よろしくお願いします!本当にありがとうございます!!松本陸 もっと見る
コメント
もっと見る