約17時間のフライトを終えて、無事にマニラに帰国しました。時差ボケ・睡眠不足・大会脱力感・寒暖差・ソーラン節の筋肉痛などの複合的な要素から、丸一日電源が切れたように眠ってしまいました。
世界トップの学生がグローバルな立場で話し合う環境、互いに影響しあえる状況下の中で、私はまた一つ自分を成長させる事ができました。
イェール大学にて行われた決勝大会では、世界82カ国から集まった千人以上もの学生の中から、金メダルを含む5個ものメダルをもぎ取りました。膨大な学習で眠れぬ日々の努力が、此処へきてようやく証明された事かと思います。
特に個人・小論文部門での受賞では『日本の歴史的視点からみた2019年イベント』というテーマを題材に、オリンピック・LGBTQ+活動・少子化問題等について綴っていきました。世界を知る日本人学生として発信した作品は、1000個以上もの中から銀メダルを取得しました。私だけにしかできない独自の考えにより個性を生み出せた内容かと思います。
又、総合テストでのサイエンスの個人賞の銀メダル、チーム総合での金メダルは他者からも絶賛でした!
メダルだけでなく世界を見てきた経験をもって、今大会に学校代表に誘ってもらえるようにアクションし、先生とコンタクトして計画、そしてクラウドファウンディング資金集め、勉強を重ねて大会でメダルを獲得…。これらの経験が未来へ突き進む私のベースとなりました。
フィリピンのメンバーに恵まれて、代え難い無国籍の愛情をいただきました。一緒に戦ったフィリピンで出会った友人たちは私を国籍を超えて招き入れてくれました。素晴らしさ、優しさ、高い教育、優秀で手厚いサポート、友情、真心があったことをご報告いたします!私たちチームは実際に様々な国のパスポートでした。フィリピン、アメリカ、スイス、韓国、インド、そして日本。国籍を超えて、皆が補完しあい、尊重、協力、ひとつになって挑んだことは、紛れもなく国際平和社会を築いています。その魂のルーツはもっとグローバルで、無国籍の精神でしょう。私は日本人としての誇りと他国との協調を胸に、国際的な人間に成長する未来を作っていきます。
会計報告はシステム手数料と入金、リターンの発送を完了してから掲載いたします。