10月31日、沖縄県のシンボルでもある首里城が大規模火災に見舞われました。
前回のプロジェクトで、
自身が主催の企画展「うろこのすきま3 -めぐる沖縄編-」を開催し
沖縄遠征の際に首里城へ行きました。
その際に、ずっと興味を持っていた美術工芸品を鑑賞したり茶室でお茶を頂くなど
自身の活動や作品に大きな影響を与えてくれるような素晴らしい経験が沢山できました。
ですがその工芸品を展示していた「南殿」や茶室のある「鎖之間(さすのま)」も
残念ながら消失してしまいました。
とてもショックで、今やっとこの文章をまとめることができました。
実は本プロジェクトのメイン作品に沖縄の美術工芸品である「紅型」の
模様要素を少し取り入れようかと考えております。
それを見た現地の方が、
ほんの少しでも沖縄のことを思い浮かべてくれたら、知ってくれたら嬉しいです。
そして、個展とアートフェアで作品が売れた場合、売り上げの一部を
様々な経験や知識を与えてくれた首里城の再建のため、寄付したいと考えております。
今の私にできることはこれくらいしかありませんが、
精一杯の想いです。